Amazonにおける相乗り出品者の削除の方法と対策のコツを実体験を交えて解説!

Amazon

 

こんにちわ、ひゆんです。

今回は、Amazonにおける相乗り出品者の削除と対策方法について解説します。

この方法を知っておくことで、相乗り出品者を防ぐ対策が可能になります。

 

相乗り販売とは

Amazonでは、相乗り販売という出品方法があります。

例えば、ライバルと同じ商品を同じ商品ページで販売することです。

相乗りしているページとは、このように「新品の出品」に複数のセラーが販売している状態のことを指します。

 

 

AmazonOEMは自分のオリジナルブランド販売として独自カタログで出品していくものですが、中にはライバルが相乗りしてくる場合があります。

独自カタログというのは、自分だけの商品ページです。

例えば、せどりや転売品では、複数の出品者が同じ商品ページで販売していますよね。

このように、相乗りが禁止されていない商品カタログの場合は、その商品ページに出品しても問題ありません。

しかし、OEM商品でなくてもメーカーが販売しているカタログに相乗り出品者が多数、見受けられます。

これは、完全にアウトです。

商標権や意匠権の侵害にあたる可能性が非常に高いです。

メーカーや自社ブランドの商品を販売しているカタログには絶対に出品してはいけません。

知的財産権の侵害で報告されると、最悪の場合、アカウント停止や閉鎖になりかねないです。

「Amazon 知的財産権ポリシー」
https://sellercentral.amazon.co.jp/help/hub/reference/G201361070

 

 

オリジナルブランド商品とは?

では、オリジナルブランド販売の商品ページ(相乗り対策をしている商品ページ)とは、どのような商品ページでしょうか?

判断の基準としては、下記の商品ページの「商品タイトル」の冒頭部分にブランド名が記載されているのが確認できます。

 

 

こちらの商品ページは、出品者が1人ということが確認できますね。

このようなカタログはオリジナル商品として販売している出品者なので、相乗りは禁止されています。

Amazon の規約として、

・タイトルの冒頭にブランド名を入れること
・商品にブランドタグの取り付け、ブランドロゴの入ったパッケージや袋に入れて販売すること。
・または、商品自体に印字されていることが条件になります。

どれか、条件を満たせばオッケーということです。

商品タイトルの冒頭には必ずブランド名を記載しましょう。

相乗り対策の方法

 

上記に挙げた内容以外に相乗り対策の方法として、他にもできることはあります。

中国輸入の商品は、一般的にアリババやタオバオで仕入れていくことが多いです。

そのような商品は、競合も同じ商品を閲覧している可能性が高いので、そのため、品質やデザインが同等の物を販売することによって相乗り販売されることも確かです。

 

相乗り対策の方法としては、

・画像で差別化
・セット商品で差別化
・OEM商品で差別化

という戦略があります。

 

では、1つずつ解説していきます。

①画像で差別化

画像で差別化に関しては、ブランドロゴを入れるのが最適です。

Amazonでは、1枚目のメイン画像は白抜きという決まりがあるので、ロゴを入れる場合は2枚目以降にしましょう。

ロゴを入れることで、ライバルから相乗りを防ぐことができる可能性が高くなります。

 

 

②セット商品で差別化

商品にプラスα、「セット品」を付けて販売するというやり方もあります。

例えば、バックと財布をセットにして販売すれば、ライバルはわざわざ、セット商品に相乗り出品しようなんて、思いませんよね。

デメリットとしては、セット品を用意しなければならないので、余計に仕入れ資金がかかり、利益が削られる場合もあります。

しかし、商品力があればその分、高値で販売できる可能性も極めて高いです。

 

 

③OEM商品で差別化

これに勝るものはないと、いっても過言です。

簡易OEMの商品であれば、一般的に既存の商品にタグやパッケージなどにブランド名を入れて差別化していきます。

しかし、これだけでは完全な相乗り対策としては不十分です。

実はこれ、商品はアリババやタオバオなどから仕入れをおこなうので、真似をされたり、相乗り販売される可能性があります。

よって、OEMは1から商品のデザインや規格を考えて、製造しますので、
既存の商品と違い、どこにもない自社の製品となります。

OEM商品は簡易OEMと違い、ロット数も多く資金が必要になりますので、初心者の方は簡易OEMからチャレンジしてみてください。

実際に僕も、何度か、簡易OEMで販売していたカタログに相乗りされました。

自社ブランド商品を販売する場合は、

Amazonの規約に、以下のようなことが書かれています。

自社で製造していないノーブランド品に対し、何らかのオリジナル性を加え独自のプライベートブランド品として出品する際は、
以下の事項をお守りいただきますようお願い致します。
1)衣類に関してはブランド名が記載されたラベルを商品に縫い付けている。又は、ブランド名が記載されたタグを糸・チェーン・タグ
ピンなどでつけている。小物に関しては商品又は商品パッケージにブランド名の印字または刻印(以下、総称して「印字」)がある。又は、ブランド名が記載されたタグを外装箱またはパッケージに同梱する。
2)が明確に確認できる画像を登録する。
※画像の登録が無い場合でも強制的に商品が削除されることはありません。ただし、独自性を主張する場合は画像の登録が必要です。
上記の条件を満たしていない商品はすべてノーブランド品としての出品となりますので、ご注意ください。また、ノーブランド品の商品
名には必ず、 (ノーブランド品) と記載してください。
セラーセントラル(商品登録規約より引用)

 

このように、商品タイトルやタグ、画像にブランド名を入れて対策をしている場合でも、中国人はお構いなしに相乗りしてきます。

しかし、相乗りされても対策を知っていれば問題ありません。

対策方法としては、相乗りしてきた出品者に直接、出品を取りやめてくれ!と、メッセージを送る必要があります。

商標権を取得していれば、Amazonに『商標権の侵害』を報告すれば、取り下げてくれますが、商標をとっていなければ、自分で相乗り出品者に連絡しなければいけません。

僕は、商標権を取得していなくて、過去に何度か相乗り販売されました。

しかし、適切なメールを送ることで、100%の確率で相乗り出品者を排除することができています。

この方法が気になる方は、下記の「お問い合わせフォーム」から、ご連絡いただければお伝えします。

 

 

今回の内容をまとめますと、
相乗り販売の条件を知っておくことで、事前に対策をおこなえます。

対策方法としては、Amazonでの出品規約を把握した上で、商品ページで差別化する必要があります。

画像やセット販売など、色々と工夫ができますので、上記に挙げた対策も1つの方法として考えていただければと思います。

まずは、比較的リスクの少ないAmazon簡易OEMから取り組んでみることをお勧めします。

売れる商品ページの作り方や差別化のコツなどを掴むことができれば、カテゴリーを増やしたり、OEMにチャレンジできますので、どんどんステップアップしていきましょう。

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