こんにちは、ひゆんです。
今回の内容は、『AmazonOEM』で赤字になる原因を実体験を交えて解説します。
中国輸入OEMは本当に稼げるのか?
どのくらいの赤字が出ているのか?
という内容が気になるのではないでしょうか?
赤字になる原因をざっくりとお伝えすると、
・魅力のない商品に無駄な広告費を使っている
・リサーチ(選定)した商品の売れる根拠が弱い
では、中国輸入OEMの実績を包み隠さず公開していきます。
1年経過した所、トータルでまだ赤字続きですが、月単位で利益が出ている期間もあります。
ですが、2〜3万円程度といった所でしょうか。
実際に月毎の『利益や広告費』の指標をお見せします。
確認していただければ分かる通り、利益よりも、広告費の方が大きいです。
Amazonに限らず中国輸入OEMは、広告を運用していくのが、一般的で当たり前な考え方です。
なぜ?広告を運用していく必要があるのか?と言いますと、販売実績も知名度もない自社商品が、何もしなければ売れるはずがありませんよね。
広告運用をおこなっていく事で、販売実績のない商品でも、検索1ページ目に表示させることが可能になります。
赤字の原因としては、広告費用で毎月赤字になっているので、広告を上手く調整しつつ、売れない商品に時間を使わないことで、費用対効果が良くなっていくという事だと言われました。
僕が現在、自社商品を出品している商品数は合計で20商品程です。
半年毎に10商品づつ出品している割合です。
この20商品の内、10商品は半年経過しているのですが、広告の費用対効果が良くならないので、在庫処分品として販売していく流れです。
このような商品に、ズルズルと広告を運用していても、時間がもったいないですし、
ほとんど、黒字化はしないでしょう。
残りの10商品は、8月にリリースしたばかりの物もあるので、広告運用をおこないつつ、様子を見ながら販売しています。
実際に僕が、中国輸入の師匠に現在の実績を提示して、(広告費で赤字−15万の原因を)『ビジネスレポートと広告レポート』
を見ながら改善点など、指導いただきました。
成果を出す為には、このような、報告がとても重要なので、必ずやって下さい。
報告をすることで、ご自身が「次の目標」や「改善点」などを明確に確認できますし、メンターから正しいフィードバックを受けることが、最も成果を出す方法です。
赤字の原因としては、全体的に販売価格が低いと言うこと、低在庫や売れ行きが良くない商品に対して広告運用していることでした。
もちろん、リサーチの段階で選ぶ商品力あっての話になります。
このリサーチ部分で全てが決まると言っても良いでしょう。
中国輸入OEMのリサーチ方法は以下の記事を参考にどうぞ。
↓↓
/https://hiyun.jp/amazon-ownbrand/
確かに、全く売れなくはないですが、ぼちぼち、、売れる商品に時間と広告を使っていました。
現在では、過去に販売した商品も育てる見込みがある物は様子を見ながら広告運用しています。
育てる見込みがある商品とは、『良い商品レビュー』が入っていて、且つ安定的に売れている物です。
ACOSが良くない場合でも、一応、売れる商品は広告を調整しながら、レビューや販売数を増やすことを意識して育てることが大切です。
ACOSとは、Amazonの広告で表す指標になります。
(使った広告費に対して得た利益の割合です)
ここでポイントなのですが、3ヶ月以降、経過しても、『広告の費用対効果』が悪化する一方だと、その商品は広告を止めて販売するという判断が良いと言われました。
もしくは、在庫処分するという選択肢があります。
また、商品が自然検索(SEO)に強くなるまで、1〜2ヶ月は広告を回して、売れ行きが良い商品のみ、在庫補充するタイミングでマニュアルも使って広告を運用していくのが理想だそうです。
何度も何度も言われていますが、
売れない商品に時間とお金を掛かるより、新しい商品をリリースしていく事が最短で成果を出し易いと言うことでした。
費用対効果の良くない商品に、まだまだ、育つかも?
という間違った判断が、広告で赤字になっている要因でした。
新規リリースした商品は1〜2週間もすれば、大体、商品の人気度が分かってくると、おっしゃっていたのですが、20商品も販売していくと、本当に目に見えて実感します。
なので、今後の流れとして、
2ヶ月経過してもACOSが良くならない商品は広告止めて様子をみながら、販売していくことが重要だと言われました。
売れ行きが良い商品のみ、広告を掛けて、商品ページを育てて行く流れです。
その方が確実に売上が伸びますし、利益(手残り)が増えていくということでした。
また、全体的な価格が低いものの判断目安としては、「セッション」が、そこそこある商品に対して、「ユニットセッション率」が低ければ価格を上げた所で売れないと!
逆に価格を下げて『売れる相場』を探る事が大切だそうです。
もしくは、クーポンなどを付けてお得感を演出することが良いそうです。
『ユニットセッション率』は最低2〜3%くらいが理想なので、それ以下だと商品の価格を上げることはお勧めできません。
また、レビューの数が増えてくれば、広告の費用対効果が上がってくるので、そのタイミングで販売価格を上げる戦略もあると言うことでした。
画像戦略については、訴求部分やデザインの見せ方など、ご自身で色々考えて試行錯誤しなければいけません。
商品画像に関しては、本当に正解がないと、、おっしゃっていましたし、僕も実際に取り組んでみて実感しています。
1番重要な事は、デザイナーに丸投げではなく、しっかりと、ご自身が理想とする完成度の高いデザインを追求して、伝えていかなければなりません。
実際、画像を作り込んでいない商品ページでもバンバン売れている商品も現状たくさんあります。
何はともあれ、品質とデザインで決まると言われました!!
確かに、商品力があれば画像を作り込んでいなくても、購入しますよね。
画像は、あくまで、きっかけに過ぎないので、画像では商品の伝えたい部分を訴求すれば良いそうです。
後、売れない商品は画像を変更した方が良いのか?
という事を質問したのですが、売れない商品は改善しない!
というのが答えでした。
売れている商品を、もっと良くする為に改善することがポイントです。
例え、画像を変えたとしても、目に見えて『セッション』や『ユニットセッション率』は変わらないとのことです。
実際に、師匠のビジネスレポートを見させてもらったのですが、やはり、今年の8月に新規リリースした商品のACOSは、費用対効果が良くない商品ばかりでした。
これを長期的に見て行くと費用対効果が良くなっていくそうです。
使える資金などで、個人差はありますが、師匠も中国輸入OEMを取り組んだ1年目は広告で赤字だったそうです。
実際に僕が運用している広告レポート画面をお見せします。
8月にリリースした商品の広告レポートです。
一番右に表示されている指標はACOSです。かなり良い指標で14%の商品もあります。
こちらの指標は、半年前に売れない商品に広告運用していたので、ACOSがかなり悪いことが分かりますよね。。
↓
確認していただくと分かる通り、以前にリリースした商品でも、広告の費用対効果が良くなっている傾向がありません。
恐らく、師匠のビジネスレポート画面とお話しを聞く限りでは、2〜3ヶ月以降になってもACOSが良くならない商品は広告を停止しています。
売れている商品だけに全力で投資して、売れないものは、改善など何もしないで、処分在庫として値下げして販売するというのが答えでした。
コンサルなどを受けて指導してもらった事を、そのまま実践することは正しい方向性ではありますが、プラスα応用力を生かすことが何よりも重要です。
ここで、差がどんどん開いてくると思います。
今後、中国輸入OEMを始める方は、失敗する前に、ぜひ、この記事を何度も読んで参考にしていただければと思います。
では本日は以上になります。