こんにちは、ひゆんです。
突然ですが、あなたの大切な在庫が『紛失』していたらどうしますか？
「えっ！？そんなことあるの！？」と思われたかもしれません。
でも、あり得るんです。
Amazonの倉庫では、24時間365日膨大な数の商品があっちへ行ったりこっちへ行ったりしています。
そんな中には、倉庫内には確かに存在しているのに、行方不明状態の商品もあります。
人が管理する限り、仕方がないことです。
ですが、そんな状態の商品はスタッフの目をすり抜けているので、こちらから『調査依頼をしなければ、行方不明のまま』になります。
それでは、Amazon在庫元帳のレポート確認方法と調査依頼はどうやってするのでしょうか。
その方法をご紹介します。
在庫紛失チェックの方法
2023年1月31日より、在庫調整レポートの確認方法が変更されていました。
現在、在庫照合レポート、在庫受領レポートは廃止され、代わりとなるレポートとして、「在庫元帳レポート」からの確認は以下の手順です。
《セラーセントラルからデータをダウンロードする》
1．セラーセントラルの「レポート」タブから「フルフィルメント」を選択します。
2.左側の一覧より「在庫元帳」をクリック。
3.対象商品となる、「ASIN」「出品者SKU」「フルフィルメントネットワークSKU（FNSKU）」のご希望の項目へ商品情報を入力。
4.以下の内容でご入力の上、「レポートの生成」をクリック。
・レポートのタイプ：詳細表示
・イベントタイプ：調整
・期間：プルダウンよりご希望の期間を選択
指定できたら、CSV形式でのダウンロードをリクエストします。
取得したデータから紛失した在庫がないか確認する
FBA倉庫で紛失した商品を絞り込んで確認する際は、レポートタイプを「詳細表示」選択します。
イベントタイプはプルダウンから「調整」を選択すると確認できます。
取得したデータを「出品SKU」か「FNSKU」で並べ替えて、数量と理由の部分を見ます。
そして商品の数量を全て足して計算します。
例えば、1+(-2)+1+5+(-3)+(-2)+1=-1
こうして個数がマイナスになっていれば商品が紛失している可能性があります。
そうしたら、テクニカルサポートに在庫調査依頼をすることになります。
データをエクセルシートで保存（紛失在庫の部分のみ）して、その時に備えましょう。
テクニカルサポートに紛失在庫調査依頼をする
テクニカルサポートに連絡する
「Amazonから出荷（FBA）」から「不足しているFBA在庫」と「上記以外のFBAの問題（注文、在庫状況、返送など）」のどちらかを選びます。
どちらを選んでも、基本的には対応してもらえます。
Eメールの画面になりますので、「質問の内容」と「添付ファイルを追加」を入力します。
「質問の内容」には以下のような文言を入力します。
「在庫調整レポートを作成し、在庫チェックをしたところ、在庫が発見されていない商品が見受けられました」
データファイルを添付いたしますので、調査をしていただけますと幸いです。
恐れ入りますが、どうぞよろしくお願いいたします。」
–ここまで–
「添付ファイルを追加」には先ほど作成したエクセルシートを添付します。
気をつけて欲しいのは、ダウンロードしたままのCSV形式ファイルだと、テクニカルサポートの方もどこを確認すればいいか分からなくなります。
きちんと在庫の数が合っていないファイルを添付しましょう。
このEメールを送信すると、調査が開始されます。
もし倉庫で該当商品が見つからなければ、「FBA補てん通知」というメールが後日届き、ペイメントで払い戻しが行われます。
払い戻し額はAmazonが過去のデータから算出した金額なので、若干の誤差がある場合があります。
また、Amazonから「補てんの手続きを開始しました」というメールが来ても、実際には補てんされていない場合もあるらしいです。
きちんと補てんされたかどうかの確認までして、調査依頼を終わらせてください。
まとめ
在庫調査依頼をするには、以下の手順で行います。
・セラーセントラルからデータをダウンロードする
・ダウンロードしたデータから紛失在庫がないか計算する
・テクニカルサポートに連絡して在庫調査依頼をする
在庫を紛失されても、Amazonを責めないでください。
攻撃的なEメールを送ってしまうと、対応してもらえなくなるかもしれません。
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