今回はセラースプライトを使ったキーワードで需要を知ることができる機能をご紹介します。
キーワードマイニング
キーワードマイニング機能を使うことで、キーワードをリサーチすることができます。
キーワードマイニングには「静的マイニング」と「動的マイニング」の 2 種類が用意されています。
・静的マイニング⇒検索キーワードを縦に深堀りするイメージ
・動的マイニング⇒検索キーワードの関連性の高いワードなども含めて、縦横に深堀りするイメージ
静的マイニングは単純に「キーワード」を含む検索数に着目している一方で、動的マイニングは検索経路に着目していることです。
動的マイニングを活用すれば、思わぬキーワードに気づくこともあるので積極的に使っていきましょう!
もう少しわかりやすく説明すると、
自分が調べるキーワードに絞って情報を得たい場合には「静的マイニング」がお勧めです。
予想もしない共起語なども含めて情報を得たい場合には「動的マイニング」を使います。
動的マイニングは静的マイニングと使い方は同じですが、関連キーワードの出方が異なりますので使い方次第で色々な戦略が立てられます。
使い方の紹介
セラースプライトのトップ画面で「キーワードマイニング」を選択します。
「静的マイニング」をクリックした後、国を「日本」に設定。
後は、任意のキーワードを入力して「リサーチ」ボタンを押すだけです。
検索窓に調べたいキーワードを入力します。
検索窓に調べたいキーワード「マット」と入力すると、関連性の高いワードを表示することができます。
「静的マイニング」と「動的マイニング」は、検索窓の上にあるタブで切り替えられます。
右側の棒グラフをクリックすれば、過去のトレンドを確認することも出来るのが特徴です。
特定のキーワードを入力すると「関連キーワード」「検索トレンド(季節性)」「検索ボリューム」「月間販売数」等の必要な情報を取得できます。
・所属カテゴリー
こちらはキーワードが違っても別カテゴリーでの販売実績を確認することができます。
・季節性
検索キーワードが季節に偏っている場合、該当の月が表示されます。季節性での需要が把握できるので、トレンド商品を扱う際に活用できます。
・人気度
キーワードがどのような検索流入に繋がっているかなど比較するのに役立ちます。
・月間検索トレンド
Amazonでの検索ボリュームの変動を見ることで、ヒット商品や季節性のある商品を見分られます。
これによって、参入するカテゴリーでの商品リサーチを適切に判断することができます。
・月間検索数
ユーザーの検索キーワードに対して市場規模の大きさを把握できます。
検索数は大きければ大きいほど見込み客が多いですが、少なすぎれば市場規模が小さいので売上向上には不向きといえます。
逆に大きすぎれば、適切な発注量のコントロールが出来なくなる可能性がある為、運用資金に応じて参入するカテゴリーを判断する必要があります。
初心者であれば月間検索数3000~15000(月間売上20~50万円)くらいの市場を目安にしていくのがお勧めです。
・月間販売数
どんなキーワードが売上に繋がっているのかを把握できます。
検索ボリュームが少なくても売上に貢献するニッチなキーワードが把握できます。
・クリック集中度
キーワードの寡占度合を把握できます。
どのカタログに対してクリックが集中しているのか、
これが高いほど上位 3 商品が売上をほとんど占めている割合が高いと判断できます。
(そのカテゴリーに参入できるかの指標となります)
・商品数
キーワードの検索結果に表示される商品数です。該当するキーワードに対して検索結果が少ないほどライバルが少ない傾向が高いです。ニッチなキーワードを探ることができます。
・市場分析
自分の商品が平均価格(ライバル)より安いほど売りやすいです。ポイントとして平均レビューが悪い市場ほど、商品を改良・改善できる意図を把握して差別化できます。
・ PPC入札額
広告費をかけて上位表示を目指す際のレッドオーシャン具合を把握できます。商品単価と比較して広告を入れるかの目安になります。
キーワードリサーチ
キーワードリサーチは、キーワードマイニングとは反対の使い方があります。
キーワードマイニングの場合、
このキーワードが「どのくらい検索されているか?」を調べるのに対して、
キーワードリサーチはこのカテゴリーで検索されているキーワードは何か?
ということがわかります。
これは、「売れ筋商品」を把握したい場合に役立つイメージです。
使い方の紹介
セラースプライトのトップ画面から「キーワードリサーチ」を選択します。 国を「日本」に設定し、詳細項目を自由に入力できます。
リサーチ結果画面はキーワードマイニングと似ており、トレンドグラフも把握可能です。
不慣れなうちは左上の「プリセットモード」で自動設定するのもおすすめです。
「人気市場」「検索急上昇市場」「潜在市場」「トレンド市場」など市場ごとに見やすい仕様になっているので、初心者の方でも簡単にリサーチすることができます。
初心者の方であれば月間検索数は 「5000〜15000 」件くらいを前提としてリサーチすることでライバルもそれほど多くないので戦いやすい市場となります。
目安としては月間100〜300個程度は売れる市場です。
もちろん運用資金に余裕があれば、月間検索数が15000件以上の市場を意図的に狙ってリサーチすることもできます。
その辺の判断はご自身の使える資金の許容範囲内で運用することが重要です。
キーワードトレンドリサーチ
キーワードトレンドリサーチは、直近数週間で検索に大きな変動のあったキーワードからトレンド商品を割り出すための機能です。 最近、起きている顧客のニーズ変化を素早くつかめるので、効率的に情報収集できるのが特徴です。
とは言っても、トレンド商品は短期で爆発的にヒットしたり一時的(季節需要)に稼げる商品なこともあり通年売れるものではないので長期的に安定して販売していきたい!という方はキーワードリサーチをお勧めします。
使い方の紹介
セラースプライトのトップ画面から「キーワードトレンドリサーチ」をクリックします。 左上の「日本」を選択したら、すぐ下のプリセットモードを使うのがおすすめです。
例えば「トレンド市場」を押すと、直近4週間で検索順位が 1 万以上アップ、4週間前と比べて検索上昇率が 10%以上のキーワードと関連商品が出せるよう自動設定されます。
プリセットモードでは、その他にも「人気市場」「検索急上昇市場」「潜在市場」なども調べることが出来ます。
ただし、人気商品や急上昇商品はライバルセラーも多い点は認識しておきましょう!
キーワード逆引きリサーチ
キーワード逆引きリサーチは、特定ASIN(競合の商品)がどのようなキーワードでユーザーの検索流入を得ているかを確認できます。
よって自分の商品ページのキーワード戦略(SEO対策)、スポンサープロダクト広告のキーワード選定の精度を上げることができますので、個人的にかなりお勧めです。
使い方紹介
セラースプライトのトップ画面から「キーワード逆引きリサーチ」をクリックします。 左上の「日本」を選択したら、検索窓に該当するASINを入力すると注目キーワードが表示されます。
検索窓にライバルの「ASINまたは、リンク」を入力します。
すると、下記のようにライバルの商品がどんなキーワードでどのくらいの月間販売数があるのか、
ということが丸分かりです。
よって、上記はお客さんが最も欲しいなってなった関連キーワードなので、商品カタログの内部キーワードやタイトル・商品説明文などの強いフィールドに紐付けることができるので、精度の高いSEO対策が可能になります。
まとめ
セラースプライトのキーワードに関連する機能を使えば、手動でおこっていたリサーチの難易度がかなり下がります。 これまですごく難しかった「情報の最先端に常にいる」ことが出来るようになります。 Amazon物販の初心者はもちろん、売上向上を目指したい方や、販売規模の拡大を考えている方はセラースプライトの導入を検討してみることをオススメいたします。