中国輸入代行業者の比較とおすすめ(業者)をまとめてみました!
中国から商品を輸入して日本で販売する中国輸入ビジネスはせどりと違って難しそうなイメージがあるのではないでしょうか?
このような不安を一瞬にして解消させてくれるのが「中国輸入代行業者」です。
これから代行業者を使って商品を輸入する際に選ぶべきポイントを解説していますので、ぜひ参考にしてください。
結論を言うと、初心者の方におすすめな代行業者は次の3社です。
・ヲヲフェニックス
・シーレル
・ラクマート
一度、利用してみてご自身が使いやすい代行業者を選ぶといいかもです。
中国輸入代行業者を選ぶ基準
まず大前提として、代行業者を選ぶポイントは次のとおりです。
・送料の安さ
・代行手数料
・メールのレスポンスの速さ
・検品の質
・FBA対応
・OEM対応
送料の安さ
輸入にかかる経費は安ければ、それだけコストを下げることができるので、利益を多く残していくことが可能です。
代行業者は月額プランと無料プランの2つに分けられていることが一般的です。
月額ですと、その分手数料が無料だったり送料が安くなったり。
(手数料が5〜8%)と業者によって異なってくるので、初心者の方であれば、まずは無料プランの代行手数料5%くらいを選んでいきましょう。
代行手数料
代行手数料が安ければとりあえず使ってみよう!
という判断は良くないので、送料など含めトータルでどのくらいコストがかかるのか、他の代行業者と比較してみることが大切です。
業者によっては為替レートに料金を乗せるなどして利益を出しているところがあるので注意しましょう。
メールのレスポンスの速さ
代行業者を選ぶ1つの判断基準としてレスポンスの速さが重要視されるでしょう。
商品を輸入する際、ほとんどのやりとりは、メールやチャットなどでおこなわれます。
そこで、重要なことなどすぐに返信がほしいとなった場合、次の日にしか返ってこないという業者はやめておくべきだと思います。
返信が遅いと、それだけ商品を販売できるまでの期間が長引くということなので、機会損失になりかねないです。
万が一トラブルなどあった場合でも、迅速に対応してくれるところを選びましょう。
検品の質
ほとんどの代行業者は日本の基準値で、しっかりと丁寧な検品をおこなってくれるところが多いのは確かなことです。
しかし、検品には、簡易と有料の2つがあります。
簡易検品は、簡単に目視で確認するだけです。
有料検品は、しっかりと細かなところまで確認してくれます。
この検品サービスの質が良い業者でないと、Amazonで質が低い商品を送ってしまうので購入者から悪いレビューや、最悪の場合、クレームに繋がることがあります。
そうなると、せっかく仕入れた商品は質が悪いので、在庫処分せざるを得ないです。
FBA対応
代行業者のほとんどはFBA直送をおこなっているのですが、発送方法によっては直送できないところもあるので、しっかりと把握しておきましょう。
配送方法がOCSやDHLにしている所であればほとんどのケースで対応しています。
※EMSや佐川急便などの場合はFBA直送のサービスを行なっていないことが多いので気をつけましょう。
ホームページのご利用ガイドなどで確認することができます。
FBA直送は、普段おこなっている商品の梱包や発送を丸投げすることができる便利なサービスなので、ぜひ活用してみてください。
OEM対応
本格的な商品製造を取り組んでいくには、OEM対応のサービスが充実しているところを選びましょう。
オリジナルロゴの入れ方やデザイン改良、等に関して工場と綿密な打ち合わせをする必要があるからです。
おすすめの代行業者と料金の比較
タオタロウ(タオ太郎)
(為替レート)
当日レート+0.5円
(発送元)
・浙江省
・義烏市
(国際送料)
・航空便
21〜100kg:29元
100kg〜28元
・船便
50〜100kg : 8元
101〜1000kg: 7.5元
(タオ太郎送料表)
FreightInfo
(FBA直送可能)
・代行手数料
普通会員:商品代金の5%
月額会員:3万円/月
・OEM・ODM交渉無料
航空便ですと、だいたい20kg超えてくると送料が安くなってきます。
上手いこと発注の量をコントロールすることで、コストを下げることができます。
発送元ですが、浙江省や義烏市はアパレルの工場が集まっているので、その付近にある代行業者は距離が近いので、中国国内送料が安くなります。
オリジナル商品開発専門スタッフがいるのでスムーズにやりとりができます。
扱う商品によって、代行業者を使い分けるという1つの手段もあります。
ダイコー輸入.com
・代行手数料
普通会員:商品代金に係数をかけて算出
月額会員:19,800円/月(代行手数料は無料)
(配送元)
・深圳
(国際配送料)
係数をかけて算出
(FBA直送対応)
(為替レート)
TTSレート+0.2円
その他手数料
・OEM・ODM交渉無料
日本人なので対応の質が良いと評判の高い代行業者です。
購入金額によって発送料金が決まる料金体系です。
現在は係数で合計料金が決まる無料会員プランと通常の代行会社と同じような計算方式のビジネス会員プランがあります。
イーウーパスポート
他の代行業者と比べて月会費は29,800円と比較的高めですが送料は格安です。
(代行手数料は無料)
中国輸入に関するセミナーや現地仕入れアテンドや勉強会など、輸入ビジネスで成功するためのコツを学ぶことができます。
為替レート+0.5円
有料会員: 29,800円
(配送元)
浙江省
義烏市
(国際配送料)
10~20kg:378元
21~50kg:18元/kg
51~100kg:17元/kg
101~200:16元/kg
201:15元/kg
その他手数料
OEM・ODM交渉無料
イーウーマート
(配送元)
義烏市
(国際配送料)
国際送料は配送時に判明するため、
一個あたりの概算で計算されます。
21個以上500個まで:1個あたり224円
501個以上:1個あたり60円
(送料表)
https://world-mart.jp/ym/delivery/
(為替レート手数料)
+1円/1元
有料会員: 月額21,670円
(手数料無料)
・OEM・ODM交渉無料
FBA転送サービスや検品などのサービスも全てこの月額費でカバーされるため、コスパが良いと言えるかもしれません。
イーウーマートは検品と配送スピードで業界トップクラスとなっており、梱包の品質や配送のスムーズさを重視する人に最適でしょう。
ヲヲフェニックス
(代行手数料)
商品代金7%
検品手数料7%
(国際送料)
21~50kg 22元/kg
51~100kg 21元/kg
101kg~ 20元/kg
(FBA直送可能)
(送料表)
https://wowophoenix.com/ryokinhyo.html
(OEM・ODM交渉無料)
調査費用(インボイス等書類作成含)1500円
日本人スタッフによる検品です。
簡易的な商品画像の撮影・サプライヤーからの画像提供、中国語タグ外し・不用品の取り出し作業、新しいOPP袋に入れ替え、梱包強化など、基本的な作業をすべて行ってくれます。検品代金の7%がかかってきますがオプションが無料というのは素晴らしいサービスですね。
シーレル
【CiLELの料金プラン】
PS会員:月額利用料13,000円+代行手数料6%
一般会員:月額利用料無料+代行手数料8%(30,000万円未満は一律3,500円)
(FBA直送可能)
本格的に輸入するなら月間プランがお勧めですね。
【シーレルのOEMプラン】
・簡易OEM
・OEMプラン:PS会員限定
・ODM : PS会員限定
(国際送料表)
中国から日本のFBA倉庫までは、なんと!最安で27元~29元
資金調達の方法を指導してくれたり、中国輸入販促のセミナーを受けられたりと、サービス面で何かと恩恵が大きい代行業者といえるでしょう!
ラクマート
・有料会員
28,000円(30日手数料無料)
50,000円(50日手数料無料)
70,000円(90日手数料無料)
代行手数料:商品代金の累計総額によって手数料が変わってきます。
国際送料:21元~100元 29元/㎏
(送料表)
https://www.rakumart.com/index.php?mod=freight
為替レート:+1円
(OEM・ODM交渉無料)
手数料は若干安いイメージです。
ラクマートは、他の代行業者にはないランクアップ制度があり、発注金額に応じて、代行手数料が安くなります。
代行業者別月額料金比較
・タオタロウ :
普通会員:商品代金の5%
月額会員:30,000万円/月
・イーウーマート
月額料金21,670円(税込み)※代行手数料無料
・イーウーパスポート
有料会員: 29,800円(代行手数料無料)
・ラクマート
月額料金28,000円(税込み)※代行手数料無料
・ダイコー輸入.com
普通会員:商品代金に係数をかけて算出
月額会員:19,800円/月(代行手数料は無料)
・CiLEL(シーレル)
PS会員:月額利用料13,000円+代行手数料6%
普通会員:月額利用料無料+代行手数料8%(3万円未満は一律3,500円)
・ヲヲフェニックス
普通会員: (代行手数料)商品代金7%
まとめ
今回は輸入代行業者7社をそれぞれ比較してみました。
タオタロウは現在、新規会員登録を停止しています。
応募者が多数いるため順番に入会を案内しているそうです。
タオタロウは実際に僕も使っているのですが、「検品サービス、レスポンス、手数料、送料」に関して使わない理由がないくらいサービスの質が高いです。
他の代行業者と比較すると、勉強会などOEMに特化したセミナーなどはありません。
これからOEMを本格化にされていく方や毎月の発注量が多い場合は、
イーウーパスポートやイーウーマートの有料会員がお勧めです。
手数料が無料になるので、お得です。
初心者の方であれば、
・ヲヲフェニックス
・シーレル
・ラクマート
あたりが個人的にお勧めです。
手数料は若干高いですが、小ロットからスタートする方は月間費用のかからない代行業者から使ってみるのが良いと思います。
他にも業者はたくさんありますが、その中で厳選したものをご紹介しています。
もちろん、人それぞれ価値観が違ってくるのは当然なので、今回ご紹介した内容は参考程度に考えていただければと思います。