簡易OEMを取り組む上で初心者が知っておくべき作業工程とは?【発注から販売までに掛かる具体的な手順を解説】

中国輸入

こんにちわ、ひゆんです。

今回はAmazon簡易OEMに取り組む際に
どのように進めていけば良いのか、また販売までにどのくらいの期間が掛かるのか?

という作業の工程を具体的にそれぞれ解説していきたいと思います。

一般的に仕入れから販売までの流れは以下の通りです。

・代行業者に依頼して工場から商品を仕入れる
・サンプル発注(品質確認)
・本発注

工場リサーチ

実際に商品を仕入れるにあたり、評価の高い優良なショップを選定しなければなりません。
この作業はかなり重要ですので、手を抜かないようにしましょう。

理由は評価が低い工場では、粗品や在庫切れなど、また、商品が届かないなどトラブルが高い傾向が挙げられます。

このような工場から仕入れて万が一、上記のような事が起きると時間と浪費の無駄になりかねないので注意してください。

中国から商品を仕入れる場合、多くのショップが出品しているアリババ(1688)というサイトからリサーチすることができます。

全く同じ商品が複数の工場で生産されているということがよくあり、その中から自分の求める条件に合った工場を探す必要があります。

例えば、工場によって仕入れ原価、品質が全く異なってきます。

先程お伝えしましたが、工場の評価や実際にサンプルを確認するなりして、本発注しても問題ないか、見極める必要があります。

また、同じ商品をそれぞれの工場からサンプルを確認する方法もあります。

どこの工場が品質が良いのか、比較できるのでお勧めです。

一般的に商品を個人で輸入することが難しいので、代行業者に依頼して買い付けをおこないます。

工場を探す時のポイントとしては、

・単価が安い
・最低ロット数ができる限り少ない
・納期が早い
・カラーバリエーションが多い
・工場の評価が高い

という点を、重要視しながら工場を探しましょう。
アリババで優良工場を探す手順は以下の記事を参考にして下さい。

アリババのサイトにおける評価の見分け方と知っておくべき6つのポイントを解説します。
こんにちわ、ひゆんです。今回のテーマは、アリババのサイトにおける評価の見分け方と知っておくべき6つのポイントを解説します。アリババとはアリババとは、(中国最大級のBtoB)通販サイトです。BtoBとは企業対企業の...

 

代理購入発注

では、実際に商品を発注していく流れをお伝えします。

僕はタオタロウという代行業者を使って外注しています。

①代理購入発注(オーダー)

実際に仕入れ元となるアリババの商品詳細ページのURLを検索窓にペーストして「リサーチボタン」をクリックします。

 

下記のような画面になるので、とりあえずで良いので、カラーと単価を入力して「カートへ入れる」をクリックします。

すると自動的に発注書が作成されますので、

・購入数量
・特記事項
・備考欄

3つの項目を、それぞれ入力していきます。

 

(購入数量)
発注する商品の数になりますので、間違えのないように入力していきましょう。

 

(特記事項)
FBA直送の場合は「FBA」にチェックを、入れ、「オプション」を希望の場合は必要な各項目をチェックしていきます。

オプションはご自身が希望する項目を選ぶ必要があります。

 

・オプション検品&アパレル検品
検品は代行業者が不良品に関する問題がないか念入りにチェックしていきます。

特にアパレルを取り扱う方は依頼しておきましょう。

・OPP袋取り替え
商品を入れる袋を新しく取り替えてもらえます。

 

・織りネーム取り付け、取り外し
織りネームとは洋服などに縫い付けられているロゴです。自社ブランド販売をする方なら元々の織りネームは取り外し、自社のオリジナルロゴを取り付けることができます。

 

・下げ札取り付け、取り外し
下げ札も同様に仕入れる際、メーカー名のタグが付いていることが多いので、取り外すこともできます。
一般的に自社のオリジナルタグを付けて販売するという流れです。

備考欄には、発注するカラーバリエーションがある場合は、入力してください。

 

 

②商品代金の支払い

発送先、オプションの有無を全て入力しましたら、次に商品代金のお支払いをします。

発注する商品の数量やオプション検品など再確認して間違いがなければ、1番下に表示されている「代理購入依頼を送信」をクリックすれば「お支払い完了」となります。

 

③商品を発注

代行業者のスタッフが発注先の工場に在庫確認をして、問題なければ買い付けをおこないます。

マイオーダー画面のスターテスでは、現在の工程を確認することができます、


 

【買い付け中】

【買い付け完了】
(1〜2日で完了)

【ショップから出荷済み】
(買い付けをおこない、ショップから出荷済みまで約2〜3日で完了します)

【弊社倉庫に到着済み】
(到着済みの場合はオプション検品は既に完了している状態になります。
※(オプション検品完了)まで約10日間程時間が掛かってきます。
ここの作業が割と長いです。

【配送依頼提出可能】
全ての商品が「弊社倉庫に到着済み」になりましたら、配送依頼を提出します。

手数料、国際運賃などを確認してお支払をします。

代行業者から商品が出荷されます。

商品受け取り
(約10~14日で到着)

ここまでの工程で、おおよそ、20〜30日の期間を要します。

しかし、買い付けをおこなう工場との距離の問題や不良品などがあった場合には、もちろん、それ以上の日にちが掛かってくるケースもあります。
目安としてお考えいただければと思います

 

実際に最近買い付けをおこなったので、取り引きをお見せします。

 

【2021年10月28日】
10商品買い付け依頼

【11月10日】
既に弊社到着完了の商品もありますが、現在オプション検品中の物もあります。

買い付けからオプション検品完了→弊社倉庫到着まで約10日以上かかっています。

 

④配送依頼提出

全ての商品のスターテスが「弊社倉庫に到着完了」になりましたら、配送依頼を提出できますので、「梱包依頼を送信」のボタンをクリックします。

 

ご自身の情報を入力します。

・受取人名
・受取人電話番号
・国(日本)
・住所 : FBA直送の場合でも自宅(事務所など)の住所を明記します。
・郵便番号

 

⑤梱包手配中
代行業者のスタッフが梱包の手配に取り掛かりますと、スターテスは「梱包手配中」に切り替わります。

⑥国際運賃のお支払い

梱包手配が完了しましたら、スターテスは「お支払い待ち」になりますので、銀行振込かクレジットカードでお支払いをします。

費用合計は商品の重量と送料のトータルが表示されていますので、「支払いボタン」をクリックすれば、お支払いが完了になります。

インボイスや通知は登録したメールアドレス宛てにも届きます。

 

⑦お受け取り待ち

後は到着を待つだけなのですが、輸入する場合、配送会社によって交通状況や通関などの手続きがあるので、イメージ通りに到着しないこともよくあります。

僕の感覚では、おおよそ、10〜14日くらいで到着しています。

最短で到着が可能なスコアジャパンかOCSの配送会社を選ぶことをお勧めします。

到着時間は最短、且つ、送料も他の会社に比べて安いので、一石二鳥ですね。

商品資料提出

 

発注した商品をFBAに直送の場合は、下記、3つの資料を代行業者のスタッフに提出しなければなりません。

・商品資料
・商品ラベル
・輸送ラベル

商品資料と商品ラベルは「弊社倉庫に到着完了」したあとに、提出します。

商品資料を提出する理由は、FBA納品を代行業者に依頼するために必要な作業になります。

・商品の写真
・商品名
・納品個数
・FNSKU
・納品住所
・備考欄
・商品ID

を、エクセルのテンプレートをダウンロードできますので、全て項目を入力してメールにて提出します。(事前に納品プランを作成する必要があります)

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FBA納品作業が完了次第、梱包箱の数、重量の確認メールが送られてきますので、納品プラン作成ページに入力していきます。

その際にPDF形式で輸送ラベルを代行業者のスタッフに提出する流れになります。

FBA直送の納品プラン作成は下記の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。

中国輸入の商品をAmazon納品する際は直送がお勧めです!【代行業者を使って外注化をしよう】
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商品の発注から受取まで、おおよそ、1ヶ月は掛かってくることを覚えておいてください。

サンプル発注をおこなうことについては、正直、個人の自由ですが、万が一、品質に対してトラブルがあればクレームなどのリスクが高くなると言えます。

どうしてもサンプルの発注期間をカットして、最短で販売したいという方は、代行業者に依頼すれば実物の写真を見せてもらえることができますので、お勧めです。

僕はバックなどを発注する際は、サンプルをとらずに写真確認のみで本発注する場合もあります。

※アパレルはサイズを測る必要があるので、必ずサンプルをとって確認しましょう。

(サンプル発注の場合)
【サンプル品、買い付け】

【買い付け完了】
(1〜2日で完了)

【ショップから出荷済み】
(買い付けをおこない、ショップから出荷済みまで約2〜3日で完了します)

【弊社倉庫に到着済み】
(到着まで4〜5日)

【配送依頼提出】

【自宅or事務所に到着】
(約10~14日で到着)

【サンプル確認】
(品質やサイズに問題なければ本発注)

以降は上記にお伝えした流れと同じです。

 

サンプル発注の場合は、基本的にオプション検品を依頼しないので、その分カットできるので、最短で到着します。

簡易OEMの商品を販売するには、新規カタログ作成と画像作成が必要になってきます。
買い付けをおこない商品が到着するまでの間、デザイナーに依頼して画像を作成してもらいます。
また、カタログ作成も同時におこなっていきましょう。

デザイナーによりますが、画像作成は完成まで2〜3週間くらいであれば余裕を持って依頼できます。

カタログ作成に関しての記事は下記をご覧ください。
https://hiyun.jp/listing-registration/

(画像作成の募集依頼)
https://hiyun.jp/product-image/

 

今回は、簡易OEMをおこなう上で、知っておいてほしい作業工程についてお伝えしました。

内容をまとめますと、買い付けから販売までの期間は1ヶ月程度ということが分かります。

 

これから簡易OEMを取り組む初心者の方は分からないことばかりだと不安ですよね。

今回の工程を参考にして、ぜひ取り組んでみて下さい。

どうすれば、もっと効率良く販売できるのか?
という思考(考え方)を身につけていただければと思います。

 

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