副業から本業へ!Amazon×自社ブランド販売で「会社に依存しない人生」を叶える完全ロードマップ

こちらのパーフェクトマニュアルでは、中国輸入OEMを実践していく上で、具体的な手順や販売ノウハウなどをテキスト形式でお伝えしていきます。

これから「Amazon×自社ブランド」販売をスタートする初心者の方、もしくは実践しているけど結果が出ていない中級者に向けた内容となります。

  1. 中国輸入準備編
      1. 中国輸入OEMに必要な初期費用
      2. Amazon出品用アカウント作成に必要なもの
          1. 本人確認証を準備
          2. 連絡できる電話番号
          3. ビジネス用メールアドレス
          4. 利用できるクレジットカード
          5. 銀行口座番号
          6. 顔写真付き身分証明書
          7. 過去180 日以内のガス・電気・水道などの明細書
      3. アカウント停止にならないために
      4. Amazon出品アカウントの作成
        1. Amazon出品用アカウント登録においての注意点
      5. 中国輸入は大口出品がお勧め
      6. 出品許可申請について
        1. カテゴリー規制の出品申請
      7. 中国輸入で使うと便利なツールと拡張機能
        1. Chromeの拡張機能
        2. AMAZON.CO.JP 検索 & 右クリック
        3. 楽天なぞり検索
        4. ランキング表示:Amz superman seller tool
        5. Google 翻訳
        6. キーワードゲッター:サジェスト抽出
        7. 画像キャプチャソフト Rapture
        8. 1688AliPrice(アリプライス)検索
        9. 「DELTA tracer」デルタトレーサー
        10. ChatGPT
  2. OEMリサーチ編
      1. Amazonランキングからリサーチ
      2. キーワードからリサーチ
      3. .市場リサーチ
        1. 市場規模の確認方法
        2. 参入可能な7つの判断基準
        3. 国内メーカーの販売価格を確認
        4. 販売価格は2,000~3,000円以上が望ましい
        5. 全体的に競合が弱い
        6. 同じ商品が出品されていない
        7. 純利益で一個あたり500円以上確保(広告費含め)
      4. 競合リサーチ
        1. 強い商品ページのチェック
          1. 画像が作り込まれている
          2. レビューの件数や質が高い
          3. コメント内容
        2. 商品紹介コンテンツを使っている
        3. 商品ページの作成日
        4. 弱い商品ページのチェック
          1. レビューの件数や質が低い
          2. 画像が作り込まれていない
          3. 商品説明文がわかりにくい
          4. 商品紹介コンテンツが使われていない
      5. サンプルの確認~本発注
  3. 相乗り対策(独占販売編)
      1. プライベートブランド品の出品について
      2. ライバルの相乗りを防ぐ方法
        1. タグ作成について
        2. パッケージ戦略
      3. セット販売戦略
      4. ロゴ作成戦略
  4. 販売編(準備)
      1. JANコード取得方法について
        1. なぜJANコードを取得するのか?
        2. JANコード免除申請の手順
        3. JANコードの取得方法
        4. JANコードの作り方
      2. Amazon新規カタログ作成
        1. 新規出品の手順
        2. カテゴリー規制の出品申請
        3. 重要情報の入力
        4. 出品情報を入力
          1. 画像の選択
          2. 説明文の入力
          3. キーワードの入力
          4. 詳細の入力
      3. 新規出品登録時のエラーコード「5665」解除方法について
        1. テクニカルサポートにエラー内容を連絡する
        2. ブランド名or 商品画像を送付する
        3. 提出した画像が却下される原因
      4. 代行業者からFBA直送について
        1. FBA直送とは
        2. 商品資料提出
        3. FBA直送の手順
      5. 輸入禁止や規制商品とは
        1. 輸入禁止商品
        2. ワシントン条約によって輸入禁止されているもの
        3. 薬事法によって輸入禁止されているもの
        4. 銃砲刀剣類所持等取締法
        5. 販売しないほうがいい危険な商品
        6. Amazon 販売で特に注意すること
  5. 仕入れ(発注編)
      1. アリババとは
      2. アリババの検索方法
        1. ①AliPriceアリプライス
        2. ②キーワード検索
        3. ③画像を使った検索
      3. 商品タイトルから単語を抜き出して翻訳して検索
      4. タオバオで検索してみる
      5. Googleの画像検索を使って商品画像から探す
      6. Google香港の画像検索
      7. Baibuを使った画像検索
      8. カテゴリー検索の方法
      9. 優良な工場の選定ポイント
        1. 写真で確認するべきポイント
        2. 優良ショップの判断基準
          1. ショップレビューの評価
          2. 優良ショップマーク
      10. 中国輸入で利益率を計算する方法とは
        1. 利益計算の公式とは
        2. 代行費用について
        3. 国際配送料について
        4. 関税・消費税について
        5. 利益を上げるには
      11. 輸入代行業者について
        1. 中国輸入代行業者を選ぶ基準
          1. 送料の安さ
          2. 代行手数料
          3. メールのレスポンスの速さ
          4. 検品の質
          5. FBA対応
          6. OEM対応
      12. おすすめの代行業者と料金の比較
        1. ダイコー輸入.com
        2. イーウーパスポート
        3. イーウーマート
        4. ヲヲフェニックス
        5. シーレル
        6. ラクマート
        7. 代行業者別月額料金比較
      13. 国際発送について
        1. 国際発送とは
        2. 国際送料の計算方法とは?
      14. 船便のメリット
      15. 船便のデメリット
      16. 船便で安く送る方法
      17. 航空便のメリット
      18. 航空便のデメリット
      19. 国際送料を安くするために意識すること
  6. 販売戦略編
    1. 魅力的な商品画像の作成
    2. 商品説明文を工夫する
    3. アクセスを集める為に広告運用をおこなう
      1. スポンサープロダクト広告とは
      2. スポンサープロダクト広告の設定方法
      3. 入札戦略
      4. 広告グループ
      5. 商品ターゲティング
      6. 除外設定
      7. 広告の効果的な活用方法とは
        1. 赤字覚悟で広告費を使っていく
      8. ターゲティングの掛け方と期間について
      9. マニュアルターゲティングを活用するタイミング
      10. 関連性の高いキーワードを設定
      11. 入札額や予算の設定
      12. 広告費の請求について
      13. 広告のデータ確認と分析方法
      14. 広告レポート作成時の注意点
      15. 広告レポートを活用するメリット
        1. 広告の効果を把握できるので改善できる
        2. 商品ページの改善で売上向上に役立つこともできる
      16. 広告の目的
    4. クーポンを使ってお得感を出す
    5. 販売価格の設定
    6. 商品紹介コンテンツの活用方法
      1. 商品紹介コンテンツ作成方法
      2. 商品紹介コンテンツの効果を最大限に上げる方法
    7. カスタマーレビューの効率的な集め方について
      1. Amazon で評価レビューを増やす方法とは
        1. 注意することとは

中国輸入準備編

 

中国輸入OEMに必要な初期費用

中国輸入OEMを実践する上で、せどりや転売と違って仕入れ原価以外に、輸入経費というものが掛かってきます。

一般的に中国の代行業者に買い付けを依頼して(発注〜納品まで)の作業を外注化するという流れがほとんどです。

輸入経費が掛かってくるのですが、

・代行手数料5%~8%
・国際送料、中国内送料(発注数によって変動)
・消費税・関税など

実際に仕入れてみないと正確な数値はわかりません。

それに加えて、

・JANコード取得
・画像作成
・パッケージやOPP袋などの作成
・広告費

といった費用も必要になってきます。

資金はあればあるほど良いですが販売する商品ややり方によって必要な資金は異なってきますが、僕のやり方では資金を最小限に抑えて取り組める方法をお伝えしています。

最低でも30~50万円の資金を用意できればOEMビジネスを始めることができます。

 

Amazon出品用アカウント作成に必要なもの

Amazonで販売する場合は出品用のアカウントを登録しなければなりません。どんな手順で作成するのかを解説していきます。

本人確認証を準備

行政機関発行の顔写真が付いている身分証明書を用意します。
運転免許証やパスポートなどが良いでしょう。

・過去180日以内のガス
・電気
・水道などの明細書
・ビジネス専用のメールアドレス
・連絡できる電話番号
・利用できるクレジットカード(デビットカードでも可能)
・売上金の振込先の銀行口座番号

(インターネット環境の準備)
インターネットの環境が整っていないと販売ができません。スマホでは作業効率が良くないのでパソコンのほうが望ましいです。

 

連絡できる電話番号

アカウントを取得するときには電話での認証があります。
そのため携帯か固定電話の番号が必要になりますので用意しましょう。

無料で取得できる「SMARTalk」はスマホの通話料を安くするIP電話アプリですが、「050」の番号で発着信が可能です。

電話番号をプライベートとビジネスで使い分けたい方やAmazonのストアフロントに個人情報を載せるのが不安という方でも簡単にIP電話を取得することができるのでお勧めです。

(※対応端末)
iOS12以上
Android 5.0以上

となっていますので、ご確認ください。

 

ビジネス用メールアドレス

サインインするときにはメールアドレスとパスワードが必要になります。お知らせなども受け取るためのアドレスになります。

 

利用できるクレジットカード


大口出品の月間登録料は4,900円(税別)が掛かります。
その支払いのためにクレジットカードが必要です。

売り上げから手数料を差し引かれた後の入金額が 4,900円(税別)を下回ると差額が請求されます。
小口出品の場合は月間登録料は無料になります。

クレジットカードが作成できない場合は、『デビットカード』というのがあります。

デビットカードは誰でも作成することができるので、審査もなく、
口座から使用した分の金額が引き落としとなります。

クレジットカードが作れない場合は、
デビットカードで新規アカウント登録をしましょう。

 

銀行口座番号

売上金を入金する為の銀行カードを用意する必要があります。
ネットバンキングなども使用できます。

ただ、プライベートで使っている口座を登録すると、ごちゃごちゃになって管理がしにくいという難点があります。

Amazonからの入金はAmazonだけの銀行口座を用意した方が確定申告の際もスムーズに進めていくことができるのでお勧めです。

顔写真付き身分証明書

顔写真が入っている運転免許証かパスポートを提示する必要があります。
身分証に記載されている氏名がセラーセントラルに登録する情報と一致していなければなりません。
(期限が切れていない身分証限定です)
そのほかにも規定があるためチェックが必要です。

 

過去180 日以内のガス・電気・水道などの明細書

クレジットカードの明細書やネットバンキングの明細書、預金取引の明細書、残高証明書などどれかが必要になります。いずれも180日以内に発行されたものです。

アカウント停止にならないために

セラーセントラルにログインする際は、必ず固定のWi-Fiを使用しましょう。

公共Wi-Fiなどでログインした場合、過去にアカウント停止になった、IP アドレス、口座番号、住所が紐づけされてしまう危険性があるので注意が必要です。

 

Amazon出品アカウントの作成

登録の手順は、普段お使いのインターネットブラウザで、

1. 「Amazonで売る」
https://sell.amazon.co.jp/

と検索してさっそく始めるをクリックします。

2. Amazon アカウントを作成をクリックすると「名前、メールアドレス、パスワード」を設定し次へをクリックします。

登録したメールアドレス宛に確認コードが届きます。そのコードを入力してアカウント作成をクリックします。

3. 「法人」、「個人・個人事業主」を選び、事業所の所在地を選択して氏名を入力します。

 

「法人」、「個人・個人事業主」のいずれかを選びます。その場合ローマ字で入力します。

4.同意して続行するをクリックします。

5 出品者情報を入力して保存してから登録するマーケットプレイスを選択します。

 

6.クレジットカードの情報を入力していきます。

 

ここで登録したクレジットカードから月額登録料4,900円(税別)を支払うことになります。
デビットカードでも問題ありません。

7.次にストア情報を入力します。(あとで修正も可能です)

ストア名は出品者ページの販売元の箇所です。

 

8.本人確認を提出し、添付できたら送信をクリックします。

本人確認は次のいずれかの書類が必要です。

・身分証明書1 部
・過去180 日以内に発行された各種取引明細書1 部

 

【身分証明書1部】

主な注意点は下記のとおりです。

・名前がセラーセントラルに登録する情報と一致している
・顔写真が入っている
・スマホで撮影した画像またはスキャンデータ

(ファイル形式png、tiff、tif、jpg、jpeg、pd)
いずれかになります。

【過去180 日以内に発行された各種取引明細書1部】

・クレジットカード利用明細
・インターネットバンキング取引明細
・預金通帳

条件として過去180日以内に発行された各種取引明細書になります。

 

 

9,ビデオ審査(導入されたばかりで試験的に開始)

Amazonの担当者とビデオ通話による面談のようなものです。

予約制になっている為、事前に希望日を伝える必要があります。

僕がアカウント開設した2018年の頃はビデオ審査などはなく、ここ最近必要になってきました。

ビデオ審査の手順について簡単にお伝えしていきます。

・平日10時から17時30分の間で30分刻みで予約をすることができますので、事前に希望の時間を伝えます。

・Amazonからビデオ面談の案内メールが届くので通話に参加をクリックします。

・ビデオ審査開始

・本人確認のためフルネームとメールアドレスを伝える。

・運転免許証の裏表を顔に近づけて写真撮影

・数時間後に審査結果の通知が届く。

ざっくりですが、このような流れになります。

(準備しておくもの)
・メールアドレス
・身分証明書(運転免許証、パスポート、写真付き住民基本台帳カード、在留カード)

(ビデオ面談の疑問点と解答例)

・ビデオ面談の予約について
→平日10時から17時30分の間で30分刻みで予約が可能

・端末について
PC、スマホ(PCにはカメラとマイクが必要)
面談当日はセラーセントラルにログイン→Amazon Chaimというアプリで行います。

 

・本人確認書類について
次のいずれかを用意する必要があります。

・身分証明書(運転免許証、パスポート、写真付き住民基本台帳カード、在留カード)

・取引明細書
クレジットカードの利用明細書、インターネットバンキング取引明細、預金通帳の取引明細書、残高証明書)

預金通帳とインターネットバンキングの取引明細書は直近180日以内の取引履歴のものに限ります。

 

・面談時間について
不備などがない限りスムーズに行くと5~10分で面談は完了します。

サポートが必要な場合
ご不明な点がございましたら、下記Amazon テクニカルサポートにお問い合わせください。
https://sellercentral.amazon.com/cu/contact-us

Amazon出品用アカウント登録においての注意点

マーケットプレイスの登録画面で、恐らく下記のような国をチェックする項目が出てくると思うのですが、日本のマーケットプレイスのみで販売する場合は赤枠の(北米とヨーロッパ)チェックを外して次に進めていきましょう。

日本以外の国を外さずに登録してしまうと各国ごとに毎月のAmazon大口出品の手数料「月額料金4,900円(税抜)」が引かれる場合があります。

また、他国をチェックしたまま登録してしまうとグローバルセリングの解約手続きも面倒なので十分に注意が必要です。

万が一、日本以外の国も登録してしまった場合は、セラーセントラル、トップページの赤枠の箇所、解約したい国を選択して、言語は「日本語」でオッケーです。

次にヘルプをクリックして、

 

「さらにサポートが必要ですか?」サポートを受けるを選択します。

「Amazon出品サービス」という項目をクリックします。

説明の欄に「グローバルセリング解約」と入れて頂き、アカウント閉鎖をチェックします。

すると、「アカウントの解約をリクエストする」という項目が出てきますので、こちらを選択して「次へ」をクリックしましょう。

これで解約手続きは完了になります。

 

中国輸入は大口出品がお勧め

Amazonで商品を販売するにはアカウント作成が必須です。

登録の種類では、

・大口出品サービス
・小口出品サービス

の2つの出品形態があります。

小口出品は月額料金がかかりませんが、
基本成約料が成約商品1点につき100円かかります。

大口出品は月額利用料が毎月4,900円税別(5,043円)かかります。

月に50点以上販売しないのであれば、
小口出品のほうがお得に感じるかもしれませんが、中国輸入では大口出品をお勧めします。

理由としては、

・販売できるカテゴリー制限がない
・新規出品登録ができる

中国輸入では販売していくカテゴリーや商品数を多く扱うことになってきます。
また、新規出品登録をおこない商品を販売していくので、大口出品が必須になります。

大口と小口の違いについては下記を参考にどうぞ。

https://sellercentral.amazon.co.jp/help/hub/reference/64491?ref=efph_64491_cont_641&locale=ja-JP

 

 

出品許可申請について

Amazonで出品許可が必要なのは商品の安全性確保のためです。出品制限と呼び、出品制限を解除する「出品許可申請」が必要になります。

申請はカテゴリーごとに申請します。審査に通らないと商品が販売できません。

オリジナルブランドで販売できる条件としてはカテゴリーによって、Amazonの規約があります。
まずは以下のヘルプを参考にしていただければと思います。


https://sellercentral.amazon.co.jp/help/hub/reference/external/G2N3GKE5SGSHWYRZ

中国輸入を取り組んでいく上で取り扱う商品によってAmazonの出品許可が必要なカテゴリーがあります。

・服&ファッション小物
・シューズ&バッグ
・ジュエリー
・ペット用品
・時計
・ヘルス&ビューティー
・コスメ
・食品&飲料

上記のカテゴリーは出品申請許可が必要になってきますので、申請しておくことをオススメします。

「製品コード免除の許可申請」をしていなければ「JAN」なしで登録することが出来ません。

JANコードとは、国内で販売されている商品管理コードのことです。

GTIN(Global Trade Item Number)は、「どの事業者の、どの商品か」を表す国際標準の商品識別コードですが、日本国内においてはJANコード(JapaneseArticleNumber)とも呼ばれています。

JANとGTINに違いはなく同じものです。

ですので、すでに国内で販売されている、もしくは出品予定の同カテゴリの商品から、出品を許可してもらう申請を行います。

国内商品で申請しておくと、あとから輸入品を扱っても再申請など必要ありません。

カテゴリー規制の出品申請

1.セラーセントラルにログイン→「カタログ」→「商品登録」をクリックします。

 

2.出品したい商品名やJANコード、ASINを入力します。

「ASIN」とはAmazonが制定した商品の識別番号のことです。

下記、商品ページに記載されている箇所になります。

例えば、「服&ファッション小物」のカテゴリーを出品したい場合は検索窓にファッションなど入力するか、左のカテゴリー、一覧から選びましょう。

 

3.該当する商品を検索すると「出品許可を申請」というのがあるのでクリックします。

 

 

4.「出品許可申請」をクリックして申請手続きを始めます。

 

 

Amazon独自の審査になるので場合によっては通らないケースもあります。

その場合は、メーカーや問屋が発行した請求書を提出できれば問題なく販売できますが、店舗せどりで仕入れた商品は請求書を用意することができないので諦めるしかありません。

オンラインの問屋さんですと、下記のサイトから請求書を発行することもできるみたいなので、参考にしてみてください。

国内最大級の商品掲載数|問屋・卸売・卸・仕入れ専門サイト【NETSEA】
商品数230万点、卸問屋数4,700社、バイヤー数52万社!日本最大級の問屋・卸売・卸・仕入れ専門サイトNETSEA(ネッシー)があなたの「売りたい!買いたい!」をお手伝いします。

提出が必要な書類は、

  • 商品の購入に対してメーカーまたは卸業者が発行した請求書1通以上
  • 商品の販売を許可するブランドからの書類1通

となります。

出品制限解除で提出する「商品の購入に対してメーカーまたは卸業者が発行した請求書1通以上」の書類を提出する場合は『合計10点以上の購入を表示』というのが条件となっています。

もし申請が通らなければ、10点分の購入費用が無駄になってしまうリスクもありますので、低単価の商品(1個100円程度)を購入することをお勧めします。

出品制限解除については、セラーアカウントごとによって制限の内容が異なりますので、一度上記の手順に沿って出品許可申請をおこなってみましょう。

 

中国輸入で使うと便利なツールと拡張機能

Chromeの拡張機能

PCでインターネットにアクセスする際は、インターネットエクスプローラーやSafariを使っている方が多いと思います。

しかし、これらのブラウザは動作が遅いこともあり、またリサーチを効率化するための拡張機能を使うことができないので、あまりお勧めしません。

こちらからダウンロードできます。
Googlechrome

(Google Chromeの拡張機能を追加する方法) 

 

AMAZON.CO.JP 検索 & 右クリック
AMAZON.CO.JP 検索 & 右クリック - Chrome ウェブストア
AMAZON.CO.JP 検索 & 右クリック - Right Click Direct Search

調べたいキーワードをコピーして右クリック→「AMAZON.CO.JP 検索 & 右クリック」 すると、一瞬にしてAmazonページで検索できます。

 

楽天なぞり検索

他のサイトを見ている場合、わざわざ Amazon サイトから検索する必要がなくなるので、 時間短縮できます。

なぞり検索 for 楽天市場
右クリック拡張機能です。なぞり検索で楽天市場にジャンプできます。

こちらもキーワードをコピーして右クリックすると楽天ページで商品を表示してくれます。

 

ランキング表示:Amz superman seller tool
Amz superman seller tool - Chrome ウェブストア
Amz superman seller tool. Speed up your research with keyboard shortcuts

この拡張機能を入れておくと「大カテゴリー」、「小カテゴリー」それぞれ商品のランキングを表示してくれるので、市場規模を確認できるので役立ちます。

 

Google 翻訳


https://translate.google.co.jp/?hl=ja

中国輸入では、一般的にアリババというサイトから商品を仕入れていきます。
中国語を日本語に翻訳したり、リサーチの際にかなり重宝します。

中国語に変換したいキーワードをなぞって右クリックから「Google翻訳」を選びます。
すると、下記のように文字を翻訳してくれます。

キーワードゲッター:サジェスト抽出
キーワードゲッター - Chrome ウェブストア
Amazon上でサジェストされるキーワードをワンクリックで抽出します。

広告や商品ページ作成の際にサジェストからキーワードを拾って設定していきます。

Amazonの検索窓の該当する商品のキーワードを入力すると、右側に「キーワード抽出」が表示されます。

こちらをクリックしますと、商品と関連性の高いサジェストキーワードを表示してくれます。

検索窓にキーワードを入力すると、サジェストキーワードを表示してくれるのですが、数が限られてきます。

キーワード抽出を使うことで、さらに多くのキーワードを見つけることができます。
コピーをクリックして、ノートなどにまとめて使うこともできます。

このキーワードを商品説明文や商品タイトル(SEO 対策)や広告運用の際に活用してみて下 さい。

このように関連性の高いキーワードから深掘りすることも可能です。

 

画像キャプチャソフト Rapture

画像を一瞬でキャプチャできる無料ソフトです。

Raptureの詳細情報 : Vector ソフトを探す!
画面の一部をすばやくキャプチャ そのまま付箋のように使える

Raptureを追加する画像を比較する際に使ったり、動画などもキャプチャできるので便利です。

 

1688AliPrice(アリプライス)検索
アリババの画像検索 - Chrome ウェブストア
アリババ、アリエクスプレス、タオバオ、1688などで類似商品を画像で検索

拡張機能の追加は以下の手順です。

予めブラウザはChromeをインストールして下さい。

AliPrice検索をダウンロードしましたら、『Chromeに追加』をクリックします。

『拡張機能を追加』をクリックすると、AliPriceのインストールが完了します。

こちらの拡張機能を使うことで、中国輸入の商品リサーチをする際に超効率化することが可能です。

画像を使ってリサーチする際は画像を1度保存してアリババで検索するというのが一般的でした。

例えば、
「気になる商品を検索→画像を保存→アリババで画像検索」画像を1度保存しなければならない手間を省くことができるので、そんな悩みを一瞬にして解決してくれます。

 

「DELTA tracer」デルタトレーサー

こちらからダウンロードできます。

Chrome Web Store
Add new features to your browser and personalize your browsing experience.

価格の変動、ランキングの変動など確認することができますし、またFBA料金シミュレーターに一瞬でジャンプすることができます。

このように競合の分析や利益計算が可能になります。

今回は中国輸入を実践していく上で便利な拡張機能をご紹介しました。 全て無料で使うことができるので、ぜひ活用して効率よくリサーチしていきましょう。

ChatGPT

ChatGPTを利用すれば、どんな質問にも答えてくれます。

今では物販ビジネスでChatGPTを使うことは主流になっています。
例えば、商品説明やキャッチフレーズ、商品画像の作成方法、LP構成の案、差別化の方法、レビュー分析など質問すれば詳しく教えてくれます。

 

 

 

 

OEMリサーチ編

 

中国輸入OEMのリサーチ方法は特別難しいものではなく、正しい方向性で取り組んでいくことで、利益商品が必ず見つかっていきます。

僕が普段おこなっているリサーチは次の2つのパターンです。

Amazonランキングからリサーチ
・キーワードからリサーチ

 

Amazonランキングからリサーチ

ではランキングリサーチのやり方を説明していきます。

検索窓のプルダウンから大カテゴリーを選択します。

今回は「服・シューズ・バッグ・腕時計」のカテゴリーで進めていきます。

 

続いて、「バッグ・シューズ」⇒「メンズバッグ・財布」⇒「ショルダーバック」を選択します。

 

このように、リサーチする際は小カテゴリーまで徹底的に絞り込みます。

なぜ、このように小カテゴリーまで絞り込む必要があるのか?

と言いますと、顧客のニーズとランキングに表示されている商品が異なってくるからです。

例えば、
ショルダーバックとトートバックでは、

売上の市場規模が変わってきますし、購買層もそれぞれ違ってきます。

大カテゴリ→「メンズバック・財布」→「ショルダーバック」という小カテゴリまで絞り込むと、ショルダーバックで売れている1~100位までの売れ筋ランキングが見れます。


このランキング上位の商品から売れている商品の特徴(デザイン、機能性)や、なぜこの商品は売れているのか、といったことを顧客ニーズなどから分析していきます。

 

キーワードからリサーチ

 

試しに「ショルダーバック」で検索してみます。

 

赤枠のスポンサーと表示されている箇所は「スポンサープロダクト広告」を使って販売している出品者です。

その下から表示されている商品は良く売れているものが左側から順番に表示されています。

なぜ、売れ筋ランキングと検索した場合の商品が異なるのかと言うと、ランキングはたくさん売れると一時的にランキング上位に表示されるからです。

キーワードで検索した場合に上位表示される商品は安定的に売れているのはもちろんですが、商品ページに適切なキーワードを設定していたり、商品レビューが良ければAmazon検索エンジン(SEO)に有利に働きやすくなります。

ほとんどのお客さんはキーワードから商品を検索して購入します。

市場規模を確認する場合は、売れ筋ランキングだけで判断せずに最終的にキーワードで検索してライバルを分析していきましょう。

 

キーワードで効率良くリサーチする方法はセラースプライトの「キーワードリサーチ」を使って関連キーワードを探すこともできます。

キーワードリサーチは、実際にAmazonで売れている需要の高いキーワードを見つけるための機能です。

これは、「売れ筋商品」を把握したい場合に役立つのでリサーチの際は、ぜひ活用していきましょう。

セラースプライトのトップ画面から「キーワードリサーチ」を選択します。

国を「日本」に設定し、詳細項目を自由に入力できます。
リサーチ結果画面はキーワードマイニングと似ており、トレンドグラフも把握可能です。

不慣れなうちは左上の「プリセットモード」で自動設定するのもおすすめです。

「人気市場」「検索急上昇市場」「潜在市場」「トレンド市場」など市場ごとに見やすい仕様になっているので、初心者の方でも簡単にリサーチすることができます。

初心者さんであれば月間検索数は、 この時も「3000〜15000 」件くらいを目安としてリサーチしていくのがお勧めです。

カテゴリーによって異なってくるのですが、おおよそ月間100〜300個程度は売れる市場です。

 

需要の高いキーワードを確認した後は、逆引きリサーチでライバル商品の関連性の高いキーワード確認していきましょう。

 

.市場リサーチ

まず、リサーチの基本としては、販売したい商品の市場でどのくらいの利益が得られるか、
といった売上規模を確認していきます。

初心者や資金が潤沢ではないかたは(Amazonで市場規模が大きすぎず小さすぎない(20~50万円程度の規模)を選定していくことを推奨しています。

何故かというと月間売上50万円未満の市場を基準値にすれば、
比較的、ライバルも少ないですし強いライバルがいないからです。

市場規模が大きくなればなるほど強いライバルが参入しているので、資金力が重要になってきます。

また仮に商品が順調に売れるようになってきた場合、資金が少なければ在庫の発注ができなくなる問題も出てくるからです。

実績のある中級者や資金が潤沢にある方であれば、月間50万~100万円以上の市場を狙っていくのも良いですが、初心者さんがいきなり市場規模が大きいところに参入するのはリスクが高いと言えます。

ちなみに目安としたは月間売上の規模が20~50万円であれば、月間検索数はおおよそ「3000~15000」くらいですので、

1日あたり3~5個くらい売れる市場になります。

市場規模の確認方法

OEMのリサーチでは、
ライバル商品の販売個数はどのくらい売れているのか?
月間売上はどのくらいなのか?

を計測する必要があります。

その為、セラースプライトの「キーワードリサーチ」を使えば、そのキーワードに対して市場規模を計測することがわかりましたね。

もう1つの方法としては、セラースプライトの「販売数予測」を使って市場規模を確認することもできます。

つまり、ランキングをしっかりと確認することです。

ランキングを把握することで、その市場の売り上げ規模を知ることができるからです。

セラースプライトにログイン→トップページのタブ、「フリーツール」→「販売数予測」から売上規模を確認していきましょう。

「BSR販売数予測」を選択して調べたいカテゴリーを確認していきましょう。

BSR販売数予測には大カテゴリーのランキングを入力します。

商品ページの下のほうにスクロールすると登録情報を確認できます。

ライバル商品の大カテゴリーのランキングを確認していくという方法です。

下記はペット用品のカテゴリーランキングを確認していますが、

ペット用品のカテゴリー10000位ですと、

・1日の販売数:8個
・月間販売数:229個

というのが確認できました。

販売単価3,000円で販売した場合、

3,000(販売単価)×229個(月間販売数)=687,000円

ランキングを把握することで、その市場の売り上げ規模を知ることができるからです。

しかし、こちらのツールを使ったからと言って100%正確な数値を計測することはできないので目安として活用していきましょう。

そこで、手動にはなりますがライバル(ベンチマーク商品)の在庫追跡をすることで、その商品の月間売上(市場規模)を正確に測ることが可能になります。

ライバルセラーの在庫数の変動を一定期間メモを取って確認するだけです。

ライバルの在庫数の確認方法は以下の手順です。

数量を選択してみると、こちらの在庫数は全部で13個というのがわかりますね。

続いて、下記の商品を確認してみます。

このように30個以上の在庫数を持っていても、表示されるのは30個までになっています。

1度30個全ての在庫をカートに入れましょう。

次に「カートに移動」をクリックして在庫数を「999」と入力して更新をかけるとトータルの在庫数が確認できました。

こちらのライバルの在庫数は「34個」というのがわかりますね。

 

例えば、
9月1日の在庫数が「34個」で、
9月11日に確認した場合、「4個」なら、
10日間で「1日に3個は売れている」
ということが判断できます。

10日で30個売れているのがわかりますね。

・1日あたりの販売数:30個 ÷ 10日 = 約3個
・1ヶ月の販売数:3個 × 30日 = 約90個

販売価格が2980円と仮定して1ヶ月に90個売れている場合、

1ヶ月の売上額:90個 × 2980円 = 268,200円

1ヶ月でおおよそ268,200円の月間売上ということが判断できました。

 

在庫数を計測する際は必ず同じ時間帯(9:00時に確認した場合、翌日の9:00時)に確認しましょう。

そして、できるだけ毎日在庫数をチェックしてください。

なぜなら、正確な数値を測れない場合があるからです。

例えば、

9月9日に10個在庫補充したと過程すると、

10日間の販売数:34個 + 10個 - 4個 = 40個

・1日あたりの販売数:40個 ÷ 7日 = 5個
1ヶ月分の販売数:5個 × 30日 = 約150個
・1ヶ月の売上額:150個 × 2980円 = 約447000円

このことから在庫数を毎日チェックしていないと10個在庫補充した場合、正確には40個販売しているところを30個と勘違いしてしまうケースがあるので、一定期間内は在庫追跡を毎日同じ時間に確認していきましょう。

セラースプライトの機能や使い方は下記の記事を参考にどうぞ。
↓↓↓

セラースプライトの無料版は使えるのか?有料プランとの違いやお勧め機能を解説します。
今回は、セラースプライトの無料版と有料プランの違いやリサーチの際に役立つお勧め機能をお伝えします。 Amazonで自社ブランド商品を販売していく上で、市場規模の分析や競合リサーチ、キーワード選定(SEO対策)が重要になってきます。…

 

 

参入可能な7つの判断基準

僕が普段リサーチの際に狙っている市場に参入できるかの7つの判断基準をお伝えしていきます。

✅国内メーカーの販売価格を確認
✅市場価格は2000~3000円以上が望ましい
✅全体的に競合が弱い
✅同じ商品が出品されていない✅純利益で一個あたり500円以上確保(広告費含め)

 

国内メーカーの販売価格を確認

例えば参入するカテゴリーで、国内メーカーの相場が2000円程度だとしたら、
中国製では2000円以上で販売するのは厳しいかな?というような判断をしましょう。

というのは、国内メーカーより高く販売した所で、やはり売れにくいからです。

しかし、国内メーカーが存在しているからと言って、そのカテゴリーに参入する事は問題は
ありません。(※ブランド品はお客様層が異なるので問題ないです。)

しかし、新規出品する場合、中国商品を販売している出品者だけでなく国内メーカーもライバルになるので注意しておきましょう。

リサーチする際のポイントは国内メーカーと中国商品の価格差がどのくらいあるのか、というのを意識して市場価格を確認していきましょう。

 

販売価格は2,000~3,000円以上が望ましい

原価にもよって異なってきますが2,000円~3,000円以上の商品を狙っていかなければ手元の利益が残りにくいので妥協せずこのくらいの売価を狙っていきましょう。

新商品をリリースしたばかりの商品は検索順位が低い状態から販売するので、広告費を使って商品ページを露出する必要があります。

ただ、(Amazonスポンサープロダクト広告)をかけても最初は必ずと言ってもいいほど赤字になりますので、長期的に安定した利益を得るためには販売実績を上げていくしかありません。

だからこそ広告費で利益が残らない。ってことにならないようにリサーチの段階で最低限2000~3000円以上の市場を狙っていくことが重要です。

 

全体的に競合が弱い

例えば、メンズバック→ショルダーバックをリサーチする場合、用途や機能面が異なります。

・縦型バック
・ボストンバッグ
・ミニバック

バックの素材ですと、

・レザー
・ナイロン
・サコッシュ
・キャンバス

というように、小カテゴリーの中から更に用途や機能面をわけることができます。

いざ販売したけど売れない。という失敗のリスクを最小限に減らすにはここまで詳細に絞り込む必要があります。

例えば、

縦型バック→相場 2000〜3000 円
ボストンバッグ→相場 3000〜4000 円
ミニバック→相場 2000〜2500円

レザー系→(ライバル強いし、かなり売れている)
キャンバス生地→(ライバル弱い)

これから参入しようと考えている同タイプの商品ページの画像、レビュー数、商品説明文、ページ作成日から総合的に判断していきます。
(ライバルの強さの判断は、後ほど、競合リサーチで詳しく解説していきます)

 

同じ商品が出品されていない

出品する予定の商品をキーワードで検索した時に全く同じ商品ページ(新規出品)がどれくらいあるか。

確認方法としては「キーワードで検索」した際に同じ商品が多くても、ライバルのページが弱ければ参入のチャンスです。
(レビュー件数、商品タイトル、説明文、画像など)

また、出品登録情報(ブラウズノード)やレコメンド(関連商品)から確認し、そのカテゴリー内で同じ商品がどれだけ出品されているのか確認できます。

出品者の商品ページ内の下側から登録情報を確認できます。

そのカテゴリーに参入する最終的な決めては、上記に挙げたライバルの商品ページよりもどこかで上回る場合と利益がしっかり取れるのか、ということを重要視することが大切です。

しっかりと画像のクオリティーや説明文、レビューなど確認して総合的に判断していきましょう。

純利益で一個あたり500円以上確保(広告費含め)

新規リリースする際は、スポンサープロダクト広告を使っていくので、単利で500円以下だと広告負けしてしまいジリ貧になります。

例えば、

・販売価格2500円

・仕入れ原価(代行手数料・国際送料を含む)900円

・Amazon手数料700円

販売価格2500円-仕入れ原価900円-Amazon手数料700円=900円

仮に、広告費400円→(クリック単価40円で、広告10回クリックされて1個購入)された場合、

利益額900円-広告費400円=500円(利益率20%)

広告費を差し引いた後の最終的な利益率は最低限20%は必ず確保しておきましょう。

仕⼊れ原価は販売価格の40%以下くらいに抑えておくのが良いです。

利益から逆算して、おおよそで良いので見積りを計算することで、どのくらいの利益を得られるのか把握することができます。

 

競合リサーチ

では、競合リサーチについてお伝えしていきたいと思います。

上位表示されている商品やランキング、レコメンド(関連商品)からライバルをチェックして差別化しても勝てるのか?
ということを考えていきましょう。

レコメンドとは、『この商品を買った人は、こんな商品も買っています』という箇所になります。

↓↓↓

 

強い商品ページのチェック

強い商品ページとは、

・画像が作り込まれている
・レビュー件数や質が高い
・商品タイトルを意識している
・商品説明文も簡潔に分かりやすい
・商品紹介コンテンツを使っている
・ページ作成日

ライバルの商品ページから、上記5つの条件をどれか上回ることができると判断した場合は参入の余地があります。

画像が作り込まれている

作り込まれている画像というのは下記のような商品画像になります。

しっかりと商品の機能性など訴求ができています。

これから、簡易OEMに取り組む初心者の方はお手本となる画像なので、参考にしておきましょう。

駄目なパターンとしては白背景に商品画像を、ただ貼り付けたみたいなものでない限り、全く問題ありません。

 

レビューの件数や質が高い

僕がリサーチの際に目安としているレビューの判断基準は次の通りです。

・レビュー平均値:3.8未満
・レビュー獲得数:500件未満
・コメント内容:

レビューの件数やコメント内容というのは、商品購入の一番の決めてになります。

・レビュー平均値3.8未満

レビュー平均値は商品ページの「★マーク」にカーソルを合わせると確認できます。

レビュー平均値が3.8未満ですと★マークは4つになります。

 

・レビュー獲得数:500件未満

レビュー件数は★マークの横に表示されている数になります。
下記はウエストポーチの市場ですが、レビュー件数がほとんどないことがわかりますね。

つまりレビューだけで言うと、ライバルが弱いので参入のチャンスがあります。
もちろんレビューだけでなく前述したとおり、4つの市場選定基準から総合的に判断していきましょう。

・国内メーカーの販売価格を確認
・販売価格は2000~2500円以上が望ましい
・強い商品ページを確認
・同じ商品を販売している出品者を確認

 

コメント内容

ライバルの商品が品質に対しての悪いコメント内容が多ければ、類似品などの出品は避けた方が無難ですね。

もちろん全く同じ商品でも工場によって品質が異なるので、サンプルをそれぞれ確認して判断していきましょう。

実際に品質が良い商品はお客様から良いコメントをいただける確率は高くなります。

注意点としては悪いレビューの内容が商品に対してなのか、それとも配送の問題なのか? によって、参入できる判断が変わってきます。

僕は悪いレビューが配送問題の場合は気にせず参入しています。

商品に対して悪いレビューですと、その物に対して何かしらの欠点があるということが判断できますよね。

品質が悪い、破れやすいなど、色々原因はあります。
なので、商品に対して悪いレビューが多い類似商品は出品しないようにしましょう。

 

(商品タイトルを意識している)

商品名のタイトルはAmazon検索エンジン(SEO)に最も左右される箇所になります。

Amazonの検索エンジンは「タイトル先頭のキーワード」を上位表示する傾向があるので、狙いたいメインキーワードから左詰めで設定をしていきます。

例えば、下記の商品のメインキーワードは「ショルダーバックメンズ」ですね。

 

ということは、商品タイトルの順番はブランド名の後に「ショルダーバックメンズ」を1番左詰めに設定するということになります。

(良い例◎)
ブランド名+ショルダーバック メンズ 大容量 カバン 人気

(悪い例×)
ブランド名+大容量 ショルダーバックメンズ 人気 カバン

悪い例としては、1番左から「大容量」ショルダーバックの順番となっています。

ショルダーバックが欲しい人は、

「ショルダーバック」というキーワードで検索していきますよね。

なんとなく、イメージを掴めたでしょうか?

悪い例で挙げた商品タイトルはライバルが弱いと判断できると言えます。

 

 

 

(商品説明文も簡潔に分かりやすい)

商品説明文を詳細に伝えることが、購入の決め手となる重要な箇所になります。

ランキングの良い商品で良く売れているページの説明文を参考にするのが良いでしょう。
商品説明文で、意識しておくとよい5 つのポイントをお伝えします。

↓↓
・長々とした説明文よりもシンプルで分かりやすくする
・発送方法や返品保証など不安な要素を明記する
・商品のこだわりポイントや容量などの詳細をアピールする
・サイズ、対象年齢なども記載する
・キーワードを意識する

上記の内容を簡潔な表現にして伝えていきましょう。

逆に参考にしてはいけない商品説明文は、

・商品スペックや魅力的な要素が記載されていない
・説明文がごちゃごちゃしていて分かりにくい
・返金保証などの記載がない

商品スペックはサイズや容量の部分なので、この記載がないと、用途が分からないので売
れにくいです。

また、商品説明文にも検索キーワードを意識することで、SEOに強くなると言えます。
なるべく入れるようにしてください。

売れやすくする為のコツはお客様が求めている内容を説明文に盛り込み、プラスαキーワ
ードを意識していくことが重要です。

商品紹介コンテンツを使っている

商品紹介コンテンツ(Aプラスという呼ばれ方もします)はLPみたいなイメージを持っていただくとわかりやすいと思います。

いわゆるランディングページと言われるもので、ユーザーの購買意欲をより強く引き上げることに特化した縦長のレイアウトのページのことを指します。

一目でどんな商品なのか、という特徴を詰め込んだ1つのページです。

 

上記は5枚の画像を使って、商品紹介コンテンツを作成していますがパターンがいくつか用意されているので、お好きなモジュール(構成)を選択することができます。

商品紹介コンテンツについては下記の特典ページで詳しく解説しています。

↓↓↓

特典
特典商品紹介コンテンツの活用方法Amazon における商品紹介コンテンツの活用術とおすすめのモジュールを紹介します。新規出品する上で、紹介コンテンツを使って上位表示を狙い売上を最大化する為に役立つ内容は以下の通りです。・モジュールの種類とお...

商品説明文では伝えきれなかった要素をコンテンツの紹介文に明記していくのはもちろんですが、説明文と被っても問題はありません。

短すぎず長すぎず、伝えたい訴求ポイントを簡潔に分かりやすく内容をまとめましょう。

商品画像同様にコンテンツも作り込む必要があります。

僕は、作成してもらった商品画像をモジュールに合わせたサイズにリサイズしてもらったりデザインを組み合わせて使っています。

そうすると、デザイナーに依頼した際にコンテンツ用に新たに画像を作成することもないので、費用を抑えることができます。

 

コンテンツの効果を上げるポイントとしては、

・購入層に合わせた訴求を考える
・紹介文はだらだら長すぎないこと
・画像はデザイナーに依頼すること

上記の内容を意識して作成していきましょう。

売れている出品者の構成を参考にしたり、ちょっとした工夫をするだけで、ライバルと差が付き売上アップに繋がることは間違いありません。

 

商品ページの作成日

 

商品ページの作成日からライバルの強さが判断できます。

例えば、2020年に作成したものよりも2022年に作成したページの方がカタログは最新になります。

もちろん商品ページが古いものばかりでもライバルが強い商品ページとは一概には言えないので、
直近で売れているのか、
強い商品ページはどのくらいあるのか。

など、全体的にチェックしていきましょう。

商品ページが古いものばかりで直近でもしっかり売れているけど、商品ページが弱い場合は逆にチャンスだったりします。

作成日の確認方法は、商品ページの下のほうに登録情報という箇所があります。

 

「Amazon.co.jpでの取り扱い開始日」に記載されている「2022/6/16」が作成日になります。

 

 

弱い商品ページのチェック

逆に弱いページは、

・レビューの件数や質が低い
・画像が作り込まれていない
・商品説明文がわかりにくい
・商品紹介コンテンツが使われていない

 

レビューの件数や質が低い

下記のような、低評価の割合が高いとその商品ページは弱いと判断して良いでしょう。


Amazon では 5段階の評価から選ぶことができます。

・高い評価:星4つ〜5つ

・普通の評価:星3つ

・低い評価: 星2つから星1つ

「普通の評価」では星3つとなっていますが、Amazonではマイナス評価と判断されてしまいます。

よって、マイナス評価が高い商品レビューは信頼性に欠けていると判断されるため商品も売れにくくなるのは確かです。

悪いレビューが多い商品ページは一度、レビューに対してのコメントを確認しましょう。

例えば、
悪いレビューの内容が商品に対してなのか、
それとも配送の問題なのか?

によって、参入できる判断が変わってきます。

僕は、悪いレビューが配送問題の場合は気にせず参入しています。

ですが、よっぽど条件が良くない限りは同じ商品を扱わないので、あまりレビューは気にする必要はありませんが1つの判断基準として覚えておきましょう。

商品に対して悪いレビューが多い類似商品は出品しないようにしましょう。

 

画像が作り込まれていない

下記の画像は先程の画像と比べて、画像のデザインを工夫していないのがわかりますね。

このように画像とレビューである程度ライバルの商品ページの強さが確認できます。

しかし、画像を作り込んでいないからと言って、売れていない訳ではないので、パッと見て判断するのはやめましょう。

カテゴリーの規模が大きく、売上が作れる場合、ライバルの商品ページが上記に挙げた条件を満たしてないものばかりですと参入のチャンスです。

 

商品説明文がわかりにくい

商品の魅力や特徴を伝えたりする部分になります。
商品の仕様は、5行のうち1項目100文字以内の制限があります。

 

↓↓

(NGな例)

商品の仕様を5行きっちりと使って伝えていないので、非常にもったいないです。

他にはこだわりポイントや保証のことを伝えると尚良いですね。

 

(僕が実際に使用している商品説明文はこちら)

↓↓↓

重要性が高い内容を商品仕様で簡潔に伝えることが大切です。

商品紹介コンテンツが使われていない

売上を作っていく上で商品選定が基本となってくるのは当然のことですが、画像や紹介コンテンツの作成が非常に重要になってきます。

よって、ランディングページのように商品をターゲットにアピールすることができますので、売上アップに繋がると言えます。

コンテンツを利用していないセラーは販売力が低いと判断して良いでしょう。

サンプルの確認~本発注

上記4つの条件を満たすことができれば、いよいよ商品を仕入れていきます。

出品候補の商品が決まったらサンプル品を取り寄せていきましょう。

・サンプル品を発注して実物確認(サイズや品質など
・品質が良ければテスト販売(2~3個から販売してみる)
・売れ行きが良ければ本発注

まずはテスト販売(2~3個)程度販売してみて売れ行きが良ければ本発注(30~50個)していきましょう。

その為のテスト販売なので、売れなくても1つの商品に固執せずにどんどん新規リリースしていくことが売上を作る最短の近道です。

 

 

相乗り対策(独占販売編)

 

プライベートブランド販売では独自のカタログを作成して独占販売できる手法になります。

そこでライバルの参入を防ぐためにカテゴリーによって相乗り対策が異なってきます。

Amazonではカテゴリーごとによってプライベートブランド(相乗り対策)の規約が異なるので、条件を満たした場合にオリジナル商品として販売できるようになります。

まずはご自身が取り扱う商材を決めた上で相乗り対策をおこなっていく必要があります。

そこで、僕が初心者さんに最初の入り口として推奨しているカテゴリーは紙タグを付けることで、簡単にオリジナルブランドとして販売することができるアパレル商材(全般)になります。

 

プライベートブランド品の出品について

自社で製造していないノーブランド品に対し、何らかのオリジナル性を加え独自のプライベートブランド品として出品する際は、以下の事項を遵守くださいますようお願いいたします。

a)ブランド名またはブランドロゴを商品本体または商品のパッケージに印字または刻印する。
b)a)が明確に確認できる画像を登録する。
c)商品名にブランド名を記載する。
d)ブランド名欄に該当ブランド名を登録する。

これらの条件を満たしていない場合は、プライベートブランドとして認められないので、例え(出品者から相乗り)されても何も対処できなくなります。

Amazonでプライベートブランド販売の条件を満たすことができれば、独自カタログに相乗り出品してはいけない規約がありますので独占販売が可能となります。

Amazonでは商品ページと全く同じ商品を出品しなければならないという規約があるからです。

 

ライバルの相乗りを防ぐ方法

では、プライベートブランドの条件を満たした上で相乗りされにくい独占販売の方法をお伝えしていきます。

・ブランドタグ戦略
・パッケージ戦略
・セット販売戦略
・ロゴ印字戦略

一般的に受注生産やタグ・パッケージの入れ替えなどは輸入代行業者に依頼しておこなっていきますので、もし生産する上で条件にマッチしている工場が見つかれば、まずは代行業者に相談をしてみましょう。

・ブランドタグ戦略

初心者でも簡単に取り組めて資金を抑えつつ相乗り対策をおこなえる手法はブランド名の入った紙タグを取り付けて新規出品するやり方があります。

下記の中国サイト1688.comでタグを安く仕入れることができます。

ただ1回目の紙タグ作成は日本で作ることを推奨しています。

初回から中国で作ると粗悪品などが出来あがる場合があるので、日本で作ったものを中国の代行業者に送って2回目から中国でタグを量産したほうが失敗のリスクも減りますしコスト削減に繋がります。

ただ、Amazonの規約でも記載している通りにタグ付けで販売できる条件は、

・服&ファッション
シューズ&バック
・ホビーカテゴリーの「コスプレ商品」
ベビー&マタニティストアなどにある衣類商材」です。

要は衣類やバックなどの商材になります。

(↓服・ファッション小物の商品登録ガイドライン)

商品登録ガイドライン

ですので、上記に挙げたカテゴリーに分類される商品以外にタグを付けて販売しても、
Amazonの規約でタグ付けで販売できる条件は、
「服・ファッション小物」と、他のカテゴリーの衣類商材のみになりますので、相乗り出品は可能ということです。

新規出品する場合には出品するカテゴリー規約はしっかりと確認しておきましょう。

詳細:商品登録規約

下記は実際にタグ取り付けの画像です。

この状態にすることで出品者1人(プライベートブランド販売)ができます。

ほとんどの場合、商品に下げ札(紙タグ)を付けて販売していくのですが、衣類に縫い付けることもできます。

ただ、縫い付けになると紙タグよりもコストや手間がかかるので、まずは簡単に取り組めるタグの取り付けをおすすめします。

最も簡単にプライベートブランド商品として販売できる手法になります。

タグ作成について

タグ作成の手順としては、国内のプリント業者へ依頼をしていきます。

1.クラウドワークスやココナラのデザイナーに依頼してブランドロゴを作る(AI データファイルを準備する)
2.プリント業者に作成してもらう

ロゴ作成であれば、ココナラやクラウドワークスで3,000円程度で募集をしています。

ココナラ
クラウドワークス

データは(AI,JPG)両方必要です。(AI は業者とのやりとりで必ず使います)
ブランドロゴのデータを準備しましたら最後にプリント作成業者に依頼してブランドタグを作ってもらいましょう。

(プリント業者)
https://www.adprint.jp/
https://www.megaprint.jp/

完成したタグは中国の輸入代行業者に依頼すれば取り付けから納品までおこなってもらえるので、あとは販売まで待つだけになります。

 

パッケージ戦略

オリジナルパッケージの戦略については、パッケージにブランド名を印字した物に入れ替えるだけで、オリジナル商品として販売することが可能になります。

下記の商品はアリババで「包装盒」と検索したものですが、このようにパッケージや箱が表示されますので、実際に仕入れてみましょう。

例えば、衣類が入っているパッケージ袋をオリジナル化したい場合は、元々のパッケージと入れ替えるだけなので簡単に取り組むことができます。

パッケージを変えるだけですと、オリジナリティーは出せますが、相乗り対策として不十分なので、ブランド名をパッケージに印字してオリジナル販売していきましょう。

 

・パッケージ作成をアリババに依頼する方法

パッケージ化する場合はアリババの工場に依頼すれば同時にロゴ入れなどの受注を受けてくれやすいです。

パッケージの作成手順としては、

①アリババでパッケージを仕入れる
②ロゴを印字する
③パッケージを入れ替える

パッケージ戦略は作成の手間がかかるので参入障壁や相乗りの抑止力の効果が高いのが大きな特徴です。

検索方法としては、アリババトップページ上の「(供应商)サプライヤー」を選択します。

 

先程パッケージで検索した「包装盒」と入力すると、
受注生産に対応している工場がヒットします。

アリババでパッケージ作成を依頼するということは輸入代行業者を使うことが前提になるので、ロゴ作成の印字からパッケージの入れ替えまでの全ての工程を輸入代行業者に依頼できますので手間を省くことができます。

セット販売戦略

セット販売戦略では付加価値として複数の商品をセットにして販売する手法になります。

中国輸入ではアリババというサイトを使って商品を仕入れることが一般的なので、ライバル出品者と商品が被るケースもあります。

そこで、同じ商品をセットにして販売することで、差別化することが可能になりますしライバルの参入を防ぐこともできます。

例えば、バックを出品する場合ポーチをセットにして販売するなど、このように関連性のある物を組み合わせることが重要です。

 

どのような商品をセットにして良いか悩む場合は、

Amazonページのレコメンド機能(ライバルの商品ページ)を参考にしてみてください。

レコメンド機能とは商品ページの下にある「よく一緒に購入されている商品」や、
「この商品を買った人はこんな商品も買います」という部分のことです。

「よく一緒に購入されている商品」はセット商品を販売していく上で、ヒントが得られるので参考にしていきましょう。

参照:(セット品ガイドライン参照)

セットで付けた商品を登録していなければ、
「価格がない=おまけ」とAmazonで判断される可能性があります。

お客様に喜んでもらえる付加価値のある商品をセットにしましょう。

 

ロゴ作成戦略

 

商品自体にロゴを刻印または印字していくイメージです。

Amazonの規約上、ロゴ入れはオリジナルブランド商品として販売することができますので、このような商品ページに相乗りすることは禁止されています。

商品にロゴを印字する場合は、ある程度のロット数が必要になってくるケースがあるので、商品にロゴを入れる場合は中国の業者に依頼した方が日本で作成してもらうよりかはトータルでコストを抑えることができます。

ロゴはインターネットで作成することもできます。
https://www.777logos.com/

またゴム印などを購入してパッケージに特殊なインクでロゴを入れていく方法もあります。
Amazonなどで購入できます。
タートインクなどが良いでしょう。

Amazon.co.jp : シヤチハタ 強着 スタンプ台
【公式通販】強着スタンプ台 タート〈多目的用〉 大形 | 印鑑・はんこの通販シヤチハタ (シャチハタではありません)オフィシャルショップ
≪強着スタンプ台 タート≫超微細粒子が非吸収面にも印影を残す油性顔料系インキ採用。 コート紙や木などの吸収面はもちろん、皮革、金属、プラスチックなど、さまざまな非… | Shachihata OFFICIAL SHOP (シヤチハタオフィシャルショップ)

 

上記でお伝えしたロゴ入れやタグ取り付け、パッケージの入れ替えなどは基本的に輸入代行業者を通しておこなっていきます。

手順がわからない場合は代行業者にメールやチャットで要望を伝えると案内が届くので、あとは指示に従って進めていきましょう。

 

 

「ブランド名」作成までの手順を簡潔にお伝えします。

①ブランド名を決める
どうしても、ブランド名が決まらないという方は、ココナラやクラウドワークスなどで依頼すれば、ブランド名の考案もしてもらえます。

ココナラ
クラウドワークス

思いつかないコンセプトやネーミングなど、たくさん案をいただけるので、本当にお勧めです。

 

②商標調査
ブランド名を決めていく上で注意しておくべきポイントは商標を取得できるか、
という事を、事前に確認しておく必要があります。

・先行商標の権利を侵害してしまわないように事前に確認できる
・自社商標(ブランド)が登録できるか、リスクとなる先行商標と権利者を確認できる

よって第三者の登録商標と似たような名前がある商標は、登録が認められる可能性は極めて低くなる傾向があるのです。

 

・検索する商標の読み方を決める

まず、ご自身が商標を取得したい名前(文字商標)について似た商標がすでに取られていないか調べるときは、調査したい商標で確認していきます。

読み方が何パターンか存在する場合は、全て調べていきましょう。
自分の商標の読み方は当然知っているのが当たり前ですが、実は自分が思っているだけで、間違っている場合があります。

なぜなら、自分が商標を取得しようとしている読み方は1つとは限らないからです。
その全てのパターンの称呼で似た商標がないか調べる必要が出てきます。
例えば、

「Belles」という名前で商標調査するとしましょう。

「ベェルズ」や「ベェル」など、それぞれ読み方が存在しますね。

このようなケースでは、「ヴェルズ」と「ベェル」の2つの称呼で検索をする必要があるのです。

そのため、複雑な読み方をする英文などを取得する場合は1つのパターンとは限らないので、特に注意が必要です。

検索すべき称呼を間違ってしまったら、その後の商標取得の際に調査結果の判断がすべて間違ったものとなってしまうからです。

そうなると、例えばAmazonでブランドの知名度が上がりその名前で商標取得を出願しようとしたところ、最悪の場合、取得できない可能性も考えられます。

 

・似た商標(名前)がないか調べる

まず、Googleや販売先Amazonで検索して同じようなショップ名やブランド名がないか確認しましょう。

もし、Google検索やAmazonで、あなたの商標と似たものが出てきた場合は諦めましょう。
以下のような流れで調べると良いです。

①Googleで商標を取得する予定の名前を検索する。

(NGな事例)

 

Bellesという関連性の高い名前が出てきたので、恐らく商標調査で引っ掛かる可能性が高いですね。

続いて、LEAFで商標取得をする過程として検索した場合、検索結果の上から3番目に同じ名前の会社が表示されています。

よって、こちらの名前も商標取得ができないと判断できます。

では、「fuklot」という名前で検索してみました。

こちらの名前での会社名や商品名などが出てこないので、商標を取得できる可能性が高いですね。

 

では、商標調査はどこですれば良いのか?
という疑問点を解決していきます。

似た商標がないかを確実に判断していくのですが、調査に用いるツールは、以下の2つから調べていきます。

・J-PlatPat(特許庁の検索サイト)
・Toreru(トレル)

商標調査する同一、又は類似の商標が特許庁に既に登録されていないかを調べます。

①J-PlatPatの手順
J-PlatPat「商標」を選択し、検索欄に商標を取得したいブランド名を入力して、検索を押しましょう。

「商標」部分に結果が表示されますので「0件」であれば、問題はないです。

「J-PlatPat」サイトから調べていきましょう。

https://www.j-platpat.inpit.go.jp/

②Toreru(トレル)の手順
次にToreru(トレル)下記のサイトから商標調査をしましょう。

[Toreru商標検索|カンタン・無料のオンライン商標検索サービス]

Toreru商標検索は、初めての方もカンタンに商標を検索できる簡易商標検索サイトになっていますので、わかりやすい検索画面で商標調査をカンタンに行っていただけます。

「商標調査を依頼する」をクリックします。

アカウント作成をクリックして登録をおこないましょう。

アカウント作成が完了すると、下記の新規商標をクリックします。

下記の画面が出てくるので、「文字商標」を選び商標を取得する名前を入力して保存をします。

「商標を申し込む」をクリックしますと申し込みフォームへ進みます。

一番下までスクロールすると、見積金額が表示されています。

僕がトレルで商標調査をおこなった1年前は無料でしたが、現在は有料となっています。

商標調査をするには、どのくらいの費用がかかるのか、
調査をおこなうには(税込10780円)合計がかかってきます。

お支払いを完了すると、サポートセンターから商標取得が可能なのか判定が届きます。

正直、調査だけなのにそこそこ料金も高いですし無料許容範囲の結果で良いのでは?

と思うかもしれないですが、

商標取得予定のブランド名を調査してもらわないと、販売してから商標を取得できないなどあるので、検索した結果だけでは絶対に判断しないほうが良いです。

最後に、ここまで調査をおこない商標が登録できそうなのか、あるいは使用すると商標権侵害となってしまうおそれがあるのかどうかを判断します。

Amazonで販売していく上で商標はなるべく早めに取得しておくべきです。
商標はご自身が販売する商材に適した区分を出願する必要があります。

35類という区分があり、これは小売業に適しているため、複数区分の商品をまとめて1区分で出願することができますが、商品そのものの区分ではありません。

よって、Amazonで35類の区分で商標を取得した商品に対して相乗り出品された場合は十分な侵害対策ができないです。

例えば、カバンや財布などの商標を取得する場合は商品区分18類を出願しておくと良いです。

引用元:オンライン商標登録サービス「コトボックス」

第18類は、革製品、合成革製品、旅行用品、動物の用具などがあてはまります。たとえば、財布、巾着袋、かばん、旅行用トランク(キャリーケース)、化粧ポーチ、名刺入れ、日傘、ペット用の服/首輪、乗馬用具、杖(ステッキ)などです。ただし、革靴、松葉づえ、、ペット小屋、ペット用ブラシなどは別の区分になります。

 

販売編(準備)

JANコード取得方法について

JANコードとは、国内で販売されている商品管理コードとなります。

GTIN(Global Trade Item Number)は、「どの事業者の、どの商品か」を表す国際標準の商品識別コードです。

日本国内においては、JANコード(Japanese Article Number)とも呼ばれています。

せどりをやっている方はリサーチや出品をする際、商品のバーコードを読み取りますよね。

そのバーコードがJANですね。

日本のコードは『4の数字』から始まります。

 

なぜJANコードを取得するのか?

Amazonのプラットフォームで新規出品する商品は、コードを取得するルールがあります。

Amazon.co.jp へ出品商品を登録するためには、原則として、JAN コード、EAN コード、UPC コード、GTIN コードなど、第三者機関が発行するコード (以下、「商品コード」) が各商品に 付いている必要があります。
JAN コード、EAN コードであれば 13 桁、UPC コードであれば 12 桁、GTIN コードであれば 14 桁のコードがあります。しかし、他社が取り扱っていない出品者様のオリジナル商品の場合、Amazon ブランド登録 プログラムをご利用いただくことで製品コードなし商品の出品も可能となります。Amazon ブランド登録はアカウント登録完了後に申請できます。

申請が許可されると、商品の出品が 開始できます。プログラムの利用条件は以下をご確認ください。(本プログラムは大口出品 者様のみを対象としています)
・ メーカー
・ 自社ブランド所有会社
・ ブランド化されたホワイトラベル提供品の製作会社 ・ オーダーメイド商品、手作り商品の製作者

Amazon.co.jp で唯一もしくは独占的な販売業者
本、CD・レコード、ビデオ・DVD カテゴリーの商品はJAN、UPC、EAN、またはISBNが 必要です。上記に該当する場合でも Amazon ブランド登録はご利用いただけません。

あらかじめご了承ください。Amazon ブランド登録の申請をいただいても、上記に該当しない場合は出品をお断りさせていただく場合がございます。また、Amazon ブランド登録に該当しない商品で、製品コードの指定が免除される出品の場合、例外として、許可制で出品者ごとにコードなし商品の登録権限を付与し、ご登録いただける仕組みを取っております。
この申請をする際には、以下の項目があらかじめ設定されている必要があります。特定商取引法に基づく出品者情報を登録 (正式名称、ストア代表者名、住所、電話番号)

返品ポリシーの登録
商品画像の提供ただし、商品コードによる商品登録があくまで原則のため、コードなし商品の登録権限を付与後、該当する商品に商品コードがあると判明したときは、権限を削除させていただく場合 がありますので予めご了承ください。

 

 

しかし、必ずしも製品コードが必要ではないと記載してありますね。

『許可制で出品者ごとにコードなし商品の登録権限を付与し、ご登録いただける仕組みを取っております』

JANコード免除申請は(大口出品者のみ)が対象となり、申請後JANなし商品として販売できます。

あくまで、JANコードの役割は「どの事業者の、どの商品か」という管理番号なので、
相乗り対策や差別化ができるメリットが大きいと言えます。

よって、国内品やノーブランド品はJANなしでも出品登録が可能というわけです。

但しJANコード免除申請をおこなう必要があります。

JANコード免除申請の手順

では、JANコード免除申請の手順をお伝えします。

セラーセントラルの「商品登録」を開きましょう。

次に、下にスクロールして「GTINとは何ですか?」の詳細をクリックします。

すると、製品コード免除はこちらから申請してください。

というリンクから申請ができます。

製品コード免除を申請の画面から、該当するカテゴリーと商品のブランド名を入力します。
ブランド名がない場合は「ノーブランド」と入力しましょう。

 

 

これで免除申請は完了ですが、その後テクニカルサポートから通知が届くので、許可が下りていれば問題なく出品可能です。

 

JANコードの取得方法

JANコードは個人事業主でも取得可能です。

僕が申請した(2020年8月)の時点では3年契約で16,500円でした。

登録期間は1年と3年から選ぶことができます。
(JANコードの有効期限になります)

現在、JANコードの取得料は27,500円で3年間有効なコードを『999商品分』発行してもらえます。

1年で17,000円程度ですが、3年契約の方が23,500円もお得ですね。

 

JANコードの取得方法は2つあります。

・書類による登録方法
・インターネットからの申請方法

書類による登録申請を行う方は、全国の商工会議所、商工会または流通システム開発センターから申請書をもらいましょう。

このご時世もあって、インターネットによる申請方法をお勧めいたします。

まず始めに下記のサイトにアクセスします。

GS1事業者コードの登録申請方法 | GS1 Japan(一般財団法人流通システム開発センター)

www.dsri.jp

①インターネットによる申請方法からメールアドレス登録をクリックします。

 

順番に項目を入力して最後にメールアドレス登録を、クリックします。

 

すると、登録したアドレスにメールが届くのでURLをクリックしてください。

 

 

重要事項の確認画面が出てくるので「次へ進む」をクリックしてください。

 

申請情報という画面が開きますので、上から順番に項目を入力していきます。

 

最後にお支払い方法を選んで、次へ進むをクリックすると、登録したアドレス宛に下記のメールが届きます。

 

『コンビニ、銀行振込』どちらかの方法で、お支払いが完了すると1〜2週間前後で郵便局から登録通知書を受け取ることができます。

 

下記のような『GS1事業者コード登録通知書』という書類が届きます。

この中にJANコードが記載されている用紙が入っています。

 

JANコードの作り方

では、最後にチェックデジットを使って計算します。

(GS1Japan公式サイト)
https://www.dsri.jp/jan/check_digit.html

(001〜999)の商品コードがありますので、
ご自身の「JANコード+001」の12桁の数字を入力していき、計算ボタンをクリックするとチェックデジットが表示されます。

チェックデジットの計算は下記の公式サイトから参考にしてください。

チェックデジットの計算方法
GS1 Japan (一般財団法人流通システム開発センター)公式サイト

作成したJANコードはExcelなどで管理しておきましょう。

商品ごとに設定していくので、使ったコードが分からなくならない為です。

JANコードがなくても免除申請さえすれば問題なく出品が可能ですが、オリジナルブランド販売をやっていく!という方は必ずJANコードを取得しましょう。

 

Amazon新規カタログ作成

Amazonでの出品方法は2つあり、「マーケットプレイス出品」と「新規出品」があります。

マーケットプライス出品とは、Amazonで既に登録・販売されている商品を出品することで
す。

既に出品されているもののページに相乗りする形で表示されます。
新規出品とは、まだAmazon に出品されていないものや、OEM商品を新たに出品することを言
います。

そのため、Amazon に新規で出品登録して商品ページを作る必要があります。
商品登録(ページの作成)の手順は、慣れてしまえば難しいものではありません。

ただしAmazon の定める規約をしっかりと把握しておく必要があるので、その点も踏まえて
次項で手順をご紹介していきます。

新規出品の手順

①セラーセントラルにログインし、ページ上部にある「カタログ」から「商品登録」をク
リックします。

②「Amazon で販売されていない商品を追加します」をクリックします。

③登録する商品の商品カテゴリーを選択します。
例えば、バックを出品したい場合は『シューズ&バック』から、『バック・スーツケース』
を選んでいきます。

更に、小カテゴリーまで選んでいきましょう。

もしも、出品カテゴリーがはっきりとしない場合は、類似している商品があるカテゴリーを
選択しましょう。

『服&ファッション小物』や『バック&シューズ』での出品は事前に申請が必要です。

このように特定の商品に制限が掛かっているケースがあるので出品申請をしておきましょ
う。

カテゴリー規制の出品申請

1.セラーセントラルにログイン→「カタログ」→「商品登録」をクリックします。

2.出品したい商品名やASIN を入力します。

例えば、服&ファッションのカテゴリーを出品したい場合は検索窓にファッションなど入力
するか、左のカテゴリー、一覧から選びましょう。

 

3.該当する商品を検索すると「出品許可を申請」というのがあるのでクリックします。

4.「出品許可申請」をクリックして申請手続き始めます。


注意することは、Amazon独自の審査になるので通らない場合もあります。
審査を通す方法としてはAmazonが定めるブランドやメーカーごとに「請求書」や「販売許可証」の提出が求められます。

では、「Shop Japan」というメーカーの商品で申請をおこなっていきます。

赤枠の「出品許可を申請」をクリックします。


すると、、下記のようにメーカー請求書の提出が求められましたね。

 

つまり、メーカーや卸業者から直接許可をいただき請求書や販売許可証を発行してもらうことで、正規の方法で商品を健全に販売できるということになります。

参考:出品許可が必要なカテゴリーと商品

ただ、個人事業主のような規模の小さいせどらーにとっては、メーカーから相手にされないことが多いので、販売許可をいただくのは厳しいのが現状です。

よって、法人成して規模を大きくして取引をおこなってくれる業者を探すか、
諦めるかのどちらかになるでしょう。

 

重要情報の入力

アスタリスクマークのある項目は必ず入力しなければならない項目です。

不備があると終了することができないので、見落としなどがないようにしましょう。

①商品名

商品名を入力する項目がありますが、
「ブランド名(カタカナ)」「ブランド名(英語表記)」「商品名 サイズなど」という順
序が定められています。

単語と単語の間には半角スペースを入れておきましょう。
商品名で設定できる文字数のルールは、スペースも含め英数字および全角長くても80 文字
以内で入力します。

但し、商品タイトル(文字数は簡潔)にすることでSEOに有利に働きます。
65文字未満がお勧めです。

また、Amazonには商品名に使えないNGワードもあります。

「お得な」「激安」「送料無料」などの特にアピールしたいワードも実はNG。

意外にNG になっているワードが多いので、1 度一覧表を確認しておきましょう。

参照:Amazon商品名のガイドライン

参照:商品登録ルール

NGワードを使っている出品者もいますが、規約違反となりいずれかは、商品の削除や出品停
止になる可能性があるので規約は守った方がいいです。


②ブランド名

ブランド名はご自身が考えた「アルファベット表記」、「カタカナ表記」、で正確に入力し
てください。

ただノーブランド品を新規登録する場合は商品名には「ノーブランド」と記載する必要が
あります。

③商品コード(JAN コード等)
UPC、EAN、ISBN など製品コード/バーコード番号を入力します。

商品に標準の製品コードがない場合は、クリックして免除を申請できます。

製品コード番号の取得については事前に申請する必要があります。

 

④メーカー型番
品番や型番など自由に設定できますので、ご自身が管理しやすい番号を入力しましょう。

 

⑤対象年齢・性別
ここでは「メンズ、レディース、キッズ」、など対象となる性別を入力します。

 

出品情報を入力

SKU(商品管理番号)や価格、在庫、出荷方法などを入力していきます。

 

①出品者SKU
出品者SKU は独自の商品管理番号が設定できますが、任意の入力項目です。
入力しない場合(空欄)は自動でSKUが作成されます。
SKU に記録しておきたい情報(年月日、仕入値など)を入力し管理することもできます。

②販売価格
販売価格はカテゴリー市場を参考にして、利益を得られる価格を設定していきましょう。

例えば、ショルダーバックの売れ筋ランキングを参考にするなどです。

この場合ですと2~3千円が市場相場だということがわかります。

③コンディション
コンディションは新規出品なので、プルダウンから「新品」を選びましょう。

 

④フルフィルメントチャネル
最後のフルフィルメントチャネルは、以下2つのパターンから選ぶことができます。

 

・私はこの商品を自分で発送します(出品者から出荷)
・Amazon が発送し、カスタマーサービスを提供します(Amazon から出荷)

 

商品登録の際は上の(出品者から出荷)を選んでおくことをお勧めします。
Amazonから出荷を選ぶと、納品画面にジャンプするので、ややこしくなります。

 

画像の選択

「画像」をクリックから商品画像をアップロードしていきます。
Amazonではメイン画像1枚、サブ画像6枚の合計7枚を設定していきます。

 

・メイン画像
背景は白で販売商品のみ表示する。グラフィック効果やイラスト、ロゴや文字の入力は不可。
画像全体の85%以上を商品が占める必要がある。

・サブ画像
商品の詳細や使用方法など文字入れが可能。ただし、「送料無料」「○%オフ」などの文言
の使用は不可。
といった決まりがあります。

 

これも違反してしまうと出品ができなくなってしまう可能性があるので、しっかりと規約
を確認しましょう。

説明文の入力

 

 

①商品の仕様
商品の魅力や特徴を伝えたりする部分になるので、しっかりと活用しましょう。
商品の仕様は、5行のうち1項目100文字以内の制限があります。

 

簡潔にわかりやすく、お客さまに商品の魅力やサイズなどの内容を記載しましょう。

商品説明文で意識しておくとよい4つのポイントを抑えておきましょう。

↓↓

・長々とした説明文よりもシンプルで分かりやすくする
・発送方法や返品保証など不安な要素を明記する
・商品のこだわりポイントや容量などの詳細をアピールする
・サイズ、対象年齢なども記載する

(実際に使用している商品説明文はこちら)

↓↓↓

重要性が高い内容を商品仕様で簡潔に伝えることが大切です。

 

 

キーワードの入力

ここで入力したキーワードは検索エンジンに有利に働くので、ユーザーが検索した場合、そ
の検索結果に表示されやすくなると言えます。

ですので、もしここを空欄にしてしまうと検索に引っかからずAmazonユーザーの目に留ま
る機会を逃してしまいます。

当然ながら商品が表示されなければ商品も売れませんので、キーワード設定は重要なポイントになります。

1つの商品に対して「100文字未満でキーワード」を設定することができるので、たくさんの人に見てもらうためにも、キーワードは意識して設定しておきましょう。

キーワードの選び方が分からないという方は、「Amazon のサジェスト機能」や「キーワー
ドプランナー」を使って探して下さい。

(Amazon サジェスト)
↓↓↓

Amazonサジェストから検索ワード候補を一括ダウンロード『アマゾンサジェスト キーワード一括DLツール』
アマゾンのサジェスト機能を使用して、検索ワード候補を一覧表で表示させて、簡単にcsvで一括ダウンロードできるツールが『アマゾンサジェスト キーワード一括DLツール』です。最新のキーワード調査やホームページのコンテンツ作成などにお役立てください。

(キーワードプランナー)
↓↓↓

Google 広告 – 気軽に利用できるオンライン広告で顧客を増やしましょう

どちらの機能もキーワードを抽出することが可能なので購買意欲の高いユーザーにアプローチすることができます。

例えば、検索窓に「バック」と入力すると、このように複合キーワードが表示されます。

つまり、サジェストから表示される複合キーワードはユーザーが検索していることが明確なので、ヒットしやすくなります。

キーワードプランナーも同じような機能なので、お勧めです。

商品ページの作成で最もキーワードを意識しておく箇所は、「商品タイトル」と「キーワード」になります。

商品タイトルは、左詰めから検索数の多いキーワードを順に設定していくことで、より検索
結果一覧に表示されやすくなります。

検索キーワードの設定では、商品と「関連性のあるキーワード」をできるだけ多く入力することが大切です。

関連性の低いキーワードを設定すると、検索エンジンが商品とキーワードがマッチしていな
いとみなし、広告運用の際や検索結果に表示されずらくなるので、気をつけましょう。

 

詳細の入力

最後に商品の詳細の入力です。
ここも必須項目ではありませんが、「サイズと重量」は入力しておくと買い手は助かります。

またFBAで販売する場合は「包装の寸法」は入力しておきましょう。

FBAに納品する時に寸法や重量の入力が必要になるので、始めのこの段階で設定しておくと
いいです。

【最後に「保存して終了」をクリックして完了】

もしも「保存して終了」欄がクリックできない状態になっている場合は、
入力漏れがあるので再確認してください。

クリックできる状態になれば、不備なく入力が完了したことになります。
これで、商品登録の手順は以上になります。

また、Amazonでは出品規約に限らずルールが細かく思いもよらない事がNGだったり
するので、規定を全て把握しておく必要があります。

定められたルールの中でいかに魅力的な商品を販売できるか、また出品者の正しい判断が必要になってきます。

規約を守った上で、売れる商品ページをどんどん作っていって下さい。

 

新規出品登録時のエラーコード「5665」解除方法について

Amazon商品登録(カタログ作成)の際、ブランド名の入力時に「エラー5665」という
ものが表示されます。

5665エラー時の対応策や解決方法についてお伝えしていきます。

• Amazon新規カタログ作成

テクニカルサポートにエラー内容を連絡する

新規出品登録(カタログ作成)で下記のような表示が出てきます。

テクニカルサポートに「エラー5665」について連絡をすると以下2つの情報を求められます。

①テクニカルサポートにエラーを伝える

②ブランド名と画像を提出

テクニカルサポートに新規カタログ作成の際にエラーコード5665 が表示されて登録が進
まない。。
ということを簡単に説明していきましょう。
(電話でもチャットどちらでも構いません)

すると解除方法について説明されますので指示通りに進めていけば大丈夫です。

ブランド名が印字されたタグもしくはパッケージの画像をテクニカルサポートに提出する
ことでエラー解除できます。

ブランド名or 商品画像を送付する

・ブランド名
・ブランド名が印字された商品またはタグor パッケージの画像いずれか用意する

ブランドタグを用意できない場合は、プリンターを使ってコピー用紙にブランド名を印刷
して取り付ける。

もし紙タグでエラー解除できない場合は、布タグで申請してみたりしましょう。
(布タグの場合)
↓↓↓
①エクセル等で自分でデータを作成
②Amazon などでプリントできる布を購入
③プリンターでプリントする(商品名:布プリ)
④ハサミでカットして商品に縫い付ける

これだけでエラー解除することができるので、とっても簡単です。

Amazonで販売していますので、ぜひチェックしてみてください。

 


・注意点

ブランド名を印字した場合、擦って消えるものやシールなどで貼り付けるものなど、
Amazonの規約で禁止されています。

また、アパレル以外の物は紙タグでは5665 エラーを解除することはできないので、パッ
ケージやOPP袋などを用意してブランドロゴを印字することでエラー解除することができ
ます。

提出した画像が却下される原因

しかし、ブランド名が印字された商品画像を送付した場合でも却下されるケースがありま
す。
ではなぜ、却下されるのでしょうか?

ブランドロゴがしっかりと認識されていないというのが原因の1つでもあります。

少し面倒ですが試しに再度撮影しなおしたものを申請してみるとエラー解除できたりしま
す。
基本的にはAmazonが求めているものを提示することができれば解決できますので、大丈夫
です。

撮影のポイントは、
ピントがズレてぼやけた画像でない限り、簡単にスマホで撮影したもので問題ありません。

(実際の画像)

以上がエラーコード5665 の解除方法になります。

まとめますと、
新規出品(カタログ作成)登録で5665 エラーが表示された場合はテクニカルサポートに
連絡します。

その際に、
・ブランド名
・ブランドタグが印字された商品画像

を送付するとエラー解除できます。

前述したとおり、ブランドタグでの解決方法は、「服&ファッション」「シューズ&バック」のカテゴリーに限ります。

その他のカテゴリーの解除方法はパッケージや商品にブランドロゴを印字したものを送付
しましょう。

 

代行業者からFBA直送について

まず、Amazonでは商品ページを作っていないと納品の手続きができないので、商品ページを
作成する必要があります。

Amazonでは、

・新品の商品
・バーコードの読み取りができるJAN コード
・商品情報はカテゴリによって異なる

という条件を満たしている商品のみ、商品ラベルを貼らなくても納品できるというシステ
ムがあります。

つまり、OEMの商品はバーコードが印字されていないので、商品ラベルを貼り付ける必要が
あります。

FBA直送とは

中国の代行業者を利用することによってFBA に直接納品するサービスがあります。

一般的には、中国輸入した商品を自宅などに配送してもらった後に納品作業をご自身でお
こなう必要があります。

FBA直送を利用すると自宅を経由することなく、納品することが可能になります。

つまり、検品やラベル貼りなど普段おこなっている納品作業を全て外注化することができ
ます。

また、一時的な保管スペースも必要なくなるといったメリットがありますので、利用しない
手はないですね。

代行業者によって料金は若干異なる場合もありますが、FBAラベル貼りは0.5 元~1元くらいなので、1個あたり10円程度で依頼できます。

10個であれば100円の手数料です。

その他、希望があればOPPの取り替えやタグ外しなどもおこなっていくと良いでしょう。
下記の画像は僕が実際に使っているタオ太郎という代行業者です。

 

商品資料提出

発注した商品をFBAに直送の場合は、下記、3つの資料を代行業者のスタッフに提出しなけ
ればなりません。

・商品資料
・商品ラベル
・輸送ラベル

商品資料を提出する理由は、FBA 納品を代行業者に依頼するために必要な作業になります。

代行業者によって提出する資料など変わってきますが、大体は下記の情報を資料に記載していきます。

・商品の写真:発注する商品の画像を貼ります。
・商品名:販売する商品名を明記
・納品個数:商品ごとに数量を入力
・FNSKU:自動で割り当てられる納品のコードです。
・納品住所:納品先の住所を明記
・備考欄:(何か希望があれば)

・商品ID:発注した商品のID 番号になります。

代行業者のFBA 納品作業が完了次第、梱包箱の数、重量の確認メールが送られてきますので、
納品プラン作成ページに入力していきます。

その際にPDF 形式で輸送ラベルを代行業者のスタッフに提出する流れになります。

FBA直送の手順

まず、在庫管理画面からFBA 納品する商品を選定する必要があります。

該当する商品にチェックをいれましたら、「選択中の商品を一括変更」をクリックします。

「在庫商品を納品/補充する」を選択します。

この条件に合ったものを納品する場合、

①【商品ラベルが不要な混合在庫として取り扱うことに同意する(推奨)】をクリックしま
す。

②出荷元が「出品者」になっている場合、画面右下に表示される【納品手続きに進む】を
クリックします。

③危険物情報の有無を入力する画面になるので、それらの情報を入力します。

危険物の対象となっているのは、

・電池、または電池が使用されているもの
・パーソナルケア
・食品、飲料(スプレー式の料理油)、腐食性の浴室洗剤

④もしもこれらの対象外の商品の場合は【いいえ】を選択します。
そして【送信】をクリック。

⑤全ての入力が完了した場合、完了マークが表示されるので、【保存して次に進む】をクリ
ックします。

⑥納品元の住所が未設定の場合、住所を入力する画面が表示されるので、ご自身の住所を入
力しましょう。

代行業者からのFBA 直送を行う場合も自分自身の住所を入力します。

⑦納品数量を決めます。

納品する商品ごとに納品数量を入力していきます。
入力が終わったら【続ける】をクリックします。

⑧確認画面が出て確認が済んだら【続ける】をクリックします。

⑨商品ラベルが必要な場合は、ラベルの発行をします。

画面中央下部分に「プルダウンメニュー」が表示されるので、大きさを選択します。

大体は初期値のままで大丈夫ですが、代行業者からの指示があったり用意していたラベル
の大きさに合わせて変更することも可能です。

サイズを選択したら【ラベル印刷】をクリックします。

⑩自宅からFBA 倉庫に発送する場合は、ラベルシールを印刷して商品に貼りましょう。
ここまでは、ご自身で納品プラスを作成する手順と変わりがないです。

代行業者からFBA 直送の場合はラベルをダウンロードしてメールで送りましょう。

2回目以降の納品の場合も、上記の手順と同じです。
まずはFBA 納品する商品を選択をします。

セラーセントラル

在庫

在庫管理

納品したい商品にチェック

一括変更をクリック

バリエーション商品の場合は、
「バリエーション」を開く、

バリエーションを選択し、チェックを入れます。


「選択中の商品の一括変更」をクリックして、「在庫商品を納品、補充する」を選択をクリ
ックします。

納品する商品や数量の変更をする場合、
【商品の確認と修正】というボタンをクリックすると、数量などの変更をすることができ
ます。

配送方法と配送業者については、
基本的に配送方法はデフォルトの「標準配送」のみとなりますので変更の必要はありませ
ん。

自宅から配送の場合は、プルダウンから普段利用している配送業者を選びましょう。
代行業者からFBAに直送する場合は、他の配送業者にチェックを入れましょう。


どこの配送業者を使っているのか、事前に代行業者に確認が必要です。

次に梱包が完了次第、代行業者から指示があるので、「輸送箱、重量、寸法」を確認して
それぞれ入力します。

最後に、配送ラベルをダウンロードして、代行業者に送りましょう。
これで、FBA納品は完了です。

注意しておくべき点としては、「ゆうパック」はパートナーキャリアには該当しないとい
う点です。

ゆうパックを利用する際は、【他の配送業者を利用する】を選択し、その後、ゆうパックを
選択する必要がありますので、この点は注意しておきましょう。

代行業者から納品する場合は、パートナーキャリアは選択できませんので、日本国内での配
送業者になります。

(要点まとめ)
自宅から納品する場合は、

・FBA パートナーキャリアか他の業者を選択
・自分でラベルを貼る必要がある
・発送作業をおこなわなければならない

直送の場合は、
・代行業者にラベルをPDF ファイルで送る必要がある
・発送方法はパートナーキャリアを選べない
(配送業者はどこを使ってるか代行に確認が必要)

直送の場合は外注化できることで作業が楽になるメリットが挙げられます。
一刻も早く販売したいという方や、めんどうな納品作業をしたくない場合は直送の方が良
いです。

輸入禁止や規制商品とは

中国輸入を取り組んでいく上で法律で販売を禁止されている商品などがありますので、しっかりと規約を遵守しましょう。

輸入禁止商品

・食品衛生法
食品をネットで販売する場合は保健所に届け出が必要になることがあります。

自分で作ったものを売る場合は食品衛生責任者という許可もいります。また営業許可も取得しなければならなくなります。

・口につける食器・器具類

・乳幼児用おもちゃ・食器

※大体10kg以下は個人使用で輸入可があります。
すべてのおもちゃが規制対象となるわけではありません。

おしゃぶりなど、直接口にして遊ぶおもちゃはわかりやすいですが、あくまで「口にする可能性がある」ことから、粘土や積み木も規制の対象です。

他には、
・折り紙
・ボール
・おめん
・風船
・人形
・ままごと用具
なども規制対象となっています。

おもちゃに関する情報はジェトロ(日本貿易振興機構)を参考にしてください。
https://www.jetro.go.jp/world/qa/04M-010793.html

・お酒などのアルコール
アルコール度数が1度以上の場合は一般酒類小売業の免許、ネットで販売するときは酒類の通販の許可も必要です。

・その他の食品
スナック類などのお菓子、缶詰などは許可なく販売することができます。日本以外のお菓子などを輸入して販売するときは許可を得る必要があります。

食器、調理器具、キッチン家電等は食品衛生法の定める器具に該当し、販売などの営業用
に輸入する場合、輸入届出の手続きが必要です。

関税法によって輸入が禁止されているものをまとめました。

以下に該当するような商品は仕入れないようにしましょう。

・麻薬、向精神薬、大麻、あへん、けしがら、覚せい剤、あへん吸煙具
指定薬物(医療等の用途に供するために輸入するものを除く。)
・けん銃、小銃、機関銃、砲、これらの銃砲弾及びけん銃部品
・爆発物
・火薬類
・化学兵器の禁止及び特定物質の規制等に関する法律第2 条第3 項に規定する特定物質
感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第6 条第20 項に規定す
る一種病原体等及び同条第21 項に規定する二種病原体等
・貨幣、紙幣、銀行券、印紙、郵便切手又は有価証券の偽造品、変造品、模造品及び偽造カ
ード(生カードを含む)
・公安又は風俗を害すべき書籍、図画、彫刻物その他の物品
・児童ポルノ
・特許権、実用新案権、意匠権、商標権、著作権、著作隣接権、回路配置利用権又は育成者
権を侵害する物品
・不正競争防止法第2条第1項第1号から第3号まで又は第10号から第12号までに掲げ
る行為を組成する物品
ワシントン条約によって輸入禁止されているもの

ワシントン条約とは、野生動植物の一定の種が過度に国際取引に利用されることのないようこれらの種を保護することを目的とした条約です。

例に上げると、

・はく製の商品
・コートなどの衣類
・バッグ、靴、ベルト、小物、漢方薬

などが該当します。

絶滅の恐れのある野生動物などを守るための条約です。
ワシントン条約で日本への持ち込みが規制されているものの例が以下です。

 

薬事法によって輸入禁止されているもの

医薬品や医療機器などの医療のかかわる商品、化粧品などの肌に直接塗る商品などは薬事
法によって輸入販売が禁止されています。

こういった商品を販売する場合は、届け出を提出しましょう。
スキンケア、メイクアップ、浴用せっけん、シャンプー、リンス、歯磨き粉などが該当さ
れます。

ルールを守って販売することが大事です。

 

銃砲刀剣類所持等取締法

けん銃、小銃、機関銃、猟銃、空気銃、刃渡り15cm 以上の刀、やり及びなぎなた、刃渡
り5.5cm 以上の剣、あいくち並びに飛び出しナイフ等は、

公安委員会の所持許可を受けるなど所定の手続きができなければ、輸入できません。

仕入れる場合は許可を取って輸入しましょう。

販売しないほうがいい危険な商品

トラブルを防止するためにも販売を避けたほうがいいものもあります。

・まつ毛美容液・化粧品
まつ毛美容液はトラブルが多く問題になっているため避けたほうがよい商品です。

輸入の化粧品などは取り扱いには各種届出・許可などが必要になるので避けたほうがよい
でしょう。


・医薬品や医療機器

医薬品の輸入はあまりする人はいないようですが避けたほうがいいようです。販売するのに製造販売業の許可と製造業許可が必要です。

健康に関するものはトラブルになったときを考えておかなければなりません。


・電波法に関する商品

電化製品の輸入は火災などが起こることもあるため避けたほうがよいです。
規制の対象になっているのは約460品目あるので、チェックが必要です。

※販売するには、技術適合認証マークが必要となります。

規制対象となるのは、

・電線
・ヒューズ
・配線器具
・変圧器
・電熱器具
・電気で動く機械器具
・電話機
・トランシーバー
・Wi-Fi

 

などが該当します。

電気用品安全法(特定電気用品:PSE 法)

日本国内で特定ジャンルの電気製品を扱うときは、PSE認証を受ける事が義務づけられています。

日本と中国では電圧の違いがあります。

100V(家庭用コンセント)で駆動する製品については、このPSE対応の製品以外は日本では輸入販売してはいけません。

経済産業省:電気用品安全法

詳細は下記をご確認ください。

【特定電気用品(ひし形PSE マーク)116 品目】
https://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/specified_electrical.html

【特定電気用品以外の電気用品(丸形PSE マーク)341 品目】
https://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/non_specified_electrical.html

電気用品安全法で指定されている電気用品を輸入・販売する際の重要な項目です。

1 .経済産業省への届け出義務
事業開始から30日以内に、電気用品を輸入する事業者であることを経済産業大臣(経済産
業局)に届け出る義務があります。

輸入する電気用品は経済産業省の定める規格基準に適合している必要があり、基準に適合
していることを示すためにPSE マークの表示が必要です。

「PSEマーク」には2種類あります。

・リチウムイオン蓄電池
リチウムイオン蓄電池は輸送規制されています。発煙、発熱の事故が起こる恐れもあり、
危険物になっています。

よって、リチウムイオン蓄電池を中国から輸入することはできません。


・ブランド品

ブランド品は意匠権・商標権・著作権などを侵害するものは関税法で輸入ができなくなっ
ています。

アイドル画像の印刷された商品やグッズ、アニメのプリント写真が使われている商品は、
著作権または肖像権の問題が発生する可能性が非常に高いので注意してください。

知らないで輸入した場合は責任を負わなければなりません。

・液状や粉末の商品
液体は危険性が高く、可燃性があるものが多いので空輸することはできません。インク系
も同じになるため注意しましょう。粉末のものも規制があるところが多いので輸入しない
ようにします。

・鈍器・刃物など
鈍器類に間違われるようなものは特に気を付けなければなりません。刃物、爆発物やけん
銃などもいうまでもなく輸入できません。

・赤外線センサー搭載の商品
赤外線センサーは温度の感知をするので防犯用に使用されることが多いです。赤外線カメ
ラなどは規制の対象外になっています。

・ドローン
無線通信ができるためドローンを輸入する場合は、電波法に違反がないかをしっかり確か
めてからにすることが大事です。

下記のサイトでは、輸入に関する専門家に確認することができるので、調べて分からなけ
れば問い合わせしましょう。

[ジェトロ- 日本貿易振興機構JETRO]

独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)のサイト。世界各国の経済・市場情報、貿易
・投資実務、海外からの引き合い案件、関税情報、セミナー・見本市、出版物紹介等、国
際ビジネスに役立つ情報が満載です。

ミプロ-対日貿易投資交流促進協会]

ミプロは昭和53(1978)年、当時の大幅な貿易黒字の解消、とりわけ製品輸入の拡大を図る観点から外国製品の国内普及を図り、貿易の拡大均衡に資するための「輸入促進機関」として設立された公益法人です。

輸出入禁止・規制品目
Amazon 販売で特に注意すること

Amazon 販売で特に気を付けることは以下の通りです。

・輸入規制・違法商品
電波法に関する商品はアウトです。電波を発するものは国内の検査を受ける必要がありま
す。
商品にPSE マークが入っているものは避けましょう。

・レーザーポインターおよびその関連商品
何も知らずに販売していると後で大きな問題になる可能性がありますので、安易に取り扱
うのは危険な商品です。

Amazon 制限対象商品
↓↓↓

Amazonサインイン

・アニメなどの商品
アニメに関する商品を販売することは知的財産権の侵害となる可能性があります。
販売することでリスクしかないので、絶対に扱わないようにしましょう。

 

・ブランド・メーカー商品
知的財産権侵害に該当する商品を販売することは禁止されています。

必ず出品する際は、メーカーやブランドを確認してから仕入れましょう。
許可を得て販売するなら問題はありません。

販売禁止商品や輸入禁止(または許可が必要)商品は、

・コピー商品
・ブランド品
・ロゴマークの入った商品
・フィギュア・アニメグッズ
・キャラクターグッズ
・映画のキャラクター
・アイドルや有名人の肖像商品
・レーザーポインター
・乗車用ヘルメット
・コンセントを使う家電商品

 

中国輸入で稼げる商品には上記に記載しているように出品禁止商品が多く存在します。

法律で定められていることですし知らないでは済まされないことなので、絶対に出品する
ようなことはやめておきましょう。

 

 

仕入れ(発注編)

 

アリババとは

アリババとは、(中国最大級のBtoB)通販サイトです。
BtoBとは企業対企業の取引を指す言葉です。
製品を持った企業(サプライヤー)と製品を仕入れたい企業(バイヤー)が取引先を求めて利用します。

アリババグループは、EC市場を複数展開しており、ざっと挙げて以下のサービスがあります。

・BtoB ECサイト「アリババドットコム」
・BtoC ECサイト「天猫 Tmall」
・越境ECサイト「天猫国際 Tmall Global」
・CtoC ECサイト「タオバオマーケットプレイス」
・アリエクスプレス

みなさんも、中国輸入にチャレンジしてみたいけど、どうやって仕入れるのか、疑問に思うのではないでしょうか?

副業を始める時や起業を考える時、物販をやってみたいなと思う方も多いかと思います。
そこで、アリババという中国サイトで商品を購入する場合は、一般的に代行業者に商品の買い付けを依頼するというのが基本的な流れになります。

例えば、個人で輸入すると中国語でやり取りしなければならないので、そんな、メンドクサイ事するなら、、代行業者を使わない手はないです。
とはいえ、仕入れ先のアリババで良いサプライヤーを見つけるために、自分でリサーチする必要があります。

今の時代は、誰でもネット物販を始めることができます。ライバルよりも1円でも安く、良質な商品を仕入れて利益を得ていきたいところです。
その為には、ライバルと差別化するにあたって、工場の良し悪しを判断しなければなりません。

アリババの商品となると、他のライバルも同じような商品をリサーチしている可能があるので、だからこそ、1円でも安く良質な商品を提供してくれる工場を見つけるリサーチが重要なのです。
そんな中国輸入を行うために今回はアリババでの優良な工場の選び方についてご紹介していきます。

 

アリババの検索方法

アリババを使って商品を検索する方法は3つあります。

・AliPrice(アリプライス)画像検索
・キーワード検索
・画像を使った検索
①AliPriceアリプライス

アリババ画像検索を使うことでリサーチ時間を短縮できることによって作業効率が良くなります。

画像検索を使ったリサーチ方法は下記を参考にどうぞ。

[アリババの画像によるAliPrice(アリプライス)検索]]

 

 

②キーワード検索

アリババサイトは全て中国語の表記なので、ブラウザはchromeを使うことでグーグル和訳が一瞬にして文字を日本語に変換してくれます。

翻訳をしていかないと全く意味がわからないので、理解するのが難しいです。

Google Chromeを使ってアリババサイトを開くことで、自動で翻訳してくれるので、かなり効率よくリサーチすることができます。

下記のページからインストールできます。

Google Chrome – Download the Fast, Secure Browser from Google
Get more done with the new Google Chrome. A more simple, secure, and faster web browser than ever, with Google’s smarts built-in. Download now.

キーワード検索の場合、全く同じ商品はなかなかヒットしにくい難点もあります。

そんな場合にはキーワードを変更して検索してみるのが良いでしょう。

例えば、下記のしょるだーばっくを翻訳した場合、

「しょるだーばっく→单肩包」

「しょるだーばっく→斜挎包」

このように、いくつかのパターンがあり色々なキーワードで検索することで目的の商品が見つかる可能性が高くなります。

キーワード検索のやり方は画像検索より時間がかかりますが、幅広く商品を表示させることができます。

画像検索は商品が見つからないときにキーワード検索を覚えておく方が役に立ちます。

検索する際、商品タイトルだけで目的の商品を探すこともありますが、そのままタイトルを貼り付けただけでは見つからないことも多いです。

そういう場合は少しタイトルを削ってみるなど工夫しながら検索をしましょう。

 

③画像を使った検索

Amazonで比較して良いなあ!と思った商品の画像を一度保存しましょう。

そのあと、保存した画像をアリババトップページの検索窓のカメラマークをドロップ

 

そうすることで、アリババが類似商品もしくは同じ商品を表示してくれます。

 

ご自身が求めているものがあればカーソルを合わせ「相似」というボタンをクリックしてみましょう。

相似をクリックすることで、類似品に近いものに絞り込むことができますので、ぜひリサーチの際に上手く使い分けてみてください。

これが画像で商品を検索する方法となります。

 

商品タイトルから単語を抜き出して翻訳して検索

アリババでは「キーワード」と「画像」の2つの方法で検索することができます。

キーワードでリサーチする際は基本的に中国語で検索する必要があるので、Google翻訳で変換して商品を見つけていきます。

では、ショルダーバックを中国語に翻訳してみましょう。

中国語に翻訳した後は、アリババの検索窓に入力していきます。

すると、ショルダーバックに関する商品が表示されました。

仮にAmazonの商品ページからキーワードを抽出する場合は、気になるタイトルをいくつかピックアップします。

先程と同じ要領でグーグル翻訳をおこない検索窓にコピペしていきます。

キーワードを中国語に翻訳することで簡単に検索することができました。

翻訳する場合はスペースではなくて改行で区切るようにして中国語を選択するようにしましょう。

 

タオバオで検索してみる

タオバオの方がアリババよりも商品の数が多く、参考になる商品タイトルを見つけやすいケースもあります。

天貓淘寶海外,花更少,買到寶!
天貓淘寶海外作爲面向華人的跨境電商平台,覆蓋200多個國家和地區的消費者,其中核心站點包括:中國香港、中國澳門、中國台灣、新加坡、馬來西亞、澳洲、加拿大。

そこで得た商品名をコピーして、今度はアリババで検索をするのも1つの方法として覚えておきましょう。

慣れてくれば、だんだんコツもわかってきます。

 

Googleの画像検索を使って商品画像から探す

Googleの画像検索はトップページの右上の画像リンクをクリックして検索します。

画像を保存した後にカメラアイコンをクリックしてアップロードするか、商品カタログから画像を直接「ドラッグアンドドロップ」するという方法があります。

最後に「ファイルを選択」から画像をアップロードすると完了です。

 

Google香港の画像検索

Google香港の画像検索を使ってみましょう。

そのサイトを使うと中国のサイトが上位に表示されるのです。
香港のGoogleサイトにアクセスしたら、画像をクリックします。

カメラのマークが出てきたら商品画像をリサーチしてみてください。

 

Baibuを使った画像検索

Baibuは中国の最大検索エンジンサイトになります。ここからも商品画像の検索ができます。

 

百度一下,你就知道
全球领先的中文搜索引擎、致力于让网民更便捷地获取信息,找到所求。百度超过千亿的中文网页数据库,可以瞬间找到相关的搜索结果。

表示が中国サイトばかり出るので効率よく商品検索が可能です。

商品が見つかったら商品画像の上で右クリックして画像のアドレスのコピーor画像保存します。
その後、Baibuを開き、検索バーにコピーしたURLか画像をアップロードして検索していきましょう。

このように色々なサイトが表示されますので、目的の商品を見つけることができます。

 

カテゴリー検索の方法

画像検索で見つからない場合はこの方法をつかいます。
検索をしていて商品が見つからないような場合はカテゴリーを絞ることができます。

トップページ左側のカテゴリ一覧をクリックすると自分が取り扱いたい商品を確認することができるので、比較的簡単に商品が見つけられます。
洋服の場合はメンズかレディースと絞り込んでいきます。

こちらも、Google Chromeを使うことで日本語翻訳にすることができますので、ぜひ活用していきましょう。

まとめますと、アリババで商品を見つけるには、次の3つの方法から検索を掛けていきましょう。

・キーワードで検索
・画像で検索
・カテゴリーで検索

アリババは中国サイトなので、特に初心者の方は慣れるまで使いずらいかもしれません。

今回お伝えしたキーワードを翻訳したり画像で検索することによって、比較的簡単に商品を見つけることができます。

サイト自体はGoogle Chromeを使うことで、商品ページ全体を日本語に翻訳することができるので、お勧めです。

また、アリババサイトを使って個人で仕入れをおこなうことは難しいので、一般的に代行業者に買い付けなどを依頼していく流れになりますので、安心して仕入れに取り組むことができます。

 

 

優良な工場の選定ポイント

そもそも、経験を重ねた方でも異国の優良な工場を見分けるのは難しいと言われています。

現地まで直接視察に行くことができればいいのですが、このご時世もあって、そう簡単には海外の工場視察には行けません。

しかも、初心者が完璧に工場の良し悪しを見分けることはとても難しいことです。

今はまだサイトからしか商品を購入することができないという方も多いかと思いますが、サイトを見る時に気を付けておいて欲しいポイントがいくつかあります。

 

写真で確認するべきポイント

サイトを見ながら判断する上で、大きな材料となるのが写真です。
アリババのページの、左上にある会社名をクリックすると、会社の概要や写真を見ることができます。

そして、その中に工場の写真もあるので要チェックです。

 

 

写真で見ておくべきポイントは、

・建物が大規模
・外観や内装が綺麗

というところです。
会社として大きな規模ほど工場も大きく、外観や内装も綺麗な場合は商品の品質も安心できることが多いです。

いくつか見てみると工場自体も小さかったり、工場内も散らかっている、あまり掃除されていない感じが掲載されているものもあります。

中には写真さえ記載されていないこともあります。
そういった工場の商品は、品質が悪いことが多いので気を付けましょう。

中国品を販売していく上で品質は1番重要なので、工場選びが悪ければ結果、粗悪品を仕入れることでクレームにも繋がり、結果的に売れない在庫となります。

また写真の掲載自体がない工場も品質が低い可能性が高いですが、革製品などのジャンルでは平均的に10名程度の人数で稼働しているところが多く、写真の掲載が無くても品質が高い場合もあります。

 

優良ショップの判断基準

ネット通販を利用する上で、他の利用者の商品レビューは大きな判断材料となりますが中にはサクラによる嘘のレビューもあったりするので、それだけを判断材料にしてしまうのは危険です。

特に中国サイトは、サクラレビューがかなり多い傾向があります。
日本のAmazonのプラットフォームでも、中国人セラーが多く見られますが、レビューを確認してみると、明らかにレビュー内容の日本語がおかしいものばかりです。

このように、レビューだけで判断せずに、より詳しい部分で見て頂きたいのが、工場の評価の部分です。

ショップレビューの評価

店舗のページから赤枠の会社名にカーソルを合わせると評価を確認できます。

「スター→ダイヤ→王冠」はショップの評価の割合です
取引が多いほど王冠と評価が上がってくるので、どれくらいの実績なのか分かります。

 

とはいえ、スターランクだからと言って信頼できない店舗ばかりではない為、外観の写真など総合的に判断する必要があります。

最初のうちは判断が難しいと思うので、ダイヤランクからの店舗を選定していきましょう。

 

優良ショップマーク

アリババに認められた優良ショップには「優良ショップマーク」がつけられます。
この「实力商家」というのはアリババが認めた、優良セラーの証みたいなものです。
工場を検索する時は、このマークがある工場から探すようにしましょう。

 

・説明文一致『货描』
工場側の商品説明と、実際に届いた商品が一致していたかどうかを、パーセンテージで表した情報です。
この部分が+であれば基本的に問題ないと言われていますが、そこでしか扱っていない商品がある場合は-9%までなら許容範囲と言えます。

・返答『响应』
質問などをした時に、レスポンスがどのくらい早いかも分かります。
レスポンスは早いに越したことはありませんが、ここの数字が-30%くらいまでなら問題なく取引できます。
もしも-40%までいってしまっている場合は利用を避けた方がいいです。

・配送『发货』
配送のスピードを示す表記です。
商品が届かないことがない限り気にする必要はなく、またマイナス20%以下までなら問題ないのでご安心ください。

・リピート率
赤枠の会社名をクリックしますと、「交易信息」という文字が出てくるので、そこで「リピート率」を確認できます。

リピート率は、優良工場を選ぶ上でかなり重要性が高いので必ず確認して下さい。

上記の画像で確認できる通り、他の利用者のリピート率が15%~30%ある場合は、かなり信用できる工場です。

そのため、品質が良く評価の高いショップと判断できます。

また、リピート率が反映されていなかったり、極端に低い工場からは絶対に仕入れないようにしましょう。

しかし、ここでもサクラによるレビューが存在します。
そういったサクラレビューである可能性が高いのは、

・一回の購入量が異常に多い
・同じアカウントが何度も購入している

というポイントが挙げられますが、実際商品の品質が良かったから、本当にリピートしているだけという場合もあります。

1つ、参考として下記の画像をご覧ください。

このように、別のアカウント名が商品を購入している場合は問題ないですが、同じアカウントが並んで何度も購入している場合は、サクラである可能性が高いと言えます。

そこだけを見て判断するのは難しいので、既にご紹介した判断材料も参考にして工場選びを行ってください。

初めてアリババを利用する人にとっては難しいと感じる部分も多いかと思いますが、取引回数を重ねることで段々分かってくることもあります。

優良な工場を見つける為には、ショップレビューと合わせて工場の評価をトータルで確認することが非常に大切です。

写真で見ておくべきポイントは、
・建物が大規模
・外観や内装が綺麗

アリババ工場の評価確認は、
・優良ショップマーク
・説明文一致『货描』
・返答『响应』
・配送『发货』
・リピート率

その中で、もっとも重要なリピート率を最低15%〜30%を目安にして、総合的に判断していくのが良いです。

このようにショップ評価を確認していく事で商品が不良品だったり、商品が届かないなどと言ったトラブルを未然に防ぐことはできます。

また中国輸入を実践する上で一般的に代行業者が仲介に入るのでトラブルがあった場合は対応などしてくれることもありますので安心して仕入れができるのが大きな特徴です。

 

まずは、今回ご紹介したポイントをよく確認して、優良な工場を見つけていきましょう!

 

中国輸入で利益率を計算する方法とは

 

今は副業で中国から仕入れをする人も多くなっていますが利益をまず計算しておくように
しましょう。

輸入するまでには仕入れ原価以外に関税や送料などもかかるため、後から後悔してしまう
こともあるので注意が必要です。

しかし、中国輸入は他の物販に比べて、利益率がかなり高いのは確かなことです。
一般的に中国輸入では利益率30〜50%は当たり前と考えて良いでしょう。

この利益率が高くなる理由はズバリ!
中国で製造されるからです。

では、なぜ、中国で作られる商品は利益率が高くなるのか?
というと、大量生産の考え方なので、1 度にたくさんの商品を作ることで、人件費や製造に
掛かるコストを最大限にカットすることが可能になるからです。

ですので、仕入れ原価も自ずと安く仕入れる事ができる為、利益率が高くなる傾向がありま
す。

利益計算の公式とは

利益額の計算をする公式は「商品の売り上げ」ー「商品の代金」―「輸入経費」―「販売
先手数料」になります。

(利益÷売値)×100=利益率(%)

①商品の売り上げ
商品の実際の売り上げになります。仕入れをする前にライバル出品者の最低価格を商品の
予想売上として設定しておきます。
価格が下がってもいいように商品の利益を計算しておきます。

②商品の代金
商品の仕入れた代金です。代行業者の為替レートを適用し日本円にして計算します。
中国の通貨は(元)です。
なので、元から日本円に換算をして計算する必要があります。

だいたい、現レート1元あたり(19〜21円)ぐらいになります。

例えば、

仕入れ原価(38 元)×中国レート(19元)で計算できます。
すると、商品1つあたりの仕入れは722円になります。

③輸入経費
輸入経費は中国国内の送料、代行手数料、国際送料、関税になります。
到着するまでは100%正確な金額はわかりません。

ここでいくつか注意点があるので、お伝えしていきます。

先程仕入れ値が722円だと言いましたが、実際は仕入れ原価+「手数料」などが掛かってきます。
中国から商品を輸入する時には、「関税・代行業者の手数料・国際送料・国内・検品料」など様々な輸入経費がかかってきます。

商品を仕入れる際は、ざっとで良いので1商品あたりに掛かる経費をトータルで見積って
おきましょう。

計算方法としては、1元あたり(25〜30 円)として計算すれば最終的な仕入れ費用はこのくらいになるイメージです。

つまり、目安としては500~700円くらいを見積もっておくとよいでしょう。

仕入れ原価38元だとすれば、トータルでだいたい1200円の仕入れになります。
1つの利益計算の目安として覚えておいてください。

「利益額=売値3000 円−輸入手数料(500円)−仕入れ値(722 円)−FBA 手数料(870 円)」
と仮定します。

1つあたりの利益額900円となります。
利益率としては(900÷3000×100)=30%です!

ただ、現在は円安の影響などで、航空便が高騰していることもあってもう少し多めに(600~800円)程度の輸入経費を見積もっておくことが重要です。

これも輸入代行業者によって異なったり配送方法によってケースバイケースですが毎月安定した在庫を発注することが多ければ船便を利用することで、航空便に比べ半分近く金額を安く抑えることが可能になります。

状況に応じて(発注数)船便・航空便を上手く使い分けることが最も重要な視点です。

 

④販売先の手数料
Amazon で販売する場合、手数料が2つかかります。
1 点は商品の出品手数料で10%から15%です。もう1 点はFBA を利用する場合の利用料になります。

利益計算する場合、販売先のプラットフォームで掛かってくる手数料もしっかり計算して
おくことが重要です。

 

⑤加工費用について
商品を加工するときの代金も仕入れ値に入ります。
ほかの工場でパッケージ・タグ製作する場合や日本で説明書を作成する場合なども加工費
用に含まれます。

代行費用について

仕入れ、発送、検品、OEM の代行をする業者を頼んだ場合、代行手数料が発生します。
料金は業者により違いますので、実際に色々なところと比較をしてみるのも1つの方法です。
僕が普段使っている代行業者はタオタロウです。

個人的には1 番使いやすいと実感しています。
初心者でも安心して取り組める無料プランもありますし、レスポンスが早いですし、検品な
ど万全な対策をしっかりとおこなってくれます。
https://www.yiwutaro.com/m.php

 

国際配送料について

配送料は代行会社により違ってきます。条件に見合って納得できるところを選ぶように
します。
配送料は実重量と容積重量の重い方で計算されることになります。
国際送料は船便か航空便の2 種類から選ぶことができます。

「容積重量」とは貨物の容積6000cm3 あたり1kg とした重量のことで、その計算式は「縦
×横×高さ÷6000」で算出します。

その計算で出た数字(容積重量)と、実重量で大きい方が適用されます。

あとは代行業者によって、その重量に対する送料を算出する流れです。

船便の場合は体積で送料を決めますので、よって体積が小さくて重い商品を仕入れる時は
船便だとかなり送料がお得になるわけです。

航空便と船便でそれぞれメリットもデメリットもあるので、仕入れる商品によって発送方
法を上手に使い分けましょう。

送料をどれだけ抑えられるかは、中国輸入で利益を得ていくには最も重要な課題となります。

関税・消費税について

中国などから輸入する場合は関税・消費税・通関手数料が必要になります。
(関税は商品により違います)

仕入れをするときに必ず確認することが大事です。

ほかには通関手数料もかかります。
最安値で販売した場合でも赤字にならないように利益の最低ラインを決めておきましょう。
利益率の最低ラインを決めておくことで、基準値より下回る商品は仕入れないようにしま
す。

輸入の場合は発生する費用が多くなってしまうので赤字にならないようにするためです。
最低限、利益率30%を確保できそうな商品を取り扱うようにしましょう。

 

利益を上げるには

中国から輸入する場合は、製造元から直接仕入れることもおすすめです。
または、製造元に近い小売業者から仕入れると費用も抑えることができて、利益率も上がりま
す。

製造元との直接の取引は初心者の場合は実績などが必要となってきたり、条件が付いたり
することもあるので、あまりおすすめではありません。

また多くの仕入れ個数を発注するほうが安くなるケースも多くあります。
同じ商品を複数購入すると1つの金額も安くなるのでおすすめです。

下記の商品ですと、

3個発注の場合→14.50 元
30-99 個の場合→14 元
100 個になると→13 元

 

このように発注数が多くなると仕入れ値も安くなるので、利益も高くなります。

ただ、最終的には販売してみないと分からなことなので、いきなり大量の仕入れはかなり
リスクがあって危険なので、初心者の方は必ず(小ロット)から取り組みましょう。
(その為のテスト販売となります)

高い利益となることはありますが、その分資金も必要となってきますので状況によって判
断してみるようにしてください。

まとめますと、
中国輸入は利益率が高い転売のビジネスと言えます。

しかしデメリットやリスクもあることを頭に入れておく必要もあります。
1番の悩みどころは税金が高くなるということです。

利益が上がれば税金も多く納めなければなりません。

また、売れなかった場合は在庫を抱えてしまうというリスクもあるので、計画を立てて実践
するようにしましょう。

 

輸入代行業者について

初心者の方におすすめな代行業者は次の3 社です。
・ヲヲフェニックス
・シーレル
・ラクマート
一度、利用してみてご自身が使いやすい代行業者を選ぶといいかもです。

 

中国輸入代行業者を選ぶ基準

 

まず大前提として、代行業者を選ぶポイントは次のとおりです。

・送料の安さ
・代行手数料
・メールのレスポンスの速さ
・検品の質
・FBA 対応
・OEM 対応

送料の安さ

輸入にかかる経費は安ければ、それだけコストを下げることができるので、利益を多く残
していくことが可能です。
代行業者は月額プランと無料プランの2つに分けられていることが一般的です。

月額ですと、その分手数料が無料だったり送料が安くなったり。
(手数料が5〜8%)と業者によって異なってくるので、初心者の方であれば、まずは無料
プランの代行手数料5%くらいを選んでいきましょう。

 

代行手数料

代行手数料が安ければとりあえず使ってみよう!
という判断は良くないので、送料など含めトータルでどのくらいコストがかかるのか、他
の代行業者と比較してみることが大切です。

業者によっては為替レートに料金を乗せるなどして利益を出しているところがあるので注
意しましょう。

メールのレスポンスの速さ

代行業者を選ぶ1つの判断基準としてレスポンスの速さが重要視されるでしょう。
商品を輸入する際、ほとんどのやりとりは、メールやチャットなどでおこなわれます。

そこで、重要なことなどすぐに返信がほしいとなった場合、次の日にしか返ってこないと
いう業者はやめておくべきだと思います。

返信が遅いと、それだけ商品を販売できるまでの期間が長引くということなので、機会損
失になりかねないです。
万が一トラブルなどあった場合でも、迅速に対応してくれるところを選びましょう。

検品の質

ほとんどの代行業者は日本の基準値で、しっかりと丁寧な検品をおこなってくれるところ
が多いのは確かなことです。
しかし、検品には、簡易と有料の2つがあります。

簡易検品は、簡単に目視で確認するだけです。
有料検品は、しっかりと細かなところまで確認してくれます。

この検品サービスの質が良い業者でないと、Amazonで質が低い商品を送ってしまうので、
購入者から悪いレビューや、最悪の場合、クレームに繋がることがあります。

そうなると、せっかく仕入れた商品は質が悪いので、在庫処分せざるを得ないです。

 

FBA対応

代行業者のほとんどはFBA 直送をおこなっているのですが、発送方法によっては直送でき
ないところもあるので、しっかりと把握しておきましょう。

配送方法がOCS やDHL にしている所であればほとんどのケースで対応しています。
※EMS や佐川急便などの場合はFBA 直送のサービスを行なっていないことが多いので気を
つけましょう。

ホームページのご利用ガイドなどで確認することができます。
FBA 直送は、普段おこなっている商品の梱包や発送を丸投げすることができる便利なサー
ビスなので、ぜひ活用してみてください。

 

OEM対応

本格的な商品製造を取り組んでいくには、OEM 対応のサービスが充実しているところを選
びましょう。
オリジナルロゴの入れ方やデザイン改良、等に関して工場と綿密な打ち合わせをする必要
があるからです。

おすすめの代行業者と料金の比較

タオタロウ(タオ太郎)

(為替レート)
当日レート+0.5 円

(発送元)
・浙江省
・義烏市

(国際送料)
・航空便
21〜100kg:29 元
100kg〜28 元

・船便
50〜100kg : 8 元
101〜1000kg: 7.5 元

(FBA 直送可能)
・代行手数料
普通会員:商品代金の5%
月額会員:3 万円/月

・OEM ・ODM 交渉無料
http://www.yiwutaro.com

航空便ですと、だいたい20kg 超えてくると送料が安くなってきます。
上手いこと発注の量をコントロールすることで、コストを下げることができます。

発送元ですが、浙江省や義烏市はアパレルの工場が集まっているので、その付近にある代
行業者は距離が近いので、中国国内送料が安くなります。

オリジナル商品開発専門スタッフがいるのでスムーズにやりとりができます。
扱う商品によって、代行業者を使い分けるという1つの手段もあります。

 

ダイコー輸入.com

・代行手数料
普通会員:商品代金に係数をかけて算出
月額会員:19,800 円/月(代行手数料は無料)

(配送元)
・深圳
(国際配送料)
係数をかけて算出

(FBA 直送対応)

(為替レート)
TTS レート+0.2 円
その他手数料

・OEM
・ODM交渉無料
http://asian-import.jp/

日本人なので対応の質が良いと評判の高い代行業者です。

購入金額によって発送料金が決まる料金体系です。
現在は係数で合計料金が決まる無料会員プランと通常の代行会社と同じような計算方式の
ビジネス会員プランがあります。

 

イーウーパスポート

他の代行業者と比べて月会費は29,800 円と比較的高めですが送料は格安です。

(代行手数料は無料)
中国輸入に関するセミナーや現地仕入れアテンドや勉強会など、輸入ビジネスで成功する
ためのコツを学ぶことができます。

為替レート+0.5 円
有料会員: 29,800 円

(配送元)
浙江省
義烏市

(国際配送料)
10~20kg:378 元
21~50kg:18 元/kg
51~100kg:17 元/kg
101~200:16 元/kg
201:15 元/kg

・その他手数料
OEM ・ODM 交渉無料

アリババ・タオバオ中国輸入代行ならイーウーサポートにお任せくださいyiwusupport.co.

 

イーウーマート

(配送元)
義烏市

(国際配送料)
国際送料は配送時に判明するため、
一個あたりの概算で計算されます。

1-20 個:1 個あたり336 円
21 個以上500 個まで:1 個あたり224 円
501 個以上:1 個あたり60 円

(送料表)
https://world-mart.jp/ym/delivery/

(為替レート手数料)
+1円/1元

有料会員: 月額21,670 円

(手数料無料)
・OEM ・ODM 交渉無料

FBA 転送サービスや検品などのサービスも全てこの月額費でカバーされるため、コスパが
良いと言えるかもしれません。

イーウーマートは検品と配送スピードで業界トップクラスとなっており、梱包の品質や配
送のスムーズさを重視する人に最適でしょう。

 

 

ヲヲフェニックス

(代行手数料)
商品代金7%
検品手数料7%

 

(国際送料)
21~50kg 22 元/kg
51~100kg 21 元/kg
101kg~ 20 元/kg

(FBA 直送可能)
(送料表)
https://wowophoenix.com/ryokinhyo.html

(OEM ・ODM 交渉無料)
調査費用(インボイス等書類作成含)1500 円
日本人スタッフによる検品です。

手数料は7%と少し高めですが、

・プチプチ梱包代
・強化段ボール代
・OPP 入れ替え作業
・セット組み梱包
・既存タグ外し作業

など他社では追加オプションとなっているサービスが無料で行ってもらえます。
他にも希望があった場合は柔軟な対応をしてくれます。

簡易的な商品画像の撮影・サプライヤーからの画像提供、不用品の取り出し作業、基本的
な作業をすべて行ってくれます。
検品代金の7%がかかってきますがオプションが無料というのは素晴らしいサービスですね。

 

 

シーレル

【CiLEL の料金プラン】
PS 会員:月額利用料13,000 円+代行手数料6%
一般会員:月額利用料無料+代行手数料8%(30,000 万円未満は一律3,500 円)

CiLEL(シーレル)の良いところ7選|現役物販講師コラム|仕入れから販売までプロがサポート!輸入販売サポートのCiLEL
仕入輸入販売のCiLEL 知識コラム詳細

(FBA 直送可能)

本格的に輸入するなら月間プランがお勧めですね。

【シーレルのOEM プラン】
・簡易OEM
・OEM プラン:PS 会員限定
・ODM : PS 会員限定

(国際送料表)
中国から日本のFBA 倉庫までは、なんと!最安で27元~29元

資金調達の方法を指導してくれたり、中国輸入販促のセミナーを受けられたりと、サービ
ス面で何かと恩恵が大きい代行業者といえるでしょう!

得に下記の③シーレル独自のサービスとなっています。

①CiLEL 仕入→中国輸入仕入れ・買い付けサービス
②CiLEL ロジ→検品・修繕・FBA 納品サービス
③CiLEL 販促→Web セミナー・コンサルサービス

販売していく上で、セミナーやコンサルを受けることができるので心強いですね。
OEM を本格的に取り組んでいきたいけど、何から始めていいのか分からない、、
のであれば、シーレルがお勧めです。

シーレルは自社ブランドでのOEM 生産の実績がありますので、実際のプレーヤーとしての
経験を元にした対応を学ぶことができます。

 

 

ラクマート

ラクマートは、プラットフォームが分かりやすく使いやすいイメージです。
ほとんどの代行業者はメールやスカイプでのやり取りですが、ラクマートは独自のチャッ
トを使っていきます。
日本人スタッフもいるので、やりとりはスムーズに進んでいきます。

・無料会員
・有料会員

28,000 円(30 日手数料無料)
50,000 円(50 日手数料無料)
70,000 円(90 日手数料無料)

代行手数料:商品代金の累計総額によって手数料が変わってきます。
国際送料:21 元~100 元29 元/㎏

 

(送料表)
https://www.rakumart.com/index.php?mod=freight

為替レート:+1 円
(OEM ・ODM 交渉無料)

手数料は若干安いイメージです。
ラクマートは、他の代行業者にはないランクアップ制度があり、発注金額に応じて、代行
手数料が安くなります。

使えば使う分だけお得になっています。

ラクマートは独自のポイント還元システムをおこなっています。
次の3 つのパターンからです。

1、新規会員登録500pt 取得
2、毎日のログイン5pt 取
3、注文に伴うポイント還元(還付対象は商品代のみ)

毎日ログインをおこなうと5 ポイントがもらえます。
50 万分購入が条件となりますが、最大で「1.20%還元」6,000 円分です。
これはかなりお得なサービスですね。

ラクマートは無料で使えるため、これから中国輸入を始める方にとってはお勧めの代行業
者です。

他ですと有料会員しか用意されていないところもあり、また登録料も1~2 万程度かかって
きますので、毎月仕入れのロット数が少ないとリスク(赤字)になるケースもあります。

 

代行業者別月額料金比較

・タオタロウ
普通会員:商品代金の5%
月額会員:30,000 万円/月

・イーウーマート
月額料金21,670 円(税込み)※代行手数料無料

・イーウーパスポート
有料会員: 29,800 円(代行手数料無料)

・ラクマート
無料会員:手数料は発注量によって変わってきます。
ランク制5%~0%

・ダイコー輸入.com
普通会員:商品代金に係数をかけて算出
月額会員:19,800 円/月(代行手数料は無料)

・CiLEL(シーレル)
PS 会員:月額利用料13,000 円+代行手数料6%
普通会員:月額利用料無料+代行手数料8%(3 万円未満は一律3,500 円)

・ヲヲフェニックス
普通会員: (代行手数料)商品代金7%

まとめますと、
今回は輸入代行業者7 社をそれぞれ比較してみました。
タオタロウは現在、新規会員登録を停止しています。
応募者が多数いるため順番に入会を案内しているそうです。

タオタロウは実際に僕も使っているのですが、他の代行業者と比較すると勉強会などOE
Mに特化したセミナーなどはありませんが、
「検品サービス、レスポンス、手数料、送料」に関して使わない理由がないくらいサービ
スの質が高いです。

これからOEM を本格化にされていく方や毎月の発注量が多い場合は、
イーウーパスポートやイーウーマートの有料会員がお勧めです。
(手数料が無料になるのでお得です)

小規模の仕入れから始めることが多い初心者の方であれば、

・ヲヲフェニックス
・シーレル
・ラクマート

上記、3つのような無料で使える代行業者が個人的にお勧めです。

• 代行業者からFBA直送について

国際発送について

 

国際発送とは

国際送料は代行業者によって同じ発送方法でも金額が変わってきます。
一般的に多い国際配送方法は以下のとおりです。

・OCS
・EMS
・FEDEX
・DHL
・佐川急便

 

こちらは大体の代行業者で取り扱っているでしょう。

(OCS)
OCS とは国際部流サービスとなります。

OCS で発送する際は、一般的に代行会社を経由して利用することになります。
荷物の重量が重くなる程、安くなる傾向があります。
(3〜5 日程度で到着)

容積重量計算式:容積重量(kg)=縦(cm)×横(cm)×高さ(cm)÷6000(cm³/kg)

(EMS)
EMS は航空便の代表的な配送方法の一つです。
実際に使ってみるとOCS と比べてEMS の方が料金が高いと感じました。

それ程、メリットが感じられないので、僕は航空便の場合はOCS での発送一択でおこなっ
ています。(3〜5日程度で到着)

容積重量計算式:容積重量(kg)=縦(cm)×横(cm)×高さ(cm)÷6000(cm³/kg)


(DHL、Fedex、佐川急便)

FedEx とDHL、佐川急便はどちらも国際宅配便の代表的な発送方法です。
集荷から宅配まで輸送することによって平均で2~5日、エリアによっては最短で翌日配送
が可能なのが国際宅配便です。

「FedEx」と「DHL」の送料は、送り先や「サイズ・重量」などによって変わってくるため、
DHL だから安い、Fedex だから高いと言ったことはありません。

DHL とFedex も同じく、重量と容積重量で送料は計算されます。
容積重量計算式:容積重量(kg)=縦(cm)×横(cm)×高さ(cm)÷6000(cm³/kg)

関税、配送料、運送料 | フェデックス 日本
フェデックスの配送料計算機能をご利用いただくと、日本発着のご出荷の際にかかる料率や関税を含んだ運送配送諸料金をご確認いただけます。

 

国際送料の計算方法とは?

国際送料の計算方法は2種類あります。

・実重量:梱包を含む貨物の重量
・容積重量:貨物の容積6000cm3 あたり1kg として換算した重量

計算式は次の通りです。

縦(cm)×横(cm)×高さ(cm)÷6000(cm3/kg)になります。
重さと大きさどちらか大きいほうが送料に適用されるということです。

例えば、
大きさ: 60cm×35cm×40cm
実重量: 10kg
のダンボールを配送するとします。

実重量:10kg
容積重量:60×35×40÷6000=15kg
この場合は容積重量が適用されます。

国際送料の算出はこのように計算してみると良いです。

では、船便について見ていきましょう。

 

 

船便のメリット

航空便と比べて、配送料金が安くなると言えます。
物販を実践していく上で、どうすれば利益を多く残すことができるのか、
という考え方を常に意識しながら取り組んでいきましょう。

配送料が下がれば利益が上がることは間違いないです。
船便では航空便に比べれば日本への到着日数はかかりますが、その分、配送料が安くなる
ので、仕入れの幅も広がると言ったメリットが挙げられます。

また、船便は仕入れの数量が少ない場合は、送料が高くなる傾向があるので、使うメリッ
トはあまり感じられないです。
(航空便で送ることができない商品を送れる)

航空便で送れない商品については、船便を使うことで問題なく輸送することができ、また
送料が安くなるいったメリットがありますので、一石二鳥です。

船便のデメリット

船便で発送する場合、いくつか注意点があるので、お伝えします。
商品到着までに時間がかかります。
(目安としてはおおよそ3週間)

到着まで3 週間前後掛かるのでキャッシュフローが悪くなる傾向が高いと言えます。
船便を利用する場合は、ある程度量が多ければ送料が安くなるというメリットがあります。

発注数が少ない場合は航空便のほうが安くなるので、扱う商品によって上手く使い分ける
ことがお勧めです。

また航空便では電池を使った商品などは発送できないので、これらは船便で送る必要があ
ります。

船便で安く送る方法

船便でより安く商品を発送する場合は以下の発送方法をお勧めします。

・FCL(コンテナ)
・LCL(混載輸送)

FCL とは、「Full Container Load」の略で、コンテナを1つ貸し切って荷物を配送先ま
で送る方法となります。

しかし、コンテナ1つを借りて商品を発送するくらいの荷物量が必要です。
発注の際に仕入れ数量が多い方は、送料をかなり安く抑えることができますので、使わな
い手はありません。

おおよそ10-15日程度で荷物が到着します。
コンテナのサイズを把握することで、どのくらいの荷物量を送ることができるのか目安に
なります。

(コンテナのサイズ)

20 フィートコンテナ: 2.3m(幅) x 5.7m(縦)x 2.4m(高さ)
40 フィートコンテナ: 2.3m(幅)x 12m(縦)x 2.4m(高さ)
40 フィートHC(ハイキューブ):2.3m(幅)x 12m(縦)x 2.7m(高さ)

下記のサイトで送料の料金表を確認できます。
https://troylines.com/ja/%E8%BC%B8%E5%87%BA/fcl-shipping-services/

LCLとは「Less than Container Load」の略で、混載便と呼ばれます。
複数の荷主の荷物をまとめて一つのコンテナに詰めます。

船で運び到着したあと、荷物の振り分けをおこない各配送先まで送る方法です。
LCL の場合は、先程のFCL と異なり荷物がコンテナの量に満たない場合でも船便を利用す
ることができます。

しかし、FCLよりは高く、また港で荷物を振り分ける手間があることからFCLよりも荷物
が到着するまで時間がかかってしまいます。

とはいえ、航空便よりは送料を安く抑えることができるのでお勧めです。

1㎥あたり、おおよそ800-1000元で送ることが可能であり容積重量に直すと1kg当たり、4-5元になります。

荷物が届くまで、おおよそ20-30日程度かかります。

 

 

航空便のメリット

航空便のメリットは、船便に比べ届くまでの早さが利用者にとってメリットと言えます。
中国→日本の場合は、5-10日程度で届きます。

とは言え、実際に航空便を使っていますが、イメージ通りに到着しないこともあります。
これは通関手続きなどが影響するためです。

値段だけで言うと船便の方が安くなるのですが、届くスピードの違いにより、キャッシュ
フローなども考慮して航空便を選んだ方が良い場合もあります。

しかし、船便の場合、安定した在庫数(発注数を多く)を確保できなければ逆に送料が高くなるので状況に応じて判断する必要があります。

例えば、100個以上の在庫を発注するのであれば船便が安くなるでしょう。

航空便のデメリット

船便に比べて国際送料が高くなる場合が多いです。(貨物や航路によっては、航空輸送の
方が安くなるケースもあります。)
航空便で送れない商品があります。

送れない商品は、気圧の関係で破裂する危険性が高いため、液体やガス、電池などに関連
する物です。

(要点まとめ)
・スピード重視
最短で発送したいなら「航空輸送」

・安さを重視
・とにかく安く運びたいなら「海上輸送」

このように船便・航空便はそれぞれメリット、デメリットがあるので、状況に合わせて使
い分けて利用することが良いでしょう。

 

 

国際送料を安くするために意識すること

・特約契約

特約契約とは運送会社と契約して、一般的な発送料金よりも安く発送してもらう契約をお
こなうことで、利益が高くなります。

ご自身で運送会社に見積もりを依頼して、交渉する必要があります。
お互いメリットがなければ、契約を結んでくれないので、安くしてもらうかわりに毎月一
定以上の量を発注するなど、条件が必要になってきます。

中国輸入を始めたばかりの初心者は、いきなり多くの発注をすることは、ほとんどできな
いと思うので、販売数も増え慣れてきた際に特約契約も検討してみるのも良いかと思いま
す。(契約は法人でなくても可能です)

・FBA 直送で国内送料を節約
日本国内の送料については、FBA発送が条件ですが、中国の代行業者から日本の自宅へ送
りFBA に発送すると日本国内での送料が余計に掛かります。

中国の代行会社からFBA倉庫へ直接発送依頼をすることで、送料を抑えることができます。

代行業者に支払う手数料は、以下の通りです。

①為替
銀行発表の人民元レートを参考に当社独自レートを設定しております。(約TTS+0.5 円)
中国の現在の為替レートは17元です。

②商品代金+中国国内送料
(商品の重量、体積など実際の中国国内送料が商品ページに表示された中国国内送料より
高くなる場合がございます)

③国際送料
例えば、輸送方法によって到着日や送料なども変動してきます。
また、国際送料は重量によって変わってきます。

船便と航空便があるのですが、一般的に航空便を利用する方が多いとおもいます。
日本への到着期間も、船便に比べると早く到着します。
5-10日程度で届きます。

船便のメリットは、到着期間は日にちが掛かりますが、重量が大きいものや量がたくさん
あれば船便の方が安くなります。

航空便は商品重量が20kを超えてくれば、送料が格段に安くなってきます。

容積重量(kg)=縦(cm)×横(cm)×高さ(cm)÷5000(もしくは6000)(㎤/kg)
で計算される重量のことです。

例えば、
10kg、50(cm)×50(cm)×50(cm)の荷物の場合、容積重量は25kgとなります。
この場合、どちらか重いほうの25kg が重量として採用されます。

 

④代理購入手数料

代行業者の料金システムとしては、
・普通会員:商品代金の5%~8%(固定の月額費は無料)
・月額会員:1~3 万円/月(手数料が掛からない)

商品代金に掛かる手数料は5%であればかなり安い方ですが、その他手数料を高めに設定しているケースもあるので、総合的に判断して条件にマッチした代行業者を選ぶようにするのが重要です。

まとめますと、
中国輸入を実践する上で利益を上げるには送料の節約など対策を加え、さらにキャッシュ
フローを意識することが大切です。

そのため、国際送料については船便よりも航空便の方が高くなりますが、とにかく最短で
かつ安全に輸送するには、航空輸送がお勧めです。

輸送スピードが早ければ、販売機会を逃さずより多くのチャンスを掴むことができます。
ぜひ、今後のヒントとして活用していただければと思います。

 

販売戦略編

 

 

Amazonで販売する為のちょっとしたコツを知っているか、
という違いだけで、ライバル出品者と差別化が可能になります。

結果、売れる商品ページを作れるようになるので、長期的に利益を得ていくことができま
す。

思うように売れていかない中、色々な試行錯誤をした結果、販売していく為のコツなど掘
り下げていくべきポイントが明確になりました。

僕がいつも実践している商品を売っていく為の販売スキルをお伝えしていきます。

1.魅力的な商品画像の作成
2.商品説明文を工夫する
3.アクセスを集める為に広告運用をおこなう
4.クーポンを使ってお得感を出す
5.販売価格の設定

 

魅力的な商品画像の作成

ネット通販を利用する場合、その商品の特徴や良し悪しなどの判断は、主に画像で決まると言っても過言ではありません。

同じ商品が売られていても、商品画像の写りが良く、商品の説明文がていねいに書いてある方が、
信頼感があって選ぶものです。

どのような商品写真を使うかは、売る側にとっても「売れるか、売れないか」を左右する
重要な部分となります。

商品の魅力をより伝えるためには、画像の構成を考えておく必要があります。

Amazonでは、合計9 枚の画像を掲載することができますが、実際には7枚の画像を使っ
て構成すると見やすくバランスが良いです。

【1枚目】…白抜き画像
【2~6 枚目】…商品の特徴や強み
【7 枚目】…サイズやカラーバリエーション
【8~9 枚目】スマホでは表示されません(パソコンのみ)

(白抜き画像のルール)
Amazonでは1枚目に、どのような画像を使うのか規定があります。

 

・商品本体とパッケージのみ
・背景は白
・明るく画質が鮮明であること
・テキストやグラフィック効果は入れない
・著作権をクリアしている
・1000px×1000px

サイズは1000px×1000px 以上であることがルールとなっています。

また、決まりとして1枚目は商品の白抜き画像でなければなりません。

この1枚目は最初に、Amazonユーザーの目に入るものなので、一目で商品の全体像かつ
魅力的な部分が伝わる必要があります。

そして、本体の画像占有率を高くして、本体がなるべく大きく見えるようにしましょう。


(商品の特徴や強み)

2枚目以降は、商品の特徴やその強みの訴求をしていくのがベストです。

購入者は画像を見る際、最初の2枚目でどんな商品か判断すると言われています。

例えば、ユーザーの悩みを解決する訴求など、自分の商品を選んでくれる理由を訴求とし
て伝えていくことがお勧めです。

また、インフルエンサーに依頼してモデルなどが実際にその商品を使っている姿や、SNS
などで既に利用している人の投稿などを載せることができます。

商品を使った時のイメージや「皆も買っているなら良いものだろう」という心理にもアタ
ックすることができます。

その商品の説明や特徴とする部分を、書いていきましょう。


(サイズやカラーバリエーション)

サイズやカラーバリエーションが何種類かある場合は、画像5枚目で伝えていきます。

サイズ表や図で表す場合もあるかと思いますが、数字を太字にして分かりやすくするなど
しましょう。

一般的に多いのは、中国から輸入した仕入れ先の画像素材を使ってデザイナーに依頼して
いく流れになります。

自分で写真撮影まで、できるのであれば良いに越したことはありませんが、実際写真の撮
り方がよく分からなかったり、綺麗に撮影できなかったりします。

そういった時は、仕入れ元の画像を許可を得て使ったり、クラウドワークスやスキル販売
サイトを使って、カメラマンに商品写真の撮影を依頼しましょう。

商品撮影を依頼する際は、以下の代行業者などがあります。

https://photo-o.com/photo/

モデル撮影 | AIR-STUDIO

カメラマンに依頼する時には、その商品の特徴や特にしっかりと撮影しておいてもらいた
いところをしっかりと伝えておきましょう。

2枚目以降の商品説明画像をデザイナーに依頼する場合も、重要なポイントを事前に伝え、
また画像のサイズなども、しっかり伝えておきましょう。

そうすることで、間違いがなくスムーズに作業を進めることができます。

特にAmazonのプラットフォームでは、画像の要件など規約が厳しい傾向がありますので、
下記のガイドラインをしっかり確認しておくことで致命的なミスを防ぐことができます。

ガイドライン:商品画像の要件

また、その商品の購入者層に合わせて画像のサイズを使い分けるという、手法もあります。

例えば、キッチン用品やファッション関係など、主婦や女性が主な購入者層の場合、スマ
ホから閲覧されることが多いです。

その為、スマホ表示に適した縦長画像を設定することで、より、ターゲット層にアプロー
チすることが可能になります。

(スマホサイズ)

また、カー用品やオフィス用品など働いている男性がよく購入するものは、パソコンから
閲覧されていることが多いので、正方形画像がおすすめです。

(正方形サイズ)

このように少しだけ工夫することで、同じ商品であっても、どんな画像を使うかで購入されるかどうかは、大きく左右します。

まずは、同じような商品を既に出品しているライバル店が、どのような画像を使っている
か、より自分の商品が綺麗に見える角度や訴求を研究することで、売れる画像を作ること
ができます。

1つポイントしてお伝えしますが、楽天ショップのランディングページはデザインや訴求
の見せ方が、とても参考になりますので、ぜひチェックして下さい。

商品の決めてとなる用途や機能面の特徴

他社との比較、自社商品の強みなど、
フォント、配色、訴求ポイントの見せ方など参考になります。

 

「画像訴求のポイント」

では、実際に僕がいつも使っている画像の構成をお見せしますね。

 

画像1枚目:本体の画像占有率を高くして、本体がなるべく大きく見えるようにする。
(他社商品より目立たせる為)
画像2 枚目:ユーザーのお悩みからの解決
画像3 枚目:他社比較
画像4 枚目:こだわりポイント
画像5 枚目:商品の詳細
画像6 枚目: サイズやカラーバリエーション
画像7枚目:品質保証(30 日間返金補償など)、検品体制もしっかりとやっていることを伝
えると安心感アップ』

画像1 枚目は、商品を大きく見せる以外に角度も重要になります。
(正面の画像A)

 

(斜めからの画像B)

実際には、この角度なら売れやすくなる!といったこともないので、
ご自身でどちらの画像が反応が良いか、「A/B テスト」してみると良いかもしれません。

ビジネスレポートを確認してクリック率や成約率が高い方を設定していきましょう。

参照:Amazonのビジネスレポートの見方と活用方法について

 

画像2枚目のユーザーのお悩みでは、
この商品を使うことで、どんな悩みが解決できるのか?
と、いった訴求をしましょう。

画像3枚目の他社比較では、他社の商品と比較して、どんなところが優れているのか、ま
た使うことで、どんなメリットがあるのか?を伝えていくことが大切です。

画像4~5枚目は商品のスペックですね。

例えば、カバンならポケットの数や素材など、これらのポイントを伝えていきましょう。

画像6~7 枚目最後に『サイズやカラーバリエーション』、『返金保証』を入れましょう。

そうすることで、お客様も安心して購入することができます。

上記にお見せした画像は、1つの参考事例としてお考えいただければと思います。

内容をまとめますと、

・画像1 枚は白抜き
・2~4 枚目は商品の特徴などスペック
・5~6 枚目はサイズ、カラーバリエーション、返金保証

また、画像のデザインや訴求など商品によって変わってきますので、実際に正解などは
ありません。

ご自身でどのような画像が反応が良いのか、分析していく必要がありま
す。

商品力ありきですが、画像のデザインや訴求ポイントなど、しっかりと作り込むことで成
約率に繋がっていくのは確かです。

 

商品説明文を工夫する

商品説明文を詳細に伝えることが、購入の決め手となる重要な箇所になります。

ランキングの良い商品で良く売れているページの説明文を参考にするのが良いでしょう。
商品説明文で、意識しておくとよい5 つのポイントをお伝えします。

↓↓
・長々とした説明文よりもシンプルで分かりやすくする
・発送方法や返品保証など不安な要素を明記する
・商品のこだわりポイントや容量などの詳細をアピールする
・サイズ、対象年齢なども記載する
・キーワードを意識する

上記の内容を簡潔な表現にして伝えていきましょう。

逆に参考にしてはいけない商品説明文は、

・商品スペックや魅力的な要素が記載されていない
・説明文がごちゃごちゃしていて分かりにくい
・返金保証などの記載がない

商品スペックはサイズや容量の部分なので、この記載がないと、用途が分からないので売
れにくいです。

また、商品説明文にも検索キーワードを意識することで、SEOに強くなると言えます。
なるべく入れるようにしてください。

売れやすくする為のコツはお客様が求めている内容を説明文に盛り込み、プラスαキーワ
ードを意識していくことが重要です。

 

アクセスを集める為に広告運用をおこなう

AmazonOEMで売上を作っていく上で、広告運用というのは必ずと言って良い程、重要
な課題になります。

スポンサープロダクト広告を運用するメリットは以下のとおりです。

・少額から広告を出稿することが可能
・クリックされなければ、広告費用は一切かからない
・購買目的で訪れているお客様に対して、広告出稿できる

Amazon スポンサープロダクト広告は、「クリック課金型」ですので、クリックされてか
ら料金が発生します。

また、少額から予算を設定できるという理由から初心者の方でも始めやすいです。

1日の予算は、『100 円』~でも設定できますし、
クリック単価はカテゴリーによって変動してきますが、相場は5 円~10 円程です。

僕は、主にアパレルを販売しているのですが、1 日の広告予算は500円から設定していま
す。

カテゴリーによって変わってきますが、クリック単価は大凡、約20 円くらいで出稿でき
ています。

お客様はAmazon で、なんらかの商品を購入しようとしている購買意欲の高いユーザーで
あることが分かります。

つまりユーザーが求める商品を表示することができれば、購入につながる可能性は極めて
高いと言えます。

新規出品したばかりの商品は、販売数が少ないため、ユーザーから検索されても上位表示
されにくいのですが、そこで広告を運用することで、実績のない商品でも上位表示させる
ことが可能になります。

 

スポンサープロダクト広告とは

まず始めに、Amazon スポンサープロダクト広告とは、販売したい商品に広告を出稿するこ
とができるキャンペーンです。

広告を出稿できる条件としては次のとおりです。

・大口出品者
・有効なクレジットカード情報の登録。
・新品商品を出品している。

※大口出品者のみが広告掲載できるサービスとなりますので、小口出品者の方は利用する
ことができません。

Amazonスポンサープロダクト広告には以下、2種類のキャンペーンがあります。

・キーワードターゲティング(検索結果への掲載)
・商品ターゲティング(個々の商品ページに掲載)

スポンサープロダクト広告を使うと、お客様が『検索したキーワード』に対して、検索ペ
ージに表示され、または『関連商品』に広告を出稿することもできます。

関連商品とは、レコメンドと呼ばれる、以下のような商品になります。

 

 

スポンサープロダクト広告の設定方法

まずは、セラーセントラルにログインして、広告キャンペーン一覧のボタン「キャンペー
ンを作成する」からスポンサープロダクト広告のキャンペーンを作ることができます。

「キャンペーン名」は、任意のキャンペーン名、配信開始日(もし必要なら)終了日、1 日
の広告予算を指定し、次にターゲッティングの種類を選択します。

後から変更が可能なので、とりあえず次に進めていきます。

広告キャンペーンのターゲティングでは、「オートターゲティング」と「マニュアルターゲ
ティング」の2つがあります。

【オートターゲティング】
オートターゲティングとは、Amazon のシステムで、その広告の商品に類似したキーワード
や商品と一致させます。

『キーワードや商品の一致』は、購入者の検索に基づいて商品情報と関連性の高いキーワ
ードで選択されます。

メリットとしては、キーワード選定をしなくて良いので、簡単に広告キャンペーンを作成
できます。

【マニュアルターゲティング】
マニュアルターゲティングでは、特定のキーワードおよび個々の商品に対して、広告を出
稿することができます。

オートターゲティングで成約率の高いキーワードを、マニュアルに設定していきます。

入札戦略

スポンサープロダクト広告では、3つの入札戦略から選択できます。

それぞれ広告に設定する最適な戦略を選択することが可能です。

①動的な入札額 – ダウンのみ
「動的な入札額 – ダウンのみ」の戦略を選択すると、ユーザーの販売につながりにくいクリックに関して、入札額が自動的に引き下げられます。

無駄な広告費の削減に繋がりますが、販売機会を逃すこともあります。


②動的な入札額 アップとダウン

「動的な入札額 ‐アップとダウン」を戦略を選択した場合、成約率に繋がる可能性が高いクリックに対して、入札額が自動的に引き上げられ、売上につながりにくいクリックについては入札額が引き下げられます。

成約率に繋がる可能性が高いクリック、低いものに関して、自動的に合わせてくれるので、
無駄な広告費も抑えることができますので、 1 番使いやすいと言えます。

③固定入札額
「固定入札額」の戦略を選択すると、すべてのクリックに対して、固定の入札額が使用さ
れます。
つまり成約率に繋がるクリックに対して入札額の調整は行われません。

『動的な入札戦略』と比較すると、インプレッション数(表示された回数)は増え
る可能性がありますが、広告費に対する成約率は減少すると言えます 。

広告グループ

商品ごとに、広告のキャンペーンを作成する際に管理しやすくする為にグループ別に分け
る事ができます。

後で、変更をする事も可能なので、「グループ名は任意」のまま進めていきます。

次に、広告グループ内で広告出稿したい商品を商品名や『ASIN』番号を検索窓に入力して
いきましょう。

そうすると、管理したい広告グループで追加した商品が表示されます。

①ターゲティングと入札設定
次に、任意の広告グループに設定した商品をどのターゲティングで出稿していくのか?と
いうことを決めていきます。
新規出品した商品は、最初はオートターゲティングから広告を出稿していく流れになりま
す。

②オートターゲティングのターゲティンググループの場合
オートのターゲティング設定では、『タイプ』と『ターゲティング』の種類が分けられてま
す。

【マッチタイプについて 】

・キーワード
(ユーザーが検索するキーワードにマッチするタイプ)

・商品ターゲティング
(個々の商品に対してマッチするタイプ)

【ターゲティングについて】

・ほぼ一致
(ユーザーの検索ワードが広告商品にほぼ一致する場合に広告が表示されます)

・大まかな一致
(ユーザーの 検索ワードが広告商品に 大まかに一致する場合に広告が表示されます)

・代替品
(ユーザーが広告商品に掲載されている類似した商品ページを閲覧している場合に広告が
表示されます

・補完商品
(ユーザーが広告商品を補完する商品詳細ページを閲覧している場合に広告が表示されま
す)


③マニュアルターゲティングの場合

マニュアルターゲティングでは、「キーワードターゲティング」「商品ターゲティング」のどちらかに設定することになります。

マニュアルのキーワードターゲティングでは、オートターゲティングと異なり、ご自身が
設定した『キーワード』や『カテゴリー』、ASIN に対して広告表示ができます。

つまり、Amazon を訪れたユーザーが何かの商品を求めて検索した語句が設定したキーワードにマッチされることで、検索結果ページに表示される仕組みです。


マニュアルの「キーワードターゲティング」のマッチタイプは3つあります。

部分一致 :任意の語順ですべてのキーワードを含む場合(複数形、変化形、および関連す
るキーワードも含む)

フレーズ一致 : 完全に一致するフレーズまたは一連のキーワードを含む場合。

完全一致 : キーワードまたは一連のキーワードと完全に一致する場合。

④キーワードの設定方法

希望の『マッチタイプ』と『入札額』を設定していきます。

「推奨入札額」の設定がありますが、初期設定のままだと、『競争率の高いキーワード』を
追加する場合、入札価格がそれなりに高くなる場合があるので注意しましょう。

設定したいキーワードの候補をリサーチする際は、便利なサジェストツールを利用すると
良いでしょう。
こちらは無料で利用することができます。

https://www.azkw.net/

 

商品ターゲティング

商品ターゲティングとは、ユーザーが閲覧している「関連商品ページ」に広告を表示でき
る仕組みです。

その中で、『商品カテゴリー』と『個々の商品』のターゲティングがあります。

①カテゴリー
カテゴリーでターゲティングするとターゲット層が幅広く網羅することができますが、無駄な広告費がかかっていきます。

②個々の商品
カテゴリーよりも、更に詳細にターゲティングをしたい際にお勧めです。
設定の方法は、広告表示をさせたい、商品のASIN を入力していきます。

メリットとしては、個々の商品に対して広告出稿ができるので、費用対効果の高いターゲティングを実行することができます。

除外設定

やはり、「キーワードターゲティング」、「商品ターゲティング」に設定したものの、無駄な
クリックや成約率に関係のないキーワードまで、広告表示がされる場合があります。

その際は、不要なキーワードを除外することができます。

除外したいマッチタイプは「フレーズ一致」「完全一致」の2種類から設定できます。

入力欄に除外したいキーワードを追加していくと設定完了です。

除外設定に追加するキーワードは、広告出稿して最低でも1ヵ月以上はデータを取ることをお勧めします。

そうでないと、データが少なすぎて不要なキーワードの精査ができないからです。

 

広告の効果的な活用方法とは

では、収益化に繋がる効果的な広告運用の活用方法についてお伝えしていきます。

赤字覚悟で広告費を使っていく

えっ、赤字覚悟で広告費を使っていくと利益出ないのでは?
と思うかもしれないですが、商品を出品したら、とにかく売ることを意識して広告費を惜しまず使うことをおすすめします。

広告運用を開始した初月は、必ずと言っていい程赤字になると言えます。

出品したばかりの商品は、カタログが育っていないので、Amazon を見ているお客さんの目に
留まりにくいのです。

これでは収益を出すのは難しいですよね。

そこでおすすめするのは、商品がお客さんの目に留まるように、広告費をどんどん使うとい
うテクニックです。

リリースしたばかりの商品は利益を得ていくスタンスより、回転数を意識して赤字でもと
にかく売ることが重要です。

その方が、検索順位も上がりやすく販売実績の少ない商品カタログでも、上位表示させるこ
とが可能になります。

赤字でも売っていくとなると不安になるかもしれませんが、AmazonOEMにおいて最初から黒字を狙うのは厳しいのが現状です。

もちろんリサーチの段階で魅力的な商品を選定していることが条件ですが広告費を使うことで、商品が多く売れる効果が期待できます。

成約数を増やしていけば、商品の自然検索(検索結果として表示されたサイトのうち広告を除いた部分)の順位も上がり集客アップに繋がります。

私も実際に2~3 ヶ月は広告費で赤字になりますが全く気にしていません。

もちろん、商品によっては初月から売れ行きが良い物もありますが、カタログが育っていな
いので売れ続けていくことは中々難しいです。

広告を出稿することで、ここまでの効果が望めるのですから、まずは赤字覚悟で広告費をど
んどん使いましょう。

 

ターゲティングの掛け方と期間について

では、具体的にターゲティングの使い方と期間についてお伝えしていきます。
新規出品に対して広告出稿する場合、

まずは、「オート」→「商品ターゲティング」→「キーワードターゲティング」の順で掛け
ていくことをお勧めします。

理由は新規リリースしたばかりの商品はテスト販売として出品していきます。

よって在庫も少ないですし、販売実績や商品レビューが付いていないので、最初からマニュ
アルや商品ターゲティングを使っていくと費用対効果が確実に悪くなるからです。

まずは、出品中の商品と関連性が高いキーワードを自動に拾ってくれるオート広告で1〜2
ヶ月を目安に出稿していくのがベストです。

幅広いキーワードに対して広告掲載することができるので、売上アップに繋がります。

1〜2ヶ月程、広告運用することで、ある程度データを集めることができるので分析する際に役立ちます。

また商品の売れ行きや人気度などもわかってくるので、そのくらいを目安にしておくことで無駄な時間と広告費を浪費せずに済みます。

Amazonスポンサープロダクト広告の基本的な設定方法と運用のコツなので、覚えておき
ましょう。

初心者の方は、まず始めにオートターゲティングで売れ行きを確認していきましょう。

広告のデータが集まれば、後はレポートを見て分析していきます。

分析方法のやり方は別のレポートでお伝えしますのでお見逃しのないようにチェックして
おいてください。

 

マニュアルターゲティングを活用するタイミング

マニュアルターゲティングを使うタイミングは、ある程度の販売実績があり商品レビュー
などが付いてきてからです。

オートでACOS が良ければ、マニュアルと併用することをお勧めします。

オートターゲティングで、検索ボリュームが多いキーワードや、成約率の高いキーワードをマニュアルターゲティングに追加し、キーワードへの入札額を上げることで、さらなるインプレッションや売上を増加することが期待できます。

マニュアルを使うタイミングは安定した在庫を確保できて商品を全力で売りにいく時に使
っていきます。

マニュアルターゲティングに設定するキーワード選定には、

Amazonサジェスト
ラッコキーワード

などのツールが効果的です。

Amazon サジェスト機能を使うとキーワード候補をまとめて表示させ、商品ページ作成の際
にヒントが得られるので上手く活用していきましょう。

・Amazon サジェスト


検索窓に調べたい商品のキーワードを入力していきます。
ここで得たキーワードは関連性が高いと判断できます。

・ラッコキーワード

検索窓に調べたいキーワードを入力していきます。

右のプルダウンからAmazon サジェストを選択します。

すると、「バックレディース」に関連するキーワードが表示されました。

このようなキーワード取得ツールを上手く活用してAmazon 広告の費用対効果を最大化して
いきましょう。

あくまで広告は補助的なものなので、広告単体で利益を得ていくというスタンスはあまり
お勧めしません。

広告の目的は商品を育てる(自然検索でも売れていく)というのが最終的なゴールだと思っ
ています。

Amazon のスポンサープロダクト広告の指標に「ACOS」という表示があります。

この指標は、広告費売上高比率(ACOS)となり、広告費に対する利益率の割合です。

広告費に対しての売上が『赤字か黒字』なのか、を理解するのに役立つ指標です。

当然ながら、ACOS が利益率より上回ると赤字となり低くければ黒字と判断できますね。

入札単価の調整をしながら、利益を得られるように最適化していく必要があります。

①オート→マニュアルターゲティングの順番がお勧め
②1〜2 ヶ月を目安にオート広告を出稿
③商品の売れ行きが良ければ(レビューが付いてきて)マニュアル広告を使っていく
④1日の広告予算は、500~1000 円で設定
⑤入札単価は(20~30 円)が望ましい

商品が育つまでは費用対効果は低くて当然ですので、根気よく取り組んでいくことが重要
です。

 

関連性の高いキーワードを設定

広告掲載で有利に働くには、(商品ページ)の最適化が大前提となります。

そもそも、Amazon アルゴリズム(検索エンジン)は商品ページに適切なキーワードが設定されていなければ関連性が低いと判断されるので、広告出稿した所で全く意味がありません。

商品ページの最適化については次の3 つが重要です。

・商品タイトル
・商品説明文
・内部キーワード

この3つのうち、商品タイトルを意識したキーワード設定が非常に重要です。

 

入札額や予算の設定

入札額の最低出稿金額は2円から可能となっています。

入札額は(20~30 円)くらいから設定をしてまずは様子をみましょう。

いくらから設定して良いのか迷う場合は、推奨単価を目安に設定することをお勧めします。

入札単価を高く設定している人ほど広告が表示されやすいという仕組みになっていますが、
必ずしも設定した入札金額が発生するわけではありません。

ライバルの(入札単価)によって変動してきます。
クリック分母が極端に少ない場合は入札額を上げてみたりしています。

例えば、
100クリック取れていない場合→入札単価上げてみる
100クリック取れて成約数0の場合→入札単価下げるor 広告停止

スポンサープロダクト広告は1 日の広告費用を設定できるので、予算に合わせて運用しま
しょう。

1日の予算は500 円程度で始めるのがお勧めです。

500 円より低く設定すると直ぐに予算オーバーになるので販売の機会損失に繋がってしま
います。

仮に1商品1日の予算を500 円で設定している場合、1 日(500 円)×30 日で15000 円で運
用できます。

このように予算を事前に設定することができるので、使いすぎる心配もありません。

新規でリリースしたばかりの商品は、1 日の予算を低めから設定して売れ行きが良ければ少し上げて見るなど調整していきましょう。

広告運用は出稿すれば利益を得られるとは限らないです。

もちろん出稿すれば売上アップに繋がりやすくなりますが、調整を自分でおこなっていかなければ赤字になったりします。

1 日の予算をすぐ使ってしまう場合はクリック単価を下げて様子みていくか、在庫など十分あったり良いレビューが入っていたら予算上げてみる。

このように状況に応じて広告を調整していくことが非常に重要です。

そもそもクリック数が取れない原因は商品に魅力がない、入札額が低い、商品ページに設定したキーワードと関連性が低いといったケースが挙げられます。

上記にお伝えした商品ページの最適化も1つの方法として考えておきましょう。

このような場合、調整や改善もせず広告を垂れ流しにしていては無駄な時間や資金を浪費してしまいますので、3日に1回くらいの頻度で必ず広告キャンペーンを確認していきま
しょう。

オート広告を使う場合、調整に関しては難しいことは何1つなくシンプルで操作がしやすい
です。

入札単価や1 日の広告予算の調整と「ターゲティングの有効・停止」くらいの作業です。

オート広告のターゲティングでは、

・おおまかな一致
・ほぼ一致
・代替え商品
・補完商品

 

このようにオートではターゲティンググループが分けられていますので、効果の高いものを残して良くないものを停止することになるので、運用がしやすいのが大きな特徴です。

・おおまか
・ほぼ一致
・代替え商品

は費用対効果が高いので、有効にしておきましょう。

個人的に代替えが、マッチタイプの中では費用対効果が1 番良い印象です。

しかし、他のマッチタイプと比べて代替えのデータが反映されるまで、2~3週間は掛かるの
ですが効果がないわけではありません。

「補完商品」は、ほとんどデータが取れず正直使えないので、停止しておいても問題ありません。

オート広告のデメリットとしては、特定キーワードの選定や入札単価を細かく調整するこ
とができないので、広告費用を削減したいという場合は厳しいです。

その為、オートでは幅広いキーワードを自動で配信してくれるので、
成約率に繋がりにくいキーワードまで無駄に広告費用が掛かってきてしまうケースがあり
ます。

なので、オートで1〜2 ヶ月程、データを収集してマニュアルターゲティングに切り替える、
もしくは、併用して掛けていくことをお勧めします。

マニュアルターゲティングなら、出稿したいキーワードを選定することができるので効果的なキーワードだけ入札額を上げると言った細かな調整ができます。

効果の低い不要なキーワードに広告費用をかけることなく、費用対効果の高い広告配信ができるのが最大のメリットです。

 

広告費の請求について

広告費の支払いについては未払い分の合計が上限額に達した際に、その都度請求が行われ
ます。

・出品用アカウントの残高からの支払い
・クレジットカードからの支払い

上記2つのパターンから選択できます。

管理から「請求および支払い」に進みます。

支払い設定を管理をクリックします。

支払い方法を変更から選択することができます。

上限額は、初回は5,000 円から始まり、支払いが完了するたびに15,000円、20,000円、35,000円と、最高額の50,000円まで増加できます。

限度額に達してない場合、広告料金の未払い分がある場合にも、翌月3 日に請求が行われま
す。

 

広告のデータ確認と分析方法

広告運用をおこなうとキャンペーンマネージャーから結果を確認することができるのでデ
ータ分析に活用しましょう。

キャンペーンマネージャーでは、広告がクリックされてから「1週間以内に購入された売上」
を確認できます。

キャンペーンごとに「インプレッション、クリック率、クリック単価、広告費」など、期間別に広告レポートを作成することが可能です。

まずは、セラーセントラルから「広告レポート」へ進みます。

次に、レポート作成をクリックします。

キャンペータイプは「スポンサープロダクト広告」にチェックします。
↓↓↓


確認したい「レポートタイプ」を決めて、「レポート期間」も選んでいきましょう。

「レポートを実行」をクリックすると完了です。

 

 

広告レポート作成時の注意点

1つ注意点があるのですが、スポンサープロダクト広告の売上がレポートに反映されるまで、
最大で約2週間かかる事です。

そのため、広告レポートをダウンロードする際は、基本的に2週間以上前のデータを出した
方がいいです。

その理由ですが、広告出稿したからと言って、購入客がスグに商品を買うわけではなく、他
の商品と比較した後に、数日後に購入するケースがあります。

『広告レポート』は、クリックされてから反映されるまで2週間かかる仕様なので、広告レポートを出す場合は最低でも2週間前のデータを取るようにしないと、正しい計測ができないと言えます。

ユーザーが、「どんなキーワード」で検索したのか、
どのくらいの、インプレッションとクリック率に対して、成約率があったのか?

Amazon 広告を運用していく上で、広告の費用対効果を最適化する為には、レポートを確認し
て分析と改善をおこなう必要があります。

分析と言っても単純にACOS という指標を良くしていくだけです。

ACOS とは売上高広告費比率(広告からの売上に対する広告費)の割合です。
広告費を商品の売上で割って算出します。

ACOS が利益率より上回ると赤字となり、低ければ黒字と判断できます。
つまり、低ければ低いほど広告費用対効果が高いと言えます。

広告レポートを活用するメリット

広告レポートを分析するメリットは次のとおりです。

・広告の効果を確認することでデータ分析できる
・商品ページの改善で売上向上に役立つこともできる

 

広告の効果を把握できるので改善できる

レポートを活用することで成約率のあるキーワードを一瞬にして確認することが可能です。

他にはインプレッション、ユニットセッション、クリックされてから1 週間以内の売上、平
均クリック単価、注文数などデータ分析することができます。

広告運用することで得られるデータは商品ページの改善に加え売上アップに繋がるヒントになるので積極的に使っていくべきだと思います。

効果の高いキーワードを分析して、費用対効果の向上を目指しましょう。

 

商品ページの改善で売上向上に役立つこともできる

広告レポートの分析結果で、成約率の高い「キーワード」を商品ページの「内部キーワード」に追加したり、説明文にも入れていくことで自然検索(SEO)や広告表示で有利に働き
ます。

内部キーワードとは、商品ページを作る際にキーワードを設定する項目があります。
検索結果に繋がるので最も重要な箇所です。

広告レポートの活用方法は広告精査だけではなく、このように商品ページを最適化することも可能になります。

 

広告の目的

スポンサープロダクトは「新規登録商品を露出させて売ること」が目的ではありません。

1.広告で露出する
2.売れることでランキングが上がる
3.自然検索結果でも露出する(レコメンドに表示されるようになる)
4.さらに売れる
5.Amazon 内でランキングが上がり自然と売れるようになる

広告で露出して売れることでデータ収集が出来ますので、

自然検索に強いページ作りを意識してください。

「とにかく売ることを意識してランキングを上げて、広告以外(自然検索)でも売れるよう
になること」が最終目的です。

直近でどれだけ買われたか(リリースして1週間が勝負)によって商品のSEO(自然検索)に影響してくるので、とにかく売ることを意識していきましょう。

まとめますと、

1. オートターゲティングを活用し、マニュアルターゲティングで使えるキーワードをリスト化する。
(この時、予算は多めにする)2.1〜2週間ほどオートターゲティングで運用し、オートターゲティングで収集したキーワードをマニュアルターゲティングで活用する。3.マニュアルターゲティング広告運用しながら広告レポートなどを分析し、予算配分を増
やしたり入札額を調整する。

広告を利用することで商品が売れることだけではなく、
購入者の検索キーワードなど多くの気付きが得られます。

そして売れる商品ページ作りに重要なキーワード収集も出来るので、Amazon の仕組みや購入者の検索キーワードなど多くの気付きが得られます。

だからこそ、僕はAmazon広告の運用を強くオススメしています。

 

 

クーポンを使ってお得感を出す

クーポンを使うことで、中々売れにくい商品でも、お得感を演出することができますので、
売れやすくなるケースがあります。

簡単に作成することが可能なので手軽に利用できてしまいます。またユーザーの購買意欲を引き出させることが最大のメリットです。

しかし、クーポン発行ができるのは、大口出品者のみとなります。

Amazon でクーポンを発行するメリットは以下の通りです。

・成約率・閲覧数がアップする
・Amazon 検索順位が上がる

以下のようにクーポンを発行すると、他の出品者より商品を目立たせることができます。

その為、閲覧数が増えるので、成約率アップに繋がります。

クーポンの発行方法は次の手順です。

↓↓↓

①右上「新しいクーポンを作成」を押します。

②検索窓にキーワードかSKU/ASIN を入力し、クーポン対象商品を検索。

③検索結果に出てきた商品の「クーポンに追加」ボタンを押すと、対象にしたい商品が右側
の「クーポンに追加しました」の欄へ移動します。

④同じ手順で最大50 個の商品(ASIN)をクーポンに追加できます。
商品の追加が完了したら「次のステップに進む」をクリック。

(割引額・割引率・予算の設定)
商品に適用する割引率または割引金額を入力し、1 人あたりのクーポンの使用回数を設定
できます。

⑤クーポンの予算を設定を決めて、次のステップに進む。

 

予算は次の費用の合計で設定をします。

・割引の日本円相当額
・引換手数料(1 回の引き換えごとに60 円)

「使用率が80%に達するとクーポンは非表示になります」

2,500 円の商品に400円のクーポンを提供した場合、
クーポンが有効になった最初の日、50人の購入者がクーポンを引き換えたとします
(クーポンの取得後にクーポンの対象商品を購入したとします)

費用は、以下のように計算されます。

(割引の日本円相当額x 引換数)+(引換手数料x 引換数)
(400 円x 50)+(60 円x 50)= 20,000 円+ 3,000 円= 23,000 円

購入者がクーポンを利用した結果、翌日、23,000円が予算から減額されます。


⑥クーポン名・スケジュール・ターゲット(対象者)の設定

購入者に表示するクーポン名を入力し、ターゲットとなる購入者を設定します。

最後にクーポンの有効期間を1~90 日の間で設定して次のステップに進みます。

 

⑦最後に入力した項目に間違いがなければ「クーポンを登録」をクリックします。

・ワンポイントアドバイス
クーポン利用時は、プライムデーやサイバーマンデーなどのビックセールと上手く組み合わせることで、売上を最大化することが可能です。

 

販売価格の設定

Amazonでは、とにかく販売数を多く売ることで、レコメンドやランキング上位に表示されや
すくなります。

販売開始したばかりの商品は、実績や評価などが全くないので、売れにくいと言えます。

その為、販売数を増やすことを目的にして、一時的に赤字だろうと、ライバルの価格より
も値段を下げていく戦略をとっていくのがベストでしょう。

商品ページを育て長期的に利益を得ていくためには、必要不可欠なことです。

最初からランキング上位やSEOに強い、売れている商品と同じ販売価格に設定しても、売れにくいからです。

ある程度、販売数が増え評価や実績があがってくると、Amazon検索エンジンが価値ある商品ページと判断する為、ランキング上位やレコメンドに表示されやすくなります。

よって成約率に繋がることは間違いないでしょう。

そのタイミングで販売価格を上げていく戦略など工夫することで、利益を上げることだって可能です。

1.ライバルよりも販売価格を下げて売っていく(ランキングを上げる為)

2.ランキングが上げる(売れやすくなる)

3.ランキングに表示される(レコメンドにも表示される)

4.販売価格を上げていく

もし、値段を上げて売れなくなった場合は、様子を見ながら下げるなり状況に応じて設定していきましょう。

このように販売実績を作ると、自然検索(SEO)にも強くなるというメリットもあります。

よって、安定的に商品が売れ出すので在庫補充だけで、売上を最大化することが可能になります。

自社ブランド販売は、ここを目標にして取り組むことが大きな課題となります。

 

商品紹介コンテンツの活用方法

Amazon における商品紹介コンテンツの活用術とおすすめのモジュールを紹介します。

新規出品する上で、紹介コンテンツを使って上位表示を狙い売上を最大化する為に役立つ内容は以下の通りです。

・モジュールの種類とおすすめの設定方法とは?
・売上アップの効果を最大化するための秘訣とは?

ライバルと差をつけて長期的に利益を得ていく為の今後のヒントとして活用していただければと思います。

コンテンツを作成できる条件としては、大口出品者の方を対象に作成できるようになって
います。

売上を作っていく上で商品選定が基本となってくるのは当然のことですが、画像や紹介コンテンツの作成が非常に重要になってきます。
(紹介コンテンツはAプラスという呼ばれ方もします)

紹介コンテンツは、テキスト+画像を組み合わせることができ、また規定されたサイズや構成を自由に選ぶことができます。

よって、ランディングページのように商品をターゲットにアピールすることができますので、売上アップに繋がると言えます。

説明文で伝えきれなかった内容を更に紹介コンテンツで商品の魅力をプラスα補うことが
可能となります。

作成自体は至って簡単なのですが、どんな構成(レイアウト)にすれば良いか悩みますよね。
そこで、実際に僕が作成した紹介コンテンツをいくつかお見せします。

僕は全部で5枚の画像を使って、モジュール(構成)を作成しています。

(パソコンから見た場合)

1 番上の画像は商品のキャッチコピーやブランド名を入れています。

2 枚目の画像は、サムネイルのような少し大きい画像を使って商品の特徴が一目で確認でき
ることが重要です。

3~5枚目は商品のスペックや特徴ですね。

・サイズ
・用途(使い方)
・収納の部分など

このように商品の詳しい内容は最後の画像を使って訴求していきます。
設定していく(画像のサイズ)については、後ほど詳しく説明していきます。

(スマホから見た場合)

デバイスが違えば表示画面が、このように異なってきます。

スマホの場合は縦画面なので、画像が縦表示になります。

下記の商品も構成は同じですが、先程のレディースバッグと全くターゲット層が違うので、もちろん訴求ポイントが異なってきます。

画像に入れる訴求ポイントやデザインはどんな人がターゲットなのか、
によって変わってくるので、事前にデザイナーと打ち合わせをおこないましょう。

このように商品のポイントを詳細に画像とテキストでアピールする事が可能になります。

お客様からしたら、もっと詳しい情報が知りたいので、積極的に作成することで成約率に繋
がるのは間違いないので使わない手はありません。

単なる画像だけを貼り付けたページよりも、商品紹介コンテンツを使った方が売れやすく
なるのは間違いありません。

しかし、それを使ったから必ず売れる、というものでもなく正しく作成しないと「反応
の良いページ」にはなりません。

ここからは、商品紹介ページの効果を最大限に効果を高める秘訣を解説します!

 

商品紹介コンテンツ作成方法

商品紹介コンテンツの作成方法についてお伝えします。

大まかな作成の流れは以下の手順です。

1.セラーセントラルにログイン
2.「在庫」→「商品紹介コンテンツ管理」をクリック
3.「商品紹介コンテンツの作成を開始する」をクリック
4.モジュール(テンプレート)を選択
5.画像をアップロード
6.コンテンツの詳細を入力
7.「ASIN を適用」をクリック
8.「ASIN を入力」→「コンテンツを適用」→「確認して送信」
9.プレビュー画面を確認
10.問題なければ「承認用に送信」をクリック

まず始めに紹介コンテンツを作成する際にモジュールと言った、文字と画像を組み合わせることができ、テンプレートが何種類か用意してあるので、その中から好きなものを選ぶことができます。

このように商品説明文では伝わりにくいような商品の特徴を一瞬にしてイメージし易くなるといったメリットがあります。

テンプレートによって設定できる「画像サイズ・枚数」が変わってきますので、商品に合わせて使っていくという流れになります。

では、作成の手順を具体的に説明していきます。

まず「セラーセントラル」にログインして→「在庫」→「商品紹介コンテンツ管理」をク
リックします。

「商品紹介コンテンツの作成を開始する」をクリックします。

すると、下記の画面が表示されます。

手順としてはいくつかのモジュールを選び、「モジュールを追加」をクリックして設定す
る画像をアップロードします。

(全部で17 枚)のモジュールから組み合わせて作成する事が可能です。

では、それぞれモジュールの特徴をお伝えします。

(スタンダードプロダクト説明テキスト)

(スタンダード企業ロゴ)画像[600px x180px]

(商品の比較表)画像[150px x300px]

(標準のイメージと明るい色のテキストオーバーレイ)
画像[970px x300px]

(標準技術仕様)テキストのみ

(標準的な4 つの画像とテキスト)画像[220px x220px]

(標準的な単一のイメージとハイライト)画像[300px x300px]

(標準的な単一の右の画像)画像[300px x300px]

 

(標準的な単一画像・サイドバー)画像[300px x400px ] [350px x175px]

 

(スタンダードマルチイメージモジュールA)画像[300px x300px]

テキスト付き標準画像ヘッダー像[970px x600px]

(標準4 つのイメージとテキスト象限)画像[135px x135px]

 

(標準テキスト)テキストのみ


(標準的な3つの画像とテキスト)画像[300px x300px]

(標準的なイメージおよび暗いテキストのオーバーレイ)画像[970px x300px]

 

(標準的な単一のイメージと仕様詳細)画像[300px x300px]

 

標準的な単一の左の画像 画像[300px x300px]

画像設定についてですが、ここで注意点があります。
(赤文字の箇所はモジュール内の画像サイズ)

必ずモジュールを選ぶ際は、それぞれ指定された画像サイズの規定がありますので、事前に
確認して画像を作成しましょう。

下記のモジュールの画像サイズでは、「150:300」と規定が決めれています。

規格外のサイズで画像を設定すると、表示が崩れるためぼやけてしまいます。

こちらの画像サイズも事前にデザイナーに伝えておくことで、スムーズに作業を進めてい
くことができます。

こちらは「300:300」、「300:400」「350:175」のサイズですね。

モジュールによってサイズが異なってきますので、間違えのないように確認しておきまし
ょう。

画像を追加しましたら、次に下記の項目を入力します。

・コンテンツ名
・言語

この2つは必須なので、入力してください。

コンテンツ名はご自身が管理しやすければ何でも良いので、「商品名」や「ASIN」などを
入力します。

言語は日本のAmazon で販売するので、「日本語」を選びます。

画像をアップロードしますと、「画像のキーワード」という項目が表示されるので、関連す
るワードを設定しましょう。

例えば、ショルダーバックの画像なら、そのワードに関連する「バック」と入力する形にな
ります。

コンテンツの構成は「必ずこれが良い!」といった正解はないですが、
注意点として、お客様が閲覧した際に見やすい構成なのかを考えましょう。

ごちゃごちゃしていて逆に見にくいと、結局誰にも刺さらない為、効果が得られにくいと言
えます。

また、パソコンとスマホの両方から見た場合では表示が変わってきます

パソコンから閲覧した場合は、商品のカスタマーレビューの上に表示され、スマホの場合は
ページ中段になります。

どちらかが見えづらい表示になっていることもあるので、必ずパソコン、スマホの両方から
確認してください。

商品紹介コンテンツは、どのような構成に仕上げたら良いのか?
初心者の方は得に悩みますよね。

そこで、Amazon でランキングの高い商品ページや楽天のランディングページLP を参考に
するのも一つの方法としてお勧めです。

実際にランキングの高い商品ページは売り方を知っている出品者が多いので、売れやすい
構成を真似ていく事が重要です。

商品紹介コンテンツで使っていく画像の作成方法はデザイナーに依頼していく流れになり
ます。

僕が依頼しているデザイナーは商品画像とセットで、コンテンツも作成してもらっています。

デザイナーによって作成費用は変わってくるのですが、僕は8千円〜1万円で作成してもらえています。
募集サイトやデザイナーによって相場が変わってきますので、一度ご自身で実際に使ってみることをお勧めします。

募集は下記のサイトなどから依頼できます。
↓↓↓↓↓↓

(ランサーズ)
https://www.lancers.jp/

(クラウドワークス)
https://crowdworks.jp/

(ココナラ)
https://coconala.com/

モジュールの追加が完了しましたら、画面右上の「ASIN を適用」をクリックします。

商品紹介コンテンツに適用する「ASIN を入力」して、「コンテンツを適用」→「確認して
送信」をクリックします。

 

プレビュー画面を確認できますので、表示画面に問題がなければ「承認用に送信」をクリ
ックします。

コンテンツを掲載する場合はAmazon の審査があります。作成するうえで修正点がなければ、
商品ページに紹介コンテンツが反映されます。

コンテンツのスターテスが「承認済み」と表示されていればオッケーです。

大体、4〜5日程度で審査結果がでますので、「商品紹介コンテンツの管理」から確認してお
くと良いでしょう。

審査に通らない事例としては、
コンテンツの紹介文に、「購入を促す文言」や「価格に関する情報」などを入れると通ら
ないケースがありますので、注意してください。

スターテスが掲載不可になっている場合は、禁止事項に該当する箇所がないか再度確認し
ましょう。

不備があれば再度修正をして、「承認用に送信」をクリックしましょう。

詳しくは、下記のAmazon商品紹介コンテンツガイドラインをご覧ください。

Amazon

 

商品紹介コンテンツの効果を最大限に上げる方法

紹介コンテンツは、ただ作成しただけでは効果が低いので、しっかりと訴求ポイントを工夫しながら伝えていくことが大切です。

例えば、「メンズ財布」と「レディースバック」では、ターゲットが全く異なります。

その為、コンテンツ画像や紹介文は商品の用途によって内容も違ってきますし、男性、女性向けに合わせて訴求ポイントや構成を意識していきましょう。

また、商品説明文では伝えきれなかった要素をコンテンツの紹介文に明記していくのはもちろんですが、説明文と被っても問題はありません。

短すぎず長すぎず、伝えたい訴求ポイントを簡潔に分かりやすく内容をまとめましょう。

商品画像同様にコンテンツも作り込む必要があります。

僕は、作成してもらった商品画像をモジュールに合わせたサイズにリサイズしてもらったりデザインを組み合わせて使っています。

そうすると、デザイナーに依頼した際にコンテンツ用に新たに画像を作成することもないので、費用を抑えることができます。

 

コンテンツの効果を上げるポイントとしては、

・購入層に合わせた訴求を考える
・紹介文はだらだら長すぎないこと
・画像はデザイナーに依頼すること

上記の内容を意識して作成していきましょう。

最後に僕が普段使っている紹介コンテンツの構成を紹介します。

全部で4種類のモジュールを組み合わせて作成しています。

【600:180】1番目
【970:600】2番目
【300:300】3番目
【300:300】4番目

 

【600:180】1番目

(キャッチコピー)ターゲットに刺さる商品の訴求ポイント

 

【970:600】2番目

(商品の魅了が一目で伝わるサムネイル)

 

【300:300】3番目

(商品のディテールや特徴などポイントを伝える)

 

【300:300】4番目

(3番目同様に商品のディテールや特徴を伝える)

 

画像の枚数は全部で8枚を設定することになります。

しかし、初めて紹介コンテンツを作成する方はどのような構成が良いのか、
かなり悩むところだと思います。

モジュールの選択は人それぞれ考え方があるのは当然ですが、僕は、上記の構成がターゲットの購買意欲を掻き立てることができるのではないか、と思っています。

理由は単純で、シンプルで見やすく商品の特徴が一目で確認できる構成だからです。

1番目と2番目の正方形の画像サイズでキャッチコピーやサムネイルを使うことで視認性を高めるメリットがあります。

売上をアップする秘訣は上記の構成を完コピするでも良いですし、
また楽天やAmazonの売れている商品ページを参考にしていくこともお勧めです。

更にご自身でもっとこれ以上に良くならないか、
という思考(考え方)を身につけていくことがビジネスでは非常に重要です。

今回は、商品紹介コンテンツの作成方法と売れやすくなる為のコツをお伝えしました。

売れている出品者の構成を参考にしたり、ちょっとした工夫をするだけで、ライバルと差が付き売上アップに繋がることは間違いありません。

 

 

カスタマーレビューの効率的な集め方について

中国輸入をする上で商品を安定的に売っていくには、商品レビューが非常に重要になって
きます。

では、商品レビューを増やすにはどうすれば良いのか?
という疑問にお答えしていきます。

中国輸入ビジネスで仕組み化を作りたいという方は、今後のヒントになりますので、ぜひ最
後までご覧ください。

 

 

Amazon で評価レビューを増やす方法とは

Amazon で商品を売っていてもなかなかレビューの数が上がらないということもあります。
レビューが多い方が信用性も高くなるので必要なものです。

それではどんな方法で評価のレビューを上げていけばよいかをご紹介していきます。
評価がなぜ必要になるのか?

カスタマーレビューを増やすことで、検索上位やアカウントの質を高めるのにとても有利
になります。

購入者は評価を見てから購入するケースがとても多く、評価が多いほど安心して購入するのです。

評価が少ないとか、全くない人から買うのは不安になることがあります。

商品が本当に無事に届くのか、不良品が届くかもしれないという場合も考えられるのです。

星の数が多い(評価が高い)ほど信頼できる出品者と判断できます。

レビューの星の数は1〜5 を選ぶことができ5 が最高になります。

星1〜2 : 非常に悪い
星3 : 悪い
星4〜5 : 非常に良い

その数が多いほど高いレビューなので購入者は安心してまた購入します。

星の数をチェックしている人も多くいますので、レビューが多くなると商品もよく売れるようになると言えます。

要点まとめ

・販売数を増加させることに繋がる
・Amazon 検索エンジンにも有利になる
・検索された場合に上位表示されやすい

新規出品者の場合

新規出品の場合、評価がゼロから始まるので特にレビューの獲得が必要になります。

また商品の売れ行きにも影響がある為、まずはレビュー獲得をどうすれば効率良く増やす
ことができるのか?という思考が大事になります。

お客様の信頼と購入率を上げるためにもやらなくてはならないことです。

1.購入した人に評価してもらうようにメールを送る

Amazon で商品を購入してくれた人に評価をしてもらうようにメールを送ってみましょう。

基本的な方法ですぐに評価されるとは言えませんが、まずは送ってみるようにします。

中にはレビューをしてくれることもあります。レビューリクエストを送ったら購入者のビューを待っているだけになります。

手順は以下の通りです。
↓↓↓
(レビューリクエストの方法)

1,セラーセントラルを開きます

2.「注文管理」を開き「検索窓」に該当する商品を検索します。

 

 

3.「売れた商品の詳細」をクリックします。

すると、過去に注文された商品が表示されるので、注文の詳細をクリックします。

4.「レビューをリクエストする」をクリックします。

これで、レビューリクエストは「完了」です。

まずは、地道に販売数を増やすことを前提として、商品が売れるようにする工夫をしなけれ
ばいけません。

こちらの方法は簡単な手順で取り組めるので、せび試してみてください。

 

 

2.Amazon 公式の「レビュー依頼サービス」を使う

レビュー依頼サービスはAmazon が提供している公式のサービスになります。出品者向けの
ツールで購入者にレビューを促すものになります。

(Amazon VINE 先取りプログラム)
AmazonVine 先取りプログラムは予約した商品や新商品のサンプルを「Amazon が選んだトッ
プレビュワーに商品を提供し商品レビューを書いてもらうプログラムです。

このトップレビュワーとは分かりやすく言うと、Amazon で商品を購入して多くのレビュー
を入れている人です。

メリットとしては、商品のレビューが付くことで、当然ながら販売機会を増やすことが可能
になります。

先程お伝えしたとおり、評価(カスタマーレビュー)がない商品は、ちゃんと商品が届くの
か、品質は大丈夫かな?という不安が募ります。

通販サイトでは手にとって商品を確認できないため、実際に評価を書いてくれた人のレビ
ューは参考になるので、購入の決め手となります。

商品レビューの対策はしっかりとおこないましょう。

しかし、デメリットとしては悪いレビューが入る場合もあります。

なぜかと言うと、高評価のレビューをしてもらうためのプログラムではないからです。

「Amazon Vine 先取りプログラム」に招待されたレビュワーは、商品に対して率直なレビ
ューを書きます。

AmazonVine 先取りプログラムに参加できる条件としては以下のとおりです。

・Amazon ブランド登録での表示が許可されているブランドであること
(=Amazon ブランド登録済み)
・商品詳細ページのレビュー数が30 件未満である。
・購入可能なFBA 出品商品のコンディションが「新品」である。
・FBA 在庫がある。

引用元[AmazonVine について(セラーセントラルへ遷移します)

Amazonサインイン

流れとしては、各仕入先から提供されるサンプル商品をVine のメンバーに無料で送られま
す。

そしてレビューは色がついてほかのレビューと区別されます。

流れとしては以下の手順です。

①レビュー依頼したい商品をAmazonVine へ登録する。

②希望した登録商品が、AmazonFBA 倉庫から「レビュワー」へ発送される。

③商品を受け取ったレビュワーが商品を使用後にレビューを投稿する。

 

Amazon Vine 先取りプログラム(以下、「本プログラム」)とは、お
客様に予約商品や新商品のサンプルをご利用いただき、ご意見やご感想
をカスタマーレビューとして投稿いただく、招待制プログラムです。
・本プログラムのメンバー(以下、「Vine メンバー」)となるお客様は、
他のお客様の役に立つ率直なカスタマーレビューを投稿している実績が
あります。Amazon.co.jp では、各仕入先から提供されたサンプルを、Vin
e メンバーに無料でお送りします。投稿されたレビューは、レビューガ
イドラインに違反している場合を除き、修正、編集されません。そのた
め、Vine メンバーは商品に対する意見を自由に書くことができます。
Vine メンバーによるレビューには、「Amazon Vine 先取りプログラム
メンバーによるカスタマーレビュー」という緑色のストライプが表示さ
れ、他のレビューと区別することができます

引用元:[Amazon Vine 先取りプログラムの概要]
https://www.amazon.co.jp/gp/vine/help

 

(要点まとめ)
Amazon が選んだトップレビュワーへ出品者が商品を無料で提供して「商品レビュー」を依
頼する流れです。

レビュワーは商品に対して率直な感想を投稿するプログラムになります。

3 .Amazon アマスタ (外部サイト)を使う。

アマスタというツールもあり、購入者にメールを自動配信してくれるというものです。

販売数が増えてくると手動で評価依頼メールを送っている方は限界があるので、かなりの時間を取られてしまいます。

そこで、評価依頼にも使える便利なツールがアマスタというサービスです。

手動でメールを送る必要も一切なくなり、他の事に時間を作ることができるので、かなりお
勧めです。

また、本文などはテンプレートとしても用意されていて初心者でも安心して使うことができ
ます。

料金はスタンダードプランで、月額1980 円でメールの配信量は5000通です。

メールの登録数は1注文3通までになります。
(30日間は無料で試すことができます)

アマスタを使う注意点としては、ただ闇雲に購入者に対して商品レビュー依頼するのは避
けましょう。

購入者によっては悪いレビューを付けられる可能性があるからです。

それを防ぐための対策としては、まずは1通目の依頼メールは出品者評価を促し、良い評価をいただけたら、2通目で商品レビューを依頼する流れがお勧めです。

その方が初っ端から商品レビューを依頼して、悪い評価を付けられる可能性が低いからです。

出品者評価で良いレビューを付けて頂いた方は、良い商品レビューを書いてくれる可能性が極めて高いので、出品者評価のコメントなどを確認しておきましょう。

商品レビューは出品者評価と違って削除ができないので覚えておいてください。

このようにアマスタは、1度設定をするだけでメール送信を自動で代わりにやってくれるの
で、かなり便利な機能です。

注意することとは

また、Amazonの評価を依頼するグループなどもあったりします。

Facebook、LINEなどで商品を購入したように見せかけてレビューをしてほしいというグループが問題になっています。

商品はクーポンプレゼントや返金をするという形をとっているようです。

これはAmazonの規約には違反していることなので、絶対に避けましょう。

規約違反なので、最悪の場合Amazonのアカウント停止や閉鎖されてしまうかもしれません。

また、Facebookでもその辺はチェックされていてアカウントが止まる場合もあるようです。
主に、中国系のセラーがほとんどなのでとくに注意が必要になります。

販売する上で規約はしっかりと守っていきましょう。

 

要点をまとめますと、

高評価レビューが多い商品は上位に表示されるという傾向があるため、カスタマーレビュ
ーは非常に重要です。

レビューを増やすためには、

・販売数の増加
・購入者にレビュー依頼
・Amazon Vine プログラムを利用

などの施策が必要です。

言うまでもないですが、最初はレビューを増やすために地道に販売数を増やすしかありま
せん。

購入者にレビュー依頼の連絡をする際は、あくまでも強制的に頼むのでなく購入者に許可
を得ておこないましょう。

このコンテンツは僕がOEMで利益を得ている方法や戦略などの考え方をまとめています。

全く販売経験のない初心者さんや資金の少ない方でも実践できる内容となっています。

ただ、このマニュアル通りに実践すれば成果を出すための最短の近道と言えますが、「これをやれば必ず上手くいく!」などの確証はありません。

ご自身で実際にやってみて、その行動した結果を検証していくしかありません。

この考え方が重要です。

1つの方法を学んだら、その方法を徹底的に実践するという行動は間違っていないですが固執するのは良くありません。

ほかのことも応用して思考していきましょう。

ここまで中国輸入OEMで成果を出すための原理原則に基づいた基礎知識をしっかり理解した上で、ぜひチャレンジしてみてください。