この記事では、「Amazon簡易OEMのリサーチ方法」を僕の実体験を交えた解説となっております。
今回お伝えするリサーチ方法は、自動ツールなどを使用せずに手動のみでのリサーチ方法となっています。
本記事でわかること
・市場規模の確認方法
・競合リサーチから差別化を考える
結論から申しますと、
簡易OEMの場合、月間検索数は「3000~10000」くらいを目安にリサーチしていきましょう!
簡易OEMで成果を出すには商品力はもちろんですが商品ページから差別化を考え魅力的なアプローチができるか、ということが重要となってきます。
リサーチの段階で全てが決まる!
と言っても良いでしょう。
Amazon中国輸入簡易OEMのリサーチ方法
中国輸入簡易OEMのリサーチ方法は、特別難しい方法ではない為、手順通りのリサーチ方法を行うことで、利益商品が見つかっていきます。
・Amazonランキングからリサーチ
・キーワードからリサーチ
中国輸入簡易OEMでは実際のところ、ヒット商品になるのか販売してみない限りは誰もわかりません。
わかれば、既にみんな中国輸入で成功しています。
自社ブランド販売は上級者の方でも、商品を外すことは当然ながらあります。
例えば、100個リサーチして出品できるかな、という商品が(1〜2個)程度見つかれば良い方です。
強い商品ページの多くが、SEO(Amazon検索エンジン)で有利ですし、既に商品カタログが育っていることになるので、後発組はどこかで差別化できる要素がない限りは競合に勝つことが難しいのは確かなことです。
しかし、ここで諦めるのはまだ早いです!
商品ページで差別化することができない場合でも、商品力さえあれば関係なく売れていく可能性はあります。
こればかりは先程ご説明しましたが、リリースしてみないと分からないので、
ライバルを分析する事が最も重要な視点になります。
ではさっそく、「中国輸入簡易OEMのリサーチ」手順を解説していきたいと思います。
市場リサーチ
(Amazonで市場規模が大きすぎず小さすぎない(20~50万円を目安)のカテゴリを選定していきます。
まずは、出品カテゴリーのリサーチ(市場調査)から順番に取り組む必要があります。
今回はメンズのバックを対象としたリサーチをお伝えしていきたいと思います。
まず始めに小カテゴリーまで絞込み、深くリサーチするということです。
検索窓のプルダウンから大カテゴリーの「シューズ&バック」を選びを選択します。
続いて、「ショルダーバック」を選択します。
このように、リサーチする際は小カテゴリーまで絞り込みます。
商品の登録カテゴリーでは、「シューズ&バック」→「メンズバッグ・財布」→「ショルダーバッ
ク」というように絞り込むことができます。
なぜ、このように小カテゴリーまで絞り込む必要があるのか?
という理由はカテゴリーによってランキングが異なってくるからです。
例えば、
メンズバック、
ショルダーバック、
トートバックでは、
市場規模が変わってきますし、購買層もそれぞれ違ってきます。
参入したい商品カテゴリをリサーチする場合、メンズバックの売れ筋ランキングから見ると、メンズバックの大カテゴリの商品が出て来ます。
大カテゴリでは、市場が大き過ぎて狙った商品を絞り込めてないので、更に小カテゴリまで絞っていきます。
大カテゴリ→メンズバック→ショルダーバックという小カテゴリまで絞りこんだ所、ショルダーバックの小カテゴリで売れてる売れ筋ランキングが見れます。
ここの、売れ筋ランキングで上がっている商品は実際に小カテゴリで、良く売れているという事がわかります。
試しにショルダーバックで検索してみたところ、
上記のランキングで表示されている商品と検索した場合、ヒットする商品が異なることがわかりますね。
ちなみに赤枠の箇所は「スポンサープロダクト広告」を使っている出品者の商品ページが表示されますが、ライバルとして比較しなくても良いので、リサーチする際はスルーしましょう。
その下の左側から検索でヒットした商品が表示されています。
なぜ、ランキング上位と検索した場合の商品が異なるのかと言うと、ランキングはたくさん売れると一時的にランキング上位に表示されるからです。
キーワードで検索した場合に上位表示される商品は安定的に売れているのはもちろんですが、商品ページに適切なキーワードを設定していたり、商品レビューの数や質が良ければAmazon検索エンジン(SEO)に有利に働きやすくなります。
よって、お客様が検索した場合にヒットされやすくなるので、結果的に上位表示されやすくなると言うことです。
そのことから、市場規模を確認する場合は、ランキングだけを見ていると販売した際に後々全く商品が売れない。。
ということになりかねないので、しっかりとキーワードでも検索して分析しましょう。
先程お伝えしましたが月間検索数「3000~15000」くらいの市場であれば、低資金の方でも実践しやすい手法になります。
なぜ、月間売上50万円未満の市場を基準値にするのかと言いますと、
それ以上の市場になると強いライバルが多い市場である可能性があるのと資金力の問題が出てくるからです。
その為、リサーチする際はご自身が参入できる市場規模の許容範囲を超えないように考える必要があります。
市場規模の確認方法
在庫追跡をすることで、その商品の月間売上(市場規模)を測ることが可能になります。
では実際にどのようにして月間検索数3000~15000(月間売上20~50万円)くらいの市場を探すことができるのでしょうか?
簡易OEMのリサーチでは、
ライバル商品の販売個数がどのくらい売れているのか?
月間売上はどのくらいなのか?
を計測する必要があります。
その為、中国輸入簡易OEMを実践する上で「セラースプライト」という有料ツールを使えば自動で市場規模を計測することができます。
しかし、こちらのリサーチツールを使ったからと言って100%正確な数値を計測することはできないので目安として活用していきましょう。
とは言っても、簡易OEM初心者にとっては毎月の出費が大きいので悩みますよね。
そこで、 できるだけコストをかけずにリサーチした商品ページを手動で計測したい!
という人は、
ライバルセラーの在庫数の変動を一定期間メモを取って確認するだけです。
ライバルの在庫数の確認方法は以下の手順です。
数量を選択してみると、こちらの在庫数は全部で13個というのがわかりますね。
続いて、下記の商品を確認してみます。
このように30個以上の在庫数を持っていても、表示されるのは30個までになっています。
1度30個全ての在庫をカートに入れましょう。
次に「カートに移動」をクリックして在庫数を「999」と入力して更新をかけるとトータルの在庫数が確認できました。
こちらのライバルの在庫数は「34個」というのがわかりますね。
例えば、
9月1日の在庫数が「34個」で、
9月11日に確認した場合、「4個」なら、
10日間で「1日に3個は売れている」ということが判断できます。
10日で30個売れているのがわかりますね。
・1日あたりの販売数:3個 ÷ 10日 = 約3個
・1ヶ月の販売数:3個 × 30日 = 約90個
販売価格が2980円と過程して1ヶ月に90個売れている場合、
1ヶ月の売上額:90個 × 2980円 = 268,200円
1ヶ月でおおよそ268,200万円の月間売上ということが判断できました。
在庫数を計測する際は必ず同じ時間帯(9:00時に確認した場合、翌日の9:00時)に確認しましょう。
そして、できるだけ毎日在庫数をチェックしてください。
なぜなら、正確な数値を測れない場合があるからです。
例えば、
9月9日に10個在庫補充したと過程すると、
10日間の販売数:34個 + 10個 - 4個 = 40個
・1日あたりの販売数:40個 ÷ 7日 = 5個
・1ヶ月分の販売数:5個 × 30日 = 約150個
・1ヶ月の売上額:150個 × 2980円 = 約447000円
このことから在庫数を毎日チェックしていないと10個在庫補充した場合、正確には40個販売しているところを30個と勘違いしてしまうケースがあるので、一定期間内は在庫追跡を毎日同じ時間に確認していきましょう。
セラースプライトの機能や使い方は下記の記事を参考にどうぞ。
↓↓↓

簡易OEMの市場選定基準
僕が普段リサーチの際に意識している市場選定の判断基準をお伝えしていきます。
②販売価格は2000~2500円以上が望ましい
③競合の強さ
④同じ商品を販売している出品者を確認
国内メーカーの販売価格を確認
例えば参入するカテゴリーで、国内メーカーの相場が2000円程度だとしたら、
中国製では2000円以上で販売するのは厳しいかな?というような判断をしましょう。
というのは、国内メーカーより高く販売した所で、やはり売れにくいからです。
しかし、国内メーカーが存在しているからと言って、そのカテゴリーに参入する事は問題は
ありません。(※ブランド品はお客様層が異なるので問題ないです。)
しかし、新規出品する場合、中国商品を販売している出品者だけでなく国内メーカーもライバルになるので注意しておきましょう。
リサーチする際のポイントは国内メーカーと中国商品の価格差がどのくらいあるのか、というのを意識して市場価格を確認していきましょう。
販売価格は2000~2500円以上が望ましい
2000円以上の商品を狙っていかないと最終的な利益が残らないのでジリ貧になってきます。
中国輸入簡易OEMを取り組んでいく上で知っておいてほしいのですが、リリースしたばかりの商品は検索順位が低い状態から販売スタートするので、広告費を使って商品ページを露出する必要があります。
ただ、(Amazonスポンサープロダクト広告)をかけても最初は必ずと言ってもいいほど赤字になりますので、長期的に安定した利益を得るためには販売実績を上げていくしかありません。
だからこそ広告費で利益が残らない。ってことにならないようにリサーチの段階で最低限2000~2500円以上の市場を狙っていくことが重要です。
スポンサープロダクト広告の設定方法や運用のコツは下記の記事を参考にどうぞ。

最終的にはどのくらいの利益を得られたのか、
ということが重要です。
利益計算の方法については下記の記事を参考にどうぞ。

実際に商品を発注してみないと正確な数値はわからないので、ざっくりで良いので利益計算をして判断していきましょう
競合の強さ
例えば、メンズバック→ショルダーバックをリサーチする場合、用途や機能面が異なります。
・縦型バック
・ボストンバッグ
・ミニバック
バックの素材ですと、
・レザー
・ナイロン
・サコッシュ
・キャンバス
というように、小カテゴリーの中から更に用途や機能面をわけることができます。
いざ販売したけど売れない。という失敗のリスクを最小限に減らすにはここまで詳細に絞り込む必要があります。
例えば、
ボストンバッグ→相場 3000〜4000 円
ミニバック→相場 2000〜2500円
レザー系→(ライバル強いし、かなり売れている)
キャンバス生地→(ライバル弱い)
これから参入しようと考えている同タイプの商品ページの画像、レビュー数、商品説明文、ページ作成日から総合的に判断していきます。
(ライバルの強さの判断は、後ほど、競合リサーチで詳しく解説していきます)
同じ商品を販売している出品者を確認
出品する予定の商品をキーワードで検索した時に全く同じ商品ページ(新規出品)がどれくらいあるか。
確認方法としては「キーワードで検索」した際に同じ商品が多くても、ライバルのページが弱ければ参入のチャンスです。
(レビュー件数、商品タイトル、説明文、画像など)
また、出品登録情報(ブラウズノード)やレコメンド(関連商品)から確認し、そのカテゴリー内で同じ商品がどれだけ出品されているのか確認できます。
出品者の商品ページ内の下側から登録情報を確認できます。
そのカテゴリーに参入する最終的な決めては、上記に挙げたライバルの商品ページよりもどこかで上回る場合と利益がしっかり取れるのか、ということを重要視することが大切です。
しっかりと画像のクオリティーや説明文、レビューなど確認して総合的に判断していきましょう。
競合リサーチとは
では、競合リサーチについてお伝えしていきたいと思います。
上位表示されている商品やランキング、レコメンド(関連商品)からライバルをチェックして差別化しても勝てるのか?
ということを考えていきましょう。
レコメンドとは、『この商品を買った人は、こんな商品も買っています』という箇所になります。
↓↓↓
強い商品ページのチェック
強い商品ページとは、
・レビュー件数や質が高い
・商品タイトルを意識している
・商品説明文も簡潔に分かりやすい
・商品紹介コンテンツを使っている
・ページ作成日
ライバルの商品ページから、上記5つの条件をどれか上回ることができると判断した場合は参入の余地があります。
画像が作り込まれている
作り込まれている画像というのは下記のような商品画像になります。
しっかりと商品の機能性など訴求ができています。
これから、簡易OEMに取り組む初心者の方は、お手本となる画像なので、参考にしておきましょう。
正直なところ、画像のデザインは正解がありません。
駄目なパターンとしては白背景に商品画像を、ただ貼り付けたみたいなものでない限り、全く問題ありません。
レビューの件数や質が高い
僕がリサーチの際に目安としているレビューの判断基準は次の通りです。
・レビュー平均値:3.8未満
・レビュー獲得数:500件未満
・コメント内容:
レビューの件数やコメント内容というのは、商品購入の一番の決めてになります。
レビュー平均値3.8未満
レビュー平均値は商品ページの「★マーク」にカーソルを合わせると確認できます。
レビュー平均値が3.8未満ですと★マークは4つになります。
レビュー獲得数:500件未満
レビュー件数は★マークの横に表示されている数になります。
下記はウエストポーチの市場ですが、レビュー件数がほとんどないことがわかりますね。
つまりレビューだけで言うと、ライバルが弱いので参入のチャンスがあります。
もちろんレビューだけでなく前述したとおり、4つの市場選定基準から総合的に判断していきましょう。
・国内メーカーの販売価格を確認
・販売価格は2000~2500円以上が望ましい
・強い商品ページを確認
・同じ商品を販売している出品者を確認
コメント内容
ライバルの商品が品質に対しての悪いコメント内容が多ければ、類似品などの出品は避けた方が無難ですね。
もちろん全く同じ商品でも工場によって品質が異なるので、サンプルをそれぞれ確認して判断していきましょう。
実際に品質が良い商品はお客様から良いコメントをいただける確率は高くなります。
注意点としては悪いレビューの内容が商品に対してなのか、それとも配送の問題なのか? によって、参入できる判断が変わってきます。
僕は悪いレビューが配送問題の場合は気にせず参入しています。
商品に対して悪いレビューですと、その物に対して何かしらの欠点があるということが判断できますよね。
品質が悪い、破れやすいなど、色々原因はあります。
なので、商品に対して悪いレビューが多い類似商品は出品しないようにしましょう。
商品タイトルを意識している
商品名のタイトルはAmazon検索エンジン(SEO)に最も左右される箇所になります。
Amazonの検索エンジンは「タイトル先頭のキーワード」を上位表示する傾向があるので、狙いたいメインキーワードから左詰めで設定をしていきます。
例えば、下記の商品のメインキーワードは「ショルダーバックメンズ」ですね。
ということは、商品タイトルの順番はブランド名の後に「ショルダーバックメンズ」を1番左詰めに設定するということになります。
(良い例◎)
ブランド名+ショルダーバック メンズ 大容量 カバン 人気
(悪い例×)
ブランド名+大容量 ショルダーバックメンズ 人気 カバン
悪い例としては、1番左から「大容量」ショルダーバックの順番となっています。
ショルダーバックが欲しい人は、
「ショルダーバック」というキーワードで検索していきますよね。
なんとなく、イメージを掴めたでしょうか?
悪い例で挙げた商品タイトルはライバルが弱いと判断できると言えます。
商品説明文も簡潔に分かりやすい
商品説明文を詳細に伝えることが、購入の決め手となる重要な箇所になります。
ランキングの良い商品で良く売れているページの説明文を参考にするのが良いでしょう。
商品説明文で、意識しておくとよい5 つのポイントをお伝えします。
↓↓
・長々とした説明文よりもシンプルで分かりやすくする
・発送方法や返品保証など不安な要素を明記する
・商品のこだわりポイントや容量などの詳細をアピールする
・サイズ、対象年齢なども記載する
・キーワードを意識する
上記の内容を簡潔な表現にして伝えていきましょう。
逆に参考にしてはいけない商品説明文は、
商品スペックはサイズや容量の部分なので、この記載がないと、用途が分からないので売
れにくいです。
また、商品説明文にも検索キーワードを意識することで、SEOに強くなると言えます。
なるべく入れるようにしてください。
売れやすくする為のコツはお客様が求めている内容を説明文に盛り込み、プラスαキーワ
ードを意識していくことが重要です。
商品紹介コンテンツを使っている
商品説明文では伝えきれなかった要素をコンテンツの紹介文に明記していくのはもちろんですが、説明文と被っても問題はありません。
短すぎず長すぎず、伝えたい訴求ポイントを簡潔に分かりやすく内容をまとめましょう。
商品画像同様にコンテンツも作り込む必要があります。
僕は、作成してもらった商品画像をモジュールに合わせたサイズにリサイズしてもらったりデザインを組み合わせて使っています。
そうすると、デザイナーに依頼した際にコンテンツ用に新たに画像を作成することもないので、費用を抑えることができます。
コンテンツの効果を上げるポイントとしては、
・紹介文はだらだら長すぎないこと
・画像はデザイナーに依頼すること
上記の内容を意識して作成していきましょう。
売れている出品者の構成を参考にしたり、ちょっとした工夫をするだけで、ライバルと差が付き売上アップに繋がることは間違いありません。
コンテンツの具体的な設定方法は下記の記事を参考にしてください。
↓↓↓

商品ページの作成日
商品ページの作成日からライバルの強さが判断できます。
例えば、2020年に作成したものよりも2022年に作成したページの方がカタログは最新になります。
もちろん商品ページが古いものばかりでもライバルが強い商品ページとは一概には言えないので、
直近で売れているのか、
強い商品ページはどのくらいあるのか。
など、全体的にチェックしていきましょう。
商品ページが古いものばかりで直近でもしっかり売れているけど、商品ページが弱い場合は逆にチャンスだったりします。
作成日の確認方法は、商品ページの下のほうに登録情報という箇所があります。
「Amazon.co.jpでの取り扱い開始日」に記載されている「2022/6/16」が作成日になります。
弱い商品ページのチェック
逆に弱いページは、
・画像が作り込まれていない
・商品説明文がわかりにくい
・商品紹介コンテンツが使われていない
レビューの件数や質が低い
下記のような、低評価の割合が高いとその商品ページは弱いと判断して良いでしょう。
Amazon では 5段階の評価から選ぶことができます。
・高い評価:星4つ〜5つ
・普通の評価:星3つ
・低い評価: 星2つから星1つ
「普通の評価」では星3つとなっていますが、Amazonではマイナス評価と判断されてしまいます。
よって、マイナス評価が高い商品レビューは信頼性に欠けていると判断されるため商品も売れにくくなるのは確かです。
悪いレビューが多い商品ページは一度、レビューに対してのコメントを確認しましょう。
例えば、
悪いレビューの内容が商品に対してなのか、
それとも配送の問題なのか?
によって、参入できる判断が変わってきます。
僕は、悪いレビューが配送問題の場合は気にせず参入しています。
ですが、よっぽど条件が良くない限りは同じ商品を扱わないので、あまりレビューは気にする必要はありませんが1つの判断基準として覚えておきましょう。
商品に対して悪いレビューが多い類似商品は出品しないようにしましょう。
画像が作り込まれていない
下記の画像は先程の画像と比べて、画像のデザインを工夫していないのがわかりますね。
このように画像とレビューである程度ライバルの商品ページの強さが確認できます。
しかし、画像を作り込んでいないからと言って、売れていない訳ではないので、パッと見て判断するのはやめましょう。
カテゴリーの規模が大きく、売上が作れる場合、ライバルの商品ページが上記に挙げた条件を満たしてないものばかりですと参入のチャンスです。
商品説明文がわかりにくい
商品の魅力や特徴を伝えたりする部分になります。
商品の仕様は、5行のうち1項目100文字以内の制限があります。
↓↓
(NGな例)

商品の仕様を5行きっちりと使って伝えていないので、非常にもったいないです。
他にはこだわりポイントや保証のことを伝えると尚良いですね。
(僕が実際に使用している商品説明文はこちら)
↓↓↓
重要性が高い内容を商品仕様で簡潔に伝えることが大切です。
商品紹介コンテンツが使われていない
売上を作っていく上で商品選定が基本となってくるのは当然のことですが、画像や紹介コンテンツの作成が非常に重要になってきます。
よって、ランディングページのように商品をターゲットにアピールすることができますので、売上アップに繋がると言えます。
コンテンツを利用していないセラーは販売力が低いと判断して良いでしょう。
上記4つの条件を満たすことができれば、いよいよ商品を仕入れていきます。
実際に、僕がリサーチしてみたけど仕入れができなくて、失敗した商品をご紹介します。
こちらのビジネスバックの商品です。
↓↓
メンズバックカテゴリの、小カテゴリ内のビジネスバックをAmazonでリサーチした物ですが、実際にこちらのセラーは商品力があります。
なぜ、こちらのセラーを元にリサーチしたのかと言うと、小カテゴリの売れ筋ランキングでナイロン素材が上位に上がっていました。
皮素材やビニール素材などありましたが、どれも外側にポケットなどが、ごちゃごちゃしてあったりどう見ても安っぽい素材だったり。。
ビジネスバックは、大人が持っていても違和感のないシンプルな素材やデザインが好まれます。
その結果、ナイロン素材のビジネスバックにリサーチを絞り込み、4つの条件をクリアできたので出品候補として考えました。
大人の男性が鞄を持つ上で、長い期間使えて更に丈夫な物なら多少高くても購入するだろうなと推測しました。
下記の商品は、上記のAmazonの商品と比較して、実際に仕入れ対象になった商品です。
なぜ、こちらの商品をリサーチ対象にしたのかと言いますと、こちらも機能面・デザイン性から競合の商品と比較した場合、大人が持っていてもシンプルだし違和感がなく使いやすい商品だと思ったからです。
上記の商品ページは画像がしっかりと作りこまれておらず、商品の訴求をアピールできていないのです。
背景に「ただ画像を張り付けて」いるような感じです。
ですが、この商品はめちゃくちゃ売れてますし商品レビューもたくさんあります。
なぜかと言うと、商品力が良いからです。
先程、説明した通り、「レビュー数・販売価格・商品画像」などから、ライバルのカタログより上回る事ができない場合でも、商品力があれば関係なく売れていきます。
ちなみに、こちらのセラーの商品はOEMといって1から自社でデザインしている商品です!
リサーチした際に競合の商品がOEMだからと言って諦めるのはまだ早いです。
他の競合セラーもリサーチする事が大切です。
結果的には、狙った市場で競合(ベンチマーク商品)から数%のシェアを取ることができれば問題ありません。
サンプルの確認~本発注
出品候補の商品が決まったらサンプル品を取り寄せていきましょう。
・品質が良ければテスト販売(2~3個から販売してみる)
・売れ行きが良ければ本発注
タオ太郎を使った発注方法の手順については下記の記事を参考にどうぞ。

こちらも合わせてご覧ください。
↓↓↓
https://hiyun.jp/agent/
まとめ
簡易OEMのリサーチ方法では3つのステップの条件を踏まえた上で参入できるかという判断が必要なことがおわかりいただけましたでしょうか。
①4つの市場選定
②市場規模の確認方法
③競合リサーチから差別化を考える
簡易OEMのリサーチ方法は裏技的な手法など一切なく、成果を出すには正しいやり方を積み重ねて、コツコツと継続できるかが重要だと思います。
最初の頃はリサーチしていても中々商品が見つからなかったり、そもそもリサーチ方法があっているのか不安になるかと思いますが、
今回、お伝えした簡易OEMのリサーチ方法を参考にしながら、ぜひ実践してみてください。