こんにちわ、ひゆんです。
今回は、AmazonでJANコードを使って販売したいという方に発行方法の手順について解説します。
JANコードとは
JANコードとは、国内で販売されている商品管理コードとなります。
GTIN(Global Trade Item Number)は、「どの事業者の、どの商品か」を表す国際標準の商品識別コードです。
日本国内においては、JANコード(Japanese Article Number)とも呼ばれています。
せどりをやっている方はリサーチや出品をする際、商品のバーコードを読み取りますよね。
そのバーコードがJANですね。
日本のコードは『4の数字』から始まります。
なぜJANコードを取得するのか?
Amazonのプラットフォームで新規出品する商品は、コードを取得するルールがあります。
Amazon.co.jp へ出品商品を登録するためには、原則として、JAN コード、EAN コード、UPC コード、GTIN コードなど、第三者機関が発行するコード (以下、「商品コード」) が各商品に 付いている必要があります。
JAN コード、EAN コードであれば 13 桁、UPC コードであれば 12 桁、GTIN コードであれば 14 桁のコードがあります。しかし、他社が取り扱っていない出品者様のオリジナル商品の場合、Amazon ブランド登録 プログラムをご利用いただくことで製品コードなし商品の出品も可能となります。Amazon ブランド登録はアカウント登録完了後に申請できます。申請が許可されると、商品の出品が 開始できます。プログラムの利用条件は以下をご確認ください。(本プログラムは大口出品 者様のみを対象としています)
・ メーカー
・ 自社ブランド所有会社
・ ブランド化されたホワイトラベル提供品の製作会社 ・ オーダーメイド商品、手作り商品の製作者Amazon.co.jp で唯一もしくは独占的な販売業者
本、CD・レコード、ビデオ・DVD カテゴリーの商品はJAN、UPC、EAN、またはISBNが 必要です。上記に該当する場合でも Amazon ブランド登録はご利用いただけません。あらかじめご了承ください。Amazon ブランド登録の申請をいただいても、上記に該当しない場合は出品をお断りさせていただく場合がございます。また、Amazon ブランド登録に該当しない商品で、製品コードの指定が免除される出品の場合、例外として、許可制で出品者ごとにコードなし商品の登録権限を付与し、ご登録いただける仕組みを取っております。
この申請をする際には、以下の項目があらかじめ設定されている必要があります。特定商取引法に基づく出品者情報を登録 (正式名称、ストア代表者名、住所、電話番号)返品ポリシーの登録
商品画像の提供ただし、商品コードによる商品登録があくまで原則のため、コードなし商品の登録権限を付与後、該当する商品に商品コードがあると判明したときは、権限を削除させていただく場合 がありますので予めご了承ください。
しかし、必ずしも製品コードが必要ではないと記載してありますね。
『許可制で出品者ごとにコードなし商品の登録権限を付与し、ご登録いただける仕組みを取っております』
JANコード免除申請は(大口出品者のみ)が対象となり、申請後JANなし商品として販売できます。
あくまで、JANコードの役割は「どの事業者の、どの商品か」という管理番号なので、
相乗り対策や差別化ができるメリットが大きいと言えます。
よって、国内品やノーブランド品はJANなしでも出品登録が可能というわけです。
JANコード免除申請の手順
では、JANコード免除申請の手順をお伝えします。
セラーセントラルの「商品登録」を開きましょう。
次に、下にスクロールして「GTINとは何ですか?」の詳細をクリックします。
すると、製品コード免除はこちらから申請してください。
というリンクから申請ができます。
製品コード免除を申請の画面から、該当するカテゴリーと商品のブランド名を入力します。
ブランド名がない場合は「ノーブランド」と入力しましょう。
これで免除申請は完了ですが、その後テクニカルサポートから通知が届くので、許可が下りていれば問題なく出品可能です。
JANコードの取得方法
JANコードは個人事業主でも取得可能です。
僕が申請した(2020年8月)の時点では3年契約で16,500円でした。
登録期間は1年と3年から選ぶことができます。
(JANコードの有効期限になります)
現在、JANコードの取得料は27,500円で3年間有効なコードを『999商品分』発行してもらえます。
1年で17,000円程度ですが、3年契約の方が23,500円もお得ですね。
JANコードの取得方法は2つあります。
・インターネットからの申請方法
書類による登録申請を行う方は、全国の商工会議所、商工会または流通システム開発センターから申請書をもらいましょう。
このご時世もあって、インターネットによる申請方法をお勧めいたします。
まず始めに下記のサイトにアクセスします。
↓
①インターネットによる申請方法からメールアドレス登録をクリックします。
順番に項目を入力して最後にメールアドレス登録を、クリックします。
すると、登録したアドレスにメールが届くのでURLをクリックしてください。
重要事項の確認画面が出てくるので「次へ進む」をクリックしてください。
申請情報という画面が開きますので、上から順番に項目を入力していきます。
最後にお支払い方法を選んで、次へ進むをクリックすると、登録したアドレス宛に下記のメールが届きます。
『コンビニ、銀行振込』どちらかの方法で、お支払いが完了すると1〜2週間前後で郵便局から登録通知書を受け取ることができます。
下記のような『GS1事業者コード登録通知書』という書類が届きます。
この中にJANコードが記載されている用紙が入っています。
JANコードの作り方
では、最後にチェックデジットを使って計算します。
↓
(GS1Japan公式サイト)
https://www.dsri.jp/jan/check_digit.html
(001〜999)の商品コードがありますので、
ご自身の「JANコード+001」から入力していき、計算ボタンをクリックするとチェックデジットが表示されます。
作成したJANコードはExcelなどで管理しておきましょう。
商品ごとに設定していくので、使ったコードが分からなくならない為です。
今回の内容をまとめますと、JANコードがなくても免除申請さえすれば問題なく出品が可能ですが、オリジナルブランド販売をやっていく!という方は必ずJANコードを取得しましょう。
JANコードの取得方法は、難しいことではないので、上記にお伝えした手順を参考にぜひ進めていただければと思います。