今回は、Amazonで中国輸入OEMを始めるに至って、コンサルで失敗しない為に最重要ポイントを、僕の実体験を交えて解説します。
「Amazonのプラットフォームで、中国輸入OEM販売をする方に向けた記事となります」
その前に、中国輸入OEMが分からない人もいるかと思いますので説明していきます。
オリジナルブランド(OEM)とは、「オリジナル・エクイップメント・マニュファクチャリング*」の略語です。
直訳すると「自社の製品を製造する会社」となり、わかりやすくいうと製造メーカーが他社ブランドの製品を製造することを指します。
自社ブランド販売(オリジナル自社商品)は、日本はもちろん、海外では中国などから商品を1から設計して製造を依頼したり、既に製造してある商品の設計を改良して自分のオリジナルブランドとして販売していくビジネスモデルです。
将来的には、事業が拡大できるビジネスモデルとなります。
僕が中国輸入自社ブランド販売を始めた理由とは?
という記事を書いているので、ぜひ参考にされてみて下さい。
↓↓↓
では、Amazonで中国輸入OEMの商品を販売する際、コンサルティングは必要なのか?
と言うと、受けるべきだと思います。
しかし、コンサルタントの選び方が非常に大切です!
信頼できるコンサルタントの選び方は、後ほど解説していきます。
あなたが、絶対にコンサルを受けずに何がなんでも独学でAmazonOEMで戦っていくぞ!
というのであれば参考にならないかと思います。
もし独学でチャレンジした結果、失敗して大金をドブに捨てる前に、この記事を参考にしてください。
これには、しっかりとして理由があります。
あなたも、AmazonOEMについて色々な情報を調べた事があるのではないでしょうか?
実際、ネットでAmazonOEMの事を検索しても、その人が使える資金に合った戦略方法や稼げるまでの期間など、細かな工程までは残念ながら解説していません。
また、中国輸入OEMのコンサルを募集している方もあまり見かけないし、情報も公開されていません。
一昔前のAmazonOEMはライバルも少なく、かなりイージーだったそうですが、今は参入者も増えているのでかなり厳しい状態です。
AmazonOEMを今から独学で学んだ所で、稼げるようになるのか?と言いますと
正直、そんなに甘くない世界だと実感しています。
僕がAmazonで自社ブランド販売を始めた時期は、2020年8月です。
コンサルタントを依頼した時期も2020年の8月なので、自社ブランド販売と同時期にコンサルを受けました。
既に半年以上経過していますが、まだ広告費で利益はマイナスの状態です。
コンサルティングは、講師によってコンサルの質や費用などが変わってきます。
中国輸入OEMのコンサル費用は、一般的に40万~高くて100万の
費用が掛かるコンサルもあります。
例えば、Amazon以外の販路も教えてくれる場合や、商品を1から作成するOEMなど
プランにより費用が高くなります。
僕が受けたAmazonOEMのコンサル費用と内容は、以下の通りです。
【コンサル費用43万円】
・AmazonOEMで使用する自社ブランドのタグ作成や登録方法
・商品カタログ作成
・リサーチ方法
・販売戦略
上記に挙げたサポート内容をチャットワークや音声を通して、実際に画面共有しながら指導していただけるという内容でした。
簡易OEMとは、商品を1から作成するということはせずに、既存の商品を少し改良したり、既存の商品を差別化して自社のブランドタグを付けて販売するというやり方です。
簡易OEMは取り組みやすいのですが、その反面、差別化しにくいという場合があります。
AmazonOEMは販売開始するまで、やらなければならない事がたくさんあります。
商品カタログを1から作成しなければ商品を販売することができないですし、ブランド名、JAN取得、タグの作成、など色々あります。
カタログ作成を完了させるまでに挫折する人もいるくらいだそうです。
実際に僕も、商品のカタログ作成から販売するまで本当に大変だと感じました。。
リサーチより大変かもしれません。
カタログ作成する際に、必ずぶち当たる壁があります。
商品登録する際、カタログエラーが必ず出てきますので、それをクリアしない限りは自社ブランドで商品を販売することはできません。
ここでは詳しい解説はしませんが、ややこしい手順などがあります。
AmazonOEMは、リサーチや販売戦略のみがサポート内容だけではなく、カタログ作成やブランドタグの作成、登録手順の工程までしっかりサポートしてくれます。
このような手順をご自身で解決できれば問題ないですが、手間と時間の効率化を考え
るとコンサルは受けるべきだと思います。
無料情報だと上記に挙げた細かな手順は公開されていません。
リサーチに関しては、せどり初心者で言う全頭リサーチみたいな感覚で、ひたすらリサーチしまくって添削の繰り返しです。
リサーチ対象となった候補となる商品を画面共有で見せて、おっけーが出た商品を出品できるという流れです。
100個リサーチして、2〜3個商品をリリースできれば良い方です。
そして、AmazonOEMで利益10万円達成するまで永久サポートという保証もついています。
10万円の利益がでるまで、永久にサポートしていただけるので資金が続く限りは何度でも相談可能となります。
サポート内容は以下の通りです。
・チャットワーク
・利益10万円達成するまでサポート
画面共有とチャットワークはマンツーマンで、しかも制限なしで何度でも利用できるのでとてもメリットを感じられました。
マンツーマンのコンサルは、自分にあった使える資金と正しい方向性で、しっかり教えてもらえますので最短で成果が上がります。
詳しい内容は、マンツーマンで教わるコンサルの価値という記事をシェアいたしますので、ぜひ参考にされてみてください。
↓↓↓
チャットワークのやり取りは、基本なんでも相談できるので、気軽におこなえます。
リサーチなどは、画面を通して指導してもらった方が分かりやすいですね。
コンサルを受けることで、正しい方向性で学べるので最短で成果を出しやすいというのがメリットでもありますが、
その分AmazonOEMはデメリットもあります。
AmazonOEMのコンサルを受けると絶対に稼げるようになるのか?
と聞かれたら自分次第という回答しか出せません。
では、ここからデメリットを解説します。
コンサルを受けても、行動しなければ成果はでない。
これは言うまでもないですが、例え実績があるコンサルタントに依頼した所で、リサーチをさぼったり、指導された事を素直に実行しない限りは、稼げるようになりません。
良く、実際に稼いでいる人の思考や行動を真似をすることで稼げるようになるといわれていますが、本当にその通りだと思います。
成果がでるまで時間がかかっても、正しい方向性で継続すれば必ず結果はついてきます。
資金がそれなりに必要
実際、僕もAmazonOEMを始めて見て感じたのですが、資金100万円は必要だと思いました。
ネットの情報だと、資金20万からでも始められる!など言われていますが、正直、資金20万円でもできない事はないですが、それは他に収入がある人など限定です。
専業で1からAmazonOEMを20万円で始める場合、即キャッシュアウトです。
AmazonOEMは資金が最低100万円用意できて、且つ別で生活費のお金に余裕がある方は問題ないと思いました。
※100万円はコンサル費と別です。
販売開始まで1〜2ヶ月必要
中国輸入OEMは、販売開始できるまでの間に、やるべきことがたくさんあります。
どんなにはやくても、販売できるまで2ヶ月程度はかかるはずです。
大まかな流れとしては、
ブランド名やタグ作成
↓
リサーチは(1ヶ月程度)
↓
代行業者に依頼して商品を買い付け(1〜2ヶ月)
↓
商品カタログ作成
↓
スムーズに行くと2ヶ月程度で販売開始できます。
ここで、検品など商品のトラブルなどありましたら、更に伸びたりすることもあります。
1〜3ヶ月で、やっと商品を販売開始できる状態になる訳です。
せどりの感覚ですぐに収益化をすることを考えると、必ず失敗しますので注意しましょう。
収益化するまで最低半年以上
せどりと違い中国輸OEMは、翌月には収益化することは不可能です。
販売開始まで1〜3ヶ月掛かり、更に利益が出始めるまで最低半年間は必要です。
商品によって変動はありますが、商品カタログを育てなければ、お客様の目にも留まることすら難しいのです。
詳しい内容は下記の記事を参考にして下さい。
↓↓
また、AmazonOEMは売れるキーワードを精査するため、広告運用なども必要なのです。
Amazonで商品のSEOを上げる為には、販売実績がとても重要です。
その為、検索順位が安定して上がってくるまでが、約半年後という訳です。
広告費が掛かる
AmazonOEMで稼ぐためには、広告運用は必ずと言っていい程、重要な課題です。
販売実績もレビューもない商品でも、広告出稿することで上位表示することができます。
もちろん、広告を出稿していなくても全く売れなくはないですが、広告運用をしなければSEOも上がるまで相当な期間が掛かってきますので、商品カタログが育つまで倍の1年は掛かると思われます。
広告出稿することで、最短で販売実績やレビューを集めることができるので使わない手はありません。
ご自身で試行錯誤しなければならない
AmazonOEMはコンサルタントに依頼すれ失敗しても正しい方向性で軌道修正をおこなってくれます。
実際、メンターから直接聞いた話しですが、AmazonOEMの中級者、上級者でも商品を出品してみないと当たるか、ハズレるかは分からない、とのことです。
AmazonOEMに正解はないですが、販売実績を作る為にはAmazonの売り方があります。
Amazonのアルゴリズムだったり、SEOを理解できない場合は検索順位も上がりません。
商品力はもちろん、「画像構成、商品説明文、キーワード選定」など、ご自身で試行錯誤しながら改善しなければいけません。
将来的には、自立して稼げるようになるのが目的ですよね。
いつまでも、コンサルタントに全て頼りっきりでは稼げるようになりません。
しかし、コンサルタントの見極め方も大切です。
AmazonOEMにこれからチャレンジする方は、コンサルを選ぶ際に下記の内容を参考にしていただければと思います。
以下の内容を全てクリアしているコンサルタントはいないかもしれませんが、何個か当てはまったらやめておくべきです。
ご自身が使える資金に合ったやり方を教えてくれない
AmazonOEMは前述に説明した通り、仕入れ費以外に代行手数料、画像作成、広告運用、などの費用が仕入れ以外に掛かってきます。
これを踏まえて、資金を用意しなければAmazonOEMで稼ぐことは難しいでしょう。
コンサルを受ける前は、一般的に必ずZOOMや通話などで、自前面談をします。
そこで、ご自身が使える資金に合った、最適なプランをご提案してもらえます。
実績がない、または過去の実績のみ
コンサルタントの実績が見つからない場合は、直接コンサルタントに依頼して過去や現在の売上実績を見せてもらいましょう。
確認方法はブログなどから確認できる場合もありますが、過去の実績だけでは不十分です。
過去と現在ではノウハウなど変わっていますから。
昔のノウハウを教えてもらった所で、今のAmazonOEMで通用しなかったら時間とお金の浪費になります。
リスクを教えない
コンサルタントにはリスクを教えないで、良い所ばかり説明してくる場合は注意しましょう。
結論から言うと、AmazonOEMは簡単に稼げる程甘くない世界です。
逆にコンサルタントや生徒さんの売上実績ばかりアピールする場合や、必ず稼げるなどという人がいればやめておきましょう。
良くあるパターンでは、『1日たったの2時間で100万円稼げる』などは詐欺コンサルです。
リスクを説明した上で、稼げるようになると言ってくれるコンサルタントは信頼できます。
AmazonOEMの厳しさをしっかりと、教えてくれるコンサルタントを選びましょう。
指導がマンツーマンではない
たまにスクールのようなコンサルティングがありますが、コンサルの良い所はマンツーマン指導をしていただけるということで依頼するかと思います。
グループ形式だと、講師が複数いたりする事などがありますので、この場合、講師によって情報が異なり、知識がおいついていけづ混乱してしまいます。
必ず、マンツーマン指導の形式でコンサルティングを依頼しましょう。
ご自身の状況に合った、的確な回答をしてくれます。
画面共有や音声サポートがない
サポート内容に画面共有などがない場合は、上達スピードが格段に違ってきます。
実際にリサーチ方法の手順を、画面共有をしてもらえるサポート内容でないと、再確認が難しくリサーチが合っているのかも分からない状況になります。
僕もAmazonOEMを始めた当初は、毎日のように画面共有でリサーチをレクチャーしていただいてました。
そのおかげで、今はリサーチのやり方や商品選定ができるようになりました。
スポーツを習って、文字や言葉で上達できませんよね。
リサーチも一緒です。
特にAmazonOEMはリサーチがもっとも重要な作業です。
リサーチで全てが決まるという訳です。
現役プレイヤーではない
コンサルタントが、現役でAmazonOEMをやっていない場合は、注意しておきましょう。
このパターンでは、講師がコンサルタントのみで稼いでいるという場合があります。
現在AmazonOEMはしていないという訳です。。
Amazonに限らず、プラットフォームで販売する場合は、昔と現在ではルールなどが変わってきますので、昔のノウハウだと使えない状況になりかねません。
昔のノウハウで現在のルールや勝ちパターンを、攻略しても利益を出すことは難しいでしょう。
特に現在は、AmazonOEMは昔と比べてかなり、難易度が高いと言われます。
この理由は、副業時代で手軽にAmazon物販を始められることや、ライバルも年々増えているからです。
現役プレイヤーかの確認方法は、現在の販売実績を見せてもらうしかありません。
また、現役ではない場合は質問などした場合、的外れな回答やちゃんと答えてくれない場合があります。
質問に対して回答が適当
前述に説明した通り、コンサルを受ける前は自前面談をした際に、分からない事はなんでも聞いていきましょう。
質問してみて、めんどくさそうな態度や回答がいい加減な場合は、そのコンサルタントは絶対にやめておきましょう。
最後に、コンサルティングによって費用のプランが変わってきます。
半年コース、1年コース、利益がでるまで永久サポートなど様々なプランがあります。
費用は40〜100万程度だと思います。
コンサルの期間が長ければ費用も高くなります。
ですが、値段が高ければサポート内容が良いという訳ではありません。
僕が受けたコンサルティングの費用は、「利益10万達成するまでサポートしてもらえる」
というプランで43万円程でした。
僕の実体験から言いますと、値段も良心的で優秀なコンサルタントだと思いました。
現在もサポートをしていただいていますが、物事に対して本質的な考え方なので、とても参考になっています。
AmazonOEMは収益化するまで、期間も掛かりますし、資金もそれなりに必要になってきます。
また、必ず稼げるようになるという保障もありません。
これらのリスクを踏まえて、コンサルを受けるべきかを一度考えてみましょう。
AmazonOEMをする際にコンサルは必要なのか?について挙げた内容を参考に優秀なコンサルタントを探していただければと思います。
本日の記事は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。