こんにちは!ひゆんです。
あなたが例えば、配達をするとします。
住所を辿って、やっと見つけた家の表札が、配達物のものとは違っていたら、どうしますか?
今回はそのくらい重大なお話です。
中国輸入OEMでは、ブランド名は家の表札と同じくらい大切なもの。
いえ、苗字はある程度被りますが、ブランド名は唯一無二のものにしなければ、大変なことになります。
ブランド名を決める際の3つのポイント
それでは、中国輸入OEMでのブランド名を決める際の手順と3つのポイントをお伝えします。
1.一般用語や普通名称でないこと
例えば、あなたがつけたいブランド名が「A」であるとします。
「A」という素敵なブランド名を考えついたあなたは、早速Amazonでブランド名として登録しようとします。
ちょっと待ってください。
「A」は一般用語なので、商標登録できません。
なぜ突然商標登録の話が出てくるの? と思われるかもしれませんね。
しかし、商品を守るためにはブランド名を商標登録することが大切です。
ブランド名をつけておくことで、相乗り出品を防いだり、もし相乗りされてもブランド名を盾にしてそれを排除できる可能性が高くなります。
それが商標登録されていたら鬼に金棒です。
仮に相乗りトラブルが起きた場合、Amazon側に申請して取り消してもらうこともできるのですが、この時、『自分のブランド名が商標登録されているか』で相手にされるかが変わってきます。
2.他で商標登録されていないこと
「A」が一般用語で登録できないと知ったあなたは、それでは「Ace」という新しいブランド名を思いつきました。
それもちょっと待ってください。
まずは「Ace」が既に商標登録されていないか確認してください。
後になって「Ace」が既に商標登録されていることが判明してしまうと、『知的財産権の侵害』で商品販売の停止、もし無視して販売を続けた場合は最悪訴えられて損害賠償を請求されたりします。
これは知らなかったでは済まない問題であり、あなたが『加害者側』になる問題です。
また、ブランド名を商標登録するには『既に登録されている商標は使えません』ので、独自のものをつけるひつようがあります。
既に登録されている商標を確認するには、
特許庁が提供している『J-plat Pat』や特許庁が発行した商標を検索できる『ブランドテラス』というサイトで確認するのがおすすめです。
J-PlatPat「商標」を選択し、検索欄に商標を取得したいブランド名を入力して、検索を押しましょう。
「Ace」は既に商標登録されていますので、使えないことが分かりますね。
3.Google検索やSNSのタグ検索で出てこないこと
それでは一般用語でなく、商標登録もされていないブランド名を思いついたとします。
もしあなたがホームページやInstagram、Twitterなどを運用していくつもりがあるなら、どのサイトで検索しても出てこない名称にするのが理想です。
例えば、あなたのブランド名を見かけた見込み顧客があなたのブランド名で検索した時、
他のブランドのサイトが表示されると、どれがあなたのブランドか分からなくなってしまいます。
そうなると、せっかく獲得できそうだった顧客が離れてしまう原因にも。
ホームページを立ち上げるつもりなら、ドメインが取得できると更にいいですね。
ブランド商標を取得する際の手順については下記の記事を参考にどうそ。
まとめ
この記事では中国簡易OEMにおける、ブランド名をつける時に気をつけることを3つご紹介しました。
一般用語や普通名称でなく、既に商標登録されていない、他のサイトで検索しても出てこないような、素敵なブランド名を思いつくといいですね。
ブランド名を1度決めて販売してしますとAmazonでは正当な理由がない限り変更することが難しいので、ご自身が納得するネーミングをしっかり考えましょう。
「どうしても自分では思いつかない」...
という方は、以下のサイトを参考にしてください。
・会社名ネーミングジェネレーター
・ココナラ
・クラウドワークス
ですが最終的には、ブランド名を決定するのはあなたです。
僕は、自分がした行動には自分で責任を取るべきだと常々思っています。
それはこの記事に僕が責任を取らないという意味ではなく、あなた自身の意思決定でこの記事を参考にして欲しいという意味です。
世界は、個人の意思決定で動いています。
それを忘れないようにしてください。