こんにちわ、ひゆんです。
今回はせどりで家電を仕入れる際に、初心者の方は特に注意してほしい重要なポイントを解説します。
こちらの記事は『新品家電』を仕入れる際の大切な内容となっています。
家電せどりとは、主に家電量販店やホームセンターで仕入れをおこないます。
家電は市場規模の中でも、かなり回転の速い商材です。
規模が大きいので、様々な商品がリニューアルとして販売されていますね。
商品の入れ替わりも速いので、リニューアルされ最新モデルが発売されるので『旧型モデルが廃盤』となり、店舗は早く処分したい訳です。
この理由から、私たちは原則としてせどりができる訳です。
本当に感謝しなければいけません。
しかし、家電を仕入れる際、注意しなければならないことがあります。
特に、Amazonのプラットフォームは規約ルールなどがとても厳しい傾向です。
守らなければ、Amazonアカウントの停止の面でリスクが生じてしまうからです。
※家電製品を仕入れる際は、以下の項目に注意しましょう。
まず、1つ目が家電量販店などで仕入れた商品の保証書について、気になるのではないでしょうか?
お店によって、保証書は異なってきますが、大きく分けて以下の種類があります。
①購入した商品の外箱に店舗の保証印が押されている
②購入した商品の外箱に保証印が押されていない場合
③レシートが保証書の代わりになっている
④取扱説明書の裏に保証書がついている場合
上記に挙げた4つの中で、新品として出品しても良いのは、『②、③、④』となります。
①は新品販売NGです。
フリマアプリなどで販売することをお勧めします。
なぜ、①は新品として販売できないのでしょうか?
Amazonの規約に違反するので、最悪、アカウント停止などのリスクに繋がるので注意しましょう。
以下の商品は、Amazonで「新品」として出品することはできません。
メーカー保証がある場合、購入者がメーカーの正規販売代理店から販売された商品と同等の保証(保証期間など)を得られない商品(例えば、メーカー保証がある場合に、すでにメーカーが定める保証期間が始まっている、または保証期限が切れている商品など)。
詳しくはコンディションガイドラインをご覧下さい。
↓↓
上記の規約に書いてある通り、保証が既に始まっている場合、または保証が切れている商品は新品として販売するのはNGです。
つまり、上記の内容に該当する商品は中古で出品しましょう!
ということです。
②の保証書が外箱に押されていない場合については、新品として出品しても問題ありません。
例えば、以下の画像のようなパターンですね。
店舗印が押されていたら、保証期間が始まっているという事なので目安として覚えておくと良いでしょう。
次に③のレシートが保証書の代わりになっている場合ですと、
新品販売オッケーとなります。
なぜなら、店舗印も押されていないし、保証期間も始まっていないという理由からです。
販売者が購入した時点でなく、お客様がAmazonで商品を購入した時点からメーカー保証期間がカウントされるからです。
1つ気をつけてほしいのが、まれに購入者が何らかの理由で修理などをメーカーに依頼した際に、購入先に連絡をするように!と案内するメーカーもいます。
その場合は、購入者から連絡があった際は商品を1度返送してもらい、こちらから直接メーカーに問い合わせしましょう。
ここで、上記に挙げた『店舗のレシートや保証書』などを提示すると保証を受けられます。
④取扱説明書が保証書と一体になっている場合で、店舗印が押されていなければ③同
様に新品として販売可能です。
取扱説明書が保証書と一体となっている場合は、開封しないと分からないので、お店の定員に必ず確認をしましょう。
以上が新品として販売する際に、気をつけるべき重要ポイントです。
では、保証印が外箱、あるいは説明書などに押されている場合は販売できないのでしょうか?
ズバリ!!
販売はできますが、『ほぼ新品コンディション』で出品しよう!
というのが答えとなります。
ほぼ新品コンディションとは、新品と同様に使用しておらず、綺麗な状態で同梱品も全て揃っている状態です。
Amazonコンディションガイドラインには、ジャンルのコンディション毎に説明が書かれていますので、ぜひ確認していただければと思います。
また、家電は大きそうだけど、どうやって発送しているのでしょうか?
家電などの大型商品ですと、たいていダンボール箱に入れて納品されると思います。
稀にダンボールに入らない大型商品は、直接ストレッチフィルムやプチプチなどに包んで発送しています。
ですが、お客様の中には商品を見られたくない理由などありますので、なるべく紙巻きのダンボールを使うと良いでしょう。
ストレッチフィルムやプチプチの発送で今の所、クレームなどは1度もありませんので、恐らく大丈夫かと思います。
家電の発送の際に、とりあえず準備しておくと良いものは以下の通りです。
・緩衝材(プチプチ)
・ストレッチフィルム
・紙巻きダンボール
・布テープ
僕は、ダンボールワンと言うサイトで梱包用品を購入しています。
かなり安いので、まとめて購入する方はお勧めします。
また、家電を仕入れる際は薄利な商品はやめておきましょう。
なぜかと言うと、薄利だと送料で赤字になる場合があるので、家電の仕入れ原価から考えると利益で見合わない事が多いからです。
僕が最近仕入れた家電なのですが、価格の相場が下がったため、利益が1個あたり447円になり送料で赤字になった失敗経験があります。
実際に仕入れた商品です。
↓
・仕入れ3300円
・仕入れ販売時の価格9000円
・売れた時の販売額5500円
かなり価格が下落しているのが分かりますね。
このように、グラフが上がったり、下がったりする商品は、特に仕入れる際は気をつけましょう。
日頃から商品をチェックしておいて、価格が上がりそうなタイミングで仕入れるなど工夫が必要です。
僕は2つしか仕入れていなかったので、大きな損失はなかったですが、これを100個とか仕入れていたら、爆死ですね。
家電は基本的に、標準サイズより大きいので1個あたりの送料が割高になります。
そのため、リサーチの段階で適正価格を読みとらずに仕入れをしてしまうと、価格が崩壊して大赤字になるというリスクも考えなければいけません。
『炊飯器やコーヒーマシン』など大きい物は、1つあたりの送料も120サイズのダンボールと変わらないので、しっかりと利益幅が大きい物に絞りこんでいきましょう。
家電に限らず、仕入れの際は相場の動きにクセのある商品は、しっかりグラフを確認することが大切です。
下記の記事では、初心者が『仕入れの際に失敗しやすいグラフの見方』を解説していますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
今回の内容をまとめますと、
新品家電の仕入れは保証書の期間を確認して、店舗印が押されていたら、ほぼ新品で出品を!押されていなければ、新品として販売しましょう。
また、利益と送料の『費用対効果』が悪ければ、
価格が値下がる場合のリスクを負ってまで仕入れをする必要があるのか?
という判断が大切です。
家電をまだ仕入れた事のない初心者の方は、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
本日の記事は以上となります。