今回はAmazonの引当金の仕組みと振込リクエストについて解説していきます。
これからAmazon物販を取り組む初心者は、引当金についてしっかり理解しておくことで、キャッシュフローの問題など状況に応じて対処することができるようになります。
本記事で学べること
・Amazon入金日のサイクルについて
・入金のタイミングをボタン一つで早める方法について
引当金とは
2016年以降に新規でAmazon出品用アカウントを作成した人には、「引当金」というシステムがあります。
引当金とは、商品を販売した後に購入者から返品や返金があった時のために、Amazonが一時的に売上金を預かるという仕組みになります。
アカウント歴によって保留される引当金は異なってくるそうです。
つまり、売上金に残高がない状態ですと、返金や返品に充てることができないからです。
引用元:Amazonセラーセントラル
ペイメントレポートには、引当金が表示される場合があります。引当金は、Amazon出品サービスをご利用の際にしばしば表示されますが、問題はありません。引当金とは、購入者からの返金リクエストやあらゆるチャージバックが必要な場合に備えて、十分な資金を確保するために留保される金額です。
引当金が解除される期間
引当金は購入されてから実際に商品が手元に届いて7日後です。
※実際にテクサポに確認をとっているので間違いないでしょう。
例えば、本日7月23日に3000円の商品が売れたと過程してFBA発送の場合、1〜2日には到着すると思います。
25日に商品が購入の手元に到着したとしましょう。
8月1日に引当金(3000円)が解除されることになりますね。
この期間を知っておくことで、クレジットカードや毎月の支払い日が間に合わない…などの解決策になるので、しっかりと理解しておきましょう。
Amazonから入金されるサイクルについて
では、売上が入金されるサイクルについてお伝えしていきます。
入金サイクルは14日ごとで、毎月2回の入金が振り込まれることになりますね。
しかし、14日ごとのサイクルですが、実際、その日に振り込みされません。
振り込み手続きから3〜5営業日かかることになります。
僕も実際に振り込み手続きから3日後に入金されています。
大型連休などが重なると更に入金まで数日かかるケースもありますし、また取扱うカード会社によっても入金が若干、早かったり遅かったりします。
入金日は「アカウントを作成した日」からカウントされるので、30日に登録した場合は、翌月の13日になります。
アカウント作成日の確認方法は、
①セラーセントラルにログインします。
②レポートタブ→ペイメントをクリック
③次回支払い確認する
下までスクロールすると、「○○年/○月/○日に請求される予定です」
と表示されている日付が次回支払い日になります。
振込リクエストで入金を早める方法
では、振込リクエストシステムを使って入金を早める方法についてお伝えします。
通常の14日サイクルより入金を早めることでキャッシュフローも緩和してくるかと思います。
振込リクエストをおこなった場合、次回の入金日は、その日から14日後になるので覚えておきましょう。(手数料など一切かからないのでぜひ活用していきましょう。)
振込リクエストの手順は次のとおりです。
↓↓↓
セラーセントラルの画面から「レポート」→「ペイメント」をクリックします。
次に画面右側に「支払いをリクエスト」というボタンがあるのでクリックします。
支払いリクエストをクリックすることによって現時点の残高を入金することができます。
まとめ
今回はAmazonの入金サイクルと振込リクエストについて解説しました。
入金サイクル(14日間)をしっかり理解しておくことで、商品を仕入れて売り切るまでの適切な期間などを判断することができますね。
引当金が原因で支払いが間に合わない!
そのような理由を解決するには、まず仕入れの段階で回転率の良い商品を仕入れて最短で販売することが望ましいです。
振込リクエストをおこなうことで、キャッシュフローの改善に役立つことが、おわかりいただけたでしょうか。
ワンクリックでリクエストができるので、ぜひ試してみてくださいね。