1688とは?Alibabaとの違い&仕入れ先としてのメリット・デメリットとおすすめポイント【2025年最新版】

中国輸入

中国輸入サイトの仕入先として有名なのが、アリババと1688という名前を聞くことが多いのではないでしょうか?

しかし、アリババと検索すると1688やalibaba.comという英語表記の卸サイトが出てきたりしますよね。

どちらも中国最大級の仕入れサイトですが、実は特徴や使い方に大きな違いがあります。
この記事では、2025年最新の情報をもとに、1688とAlibabaの違いを初心者の方にもわかりやすく解説します。

 

1688とは?

  • 中国国内向けの卸売サイトであること

1688は中国国内の企業や個人向けに特化した卸売プラットフォームです。
主に中国の製造業者や卸売業者が出品しており、商品は安価で販売されています。

  • 低価格・小ロット取引が可能

小ロットからの注文が可能なため、少量ずつ仕入れたい初心者や小規模事業者にとって使いやすいサイトです。

アリババ(Alibaba.com)とは?

  • 海外バイヤー向けのプラットフォーム

アリババは世界中のバイヤーを対象とした国際的なB2Bプラットフォームなので、
海外バイヤーが利用しやすいように多言語対応や決済サポートが豊富です。

  • 取引の安全性やサポート体制の違い

また、購入保護制度や取引保証サービスがあり、初心者でも安心して取引できるのが大きな特徴です。
一方で、1688に比べて商品の価格はやや高めで、MOQ最低注文数も大きくなります。

アリババと1688の違いとは?

前述しましたが、アリババとはalibaba.comという海外向けの卸サイトで
1688.comは中国国内向けのプラットフォームです。

alibabaなら世界向けに展開しているサイトのため、国際発送できます。

それに対して1688.comは中国国内向けの卸サイトなので、中国国内での取引しかできません。日本から商品を輸入するには、輸入代行業者が必要です。

違いは他にもあります。

項目 1688 アリババ
対象市場 中国国内 海外
最低注文数 少量OK 多め
価格 安い やや高め
支払い方法 中国国内決済中心 クレジットカードなど多様
サポート 事業者による アリババ運営の保証あり

 

1688を使うメリット・デメリット

 

ポイント 1688のメリット 1688のデメリット アリババのメリット アリババの
デメリット
価格 非常に安価でコストを抑えやすい 安すぎて品質にばらつきがあることも 価格はやや高めだが安定した品質が多い 価格が高めになる傾向がある
最低注文数 少量から注文可能 商品によっては最小注文数が多いこともある 大ロットが基本 小ロット対応はあまりない
言語対応 中国語のみ 中国語がわからないと利用が難しい 多言語対応(英語がメイン) 日本語対応は限定的
取引の安全性 サイト保証がなく自己責任が大きい トラブル時の対応が難しい 購入保護や取引保証制度がある サイト手数料がかかることがある
支払い方法 アリペイや銀行振込など中国国内決済中心 海外決済には不向き クレジットカード、Paypalなど多様な決済に対応 決済手数料がかかる場合がある
物流 中国国内配送がメイン 国際発送は物流パートナーを見つけるか転送サービスを利用する 国際配送対応で海外発送がスムーズ 送料が高くなることがある
カスタマーサポート 事業者任せでバラつきがある サポートが不十分な場合もある アリババ公式のサポート体制がある 問い合わせに時間がかかる場合がある
商品の種類 OEMやODMなど相談可能性。
商品が豊富
偽物や粗悪品も混ざるリスクがある 幅広いジャンルで高品質な商品が多い 商品数は1688に比べるとやや少なめ
利用難易度 輸入代行業者を通して利用すれば簡単に買い付けできる 個人で利用するにはハードルが高い 比較的簡単(英語ができれば使いやすい) 英語が苦手だと利用しにくい

また、alibaba.comは世界向けに作られているため、出品されている商品は全体的に品質の高いものばかりです。

1688.comは、中国国内サイトということもあり、品質の高いものと粗悪品が混在しています。

品質の高い商品を選ぶ基準については下記の記事を参考にどうぞ。

 

アリババと1688どちらからの仕入れがおすすめ?

1688とアリババ(Alibaba.com)のどちらから商品を仕入れるべきかは、あなたが必要とす条件と扱う商品によって異なります。

価格はやや高めだが安定した品質を求めているならアリババがおすすめです。

個人的な経験からすると、初心者は1688.comから仕入れるのがおすすめだと判断しました。

ぜなら、1688.comにはメリットがたくさんあるからです。

・とにかく商品を安価で仕入れられる
・小ロットから注文できるのでリストが低い
・品質の善し悪しのバラツキがあるが対策できる
・多種多様な商品が豊富に揃っている。
・輸入代行業者に依頼すれば誰でも簡単に利用できる

また1688.comは、価格交渉ができるメリットもあります。
出品されている商品の中には、値引き前提のものもあるので賢く仕入れられます。

輸入代行業者選びには注意が必要ですが、信頼できる業者を見つけておけば初心者でも安心して仕入れられます。

こちらの記事を参考にどうぞ。

アリババ(1688.com)から輸入する流れ

それでは実際に、1688.comから輸入する手順を紹介します。

ポイントを抑えておけば初心者の方も簡単にできるので、安心してくださいね。

1688.comで検索する

まずは前提としてAmazonで市場を確認することです。

ここを適当にリサーチしてしまうと仕入れても売れない残念な結果になってしまいます。

売れる商品をAmazonで見つけたら1688で比較できる商品を探します。

1688.comの商品検索方法は3つです。

  • キーワード検索
  • カテゴリー検索
  • 画像検索

あらゆる検索方法を使って商品を見つけましょう。

ただ一つ注意したいのが、1688.comは中国サイトなので中国語で検索しなければなりません。

Google翻訳を使って中国表記に変換して検索してください。

上記3つの検索方法の中で僕が最もおすすめするのはアリプライスを使った1688画像検索です。

詳しい内容は下記の記事を参考にどうぞ。

Amazonのリサーチ方法や1688.comで商品を探す方法については、下記の記事で詳しく紹介しているので参考にしてください。

 

利用するショップを選ぶ

商品が見つかったら購入したいショップを選びます。

1688.comには粗悪品もあるので、ショップ選びは重要です。

お店の取引実績やレビュー、評価は必ず確認しましょう。

取引実績数の多いところが望ましいです。

同じ商品を販売している店舗をくまなく調べましょう。

 

輸入代行業者に依頼する

仕入先が決まったら、輸入代行業者に注文を依頼します。

僕が使っている輸入代行業者ラクマートもおすすめです。

ラクマートの費用は無料!代行手数料は会員ランクによって3%まで引き下がる!
今回は月額料金がかからないラクマートという輸入代行業者について解説していきたいと思います。これから中国輸入を始める初心者にとって最初はなるべく無駄な費用を抑えたいハズですよね。一般的に輸入代行業者に依頼して買い付けをおこなう場合、代行手数料...

 

よくある質問(FAQ)

1688.comで購入する際の注意点はありますか?


はい、いくつかの注意点があります。

言語の壁: サイトは中国語のみで提供されています。
しかし代行業者を通して商品を購入することができるので中国語の壁は心配ないです。

決済方法: クレジットカードが使えないので、
銀行口座やAlipayなど、国内向けの決済手段が必要です。

輸入費用: 買い付けの際に仕入れ原価以外に国際送料、中国国内送料、関税など別途費用が掛かってきます。

品質の問題: ショップによって製品の品質にばらつきがあります。

日本から1688.comの商品を購入する方法はありますか?


日本から1688.comの商品を購入するには、以下の方法があります。

輸入代行サービスの利用: 中国現地のパートナーや業者が、1688.comでの購入を代行してくれるサービスがあります。

ただ買い付けの際は代行手数料が3~5%(業者によって異なる)掛かってきます。

 

まとめ

アリババ(Alibaba)と1688.comは似ているけど違いやそれぞれのメリット・デメリットがあることをおわかりいただけましたでしょうか。

どちらも使い方次第で幅広くビジネスを拡大できると感じています。

一方で1688.comは中国国内向けですがその分すごく安く買えるのが魅力です。

どっちがいいかは、自分の目的や取引のスタイルで選べばOKです。
この記事が、あなたの仕入れやビジネスの参考になれば嬉しいです。

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